映画批評

アジア映画

民間系軍隊?「殺されたミンジュ」

開始1分から釘付け 見知らぬ男数人に追いかけられ逃げ惑う女子高生。暗い路地に追い込まれ羽交い締めにされた後、画面をガームテープでグルグル巻き。激しく抵抗するものの、バタバタ動かしていた脚がピタリと止まり命を落としてしまいます。彼女の死を確認...
ハリウッド

今の世に警鐘を鳴らしてるの?「帰ってきたヒトラー」

よく映画化できたのかが驚き この映画がよくぞ公開まで漕ぎ着けたのかがとにかく驚き。全世界にとっても負の歴史、ドイツ国民にとってはなおのこと。上映に際して、色々な団体が公開中止を求めた抗議があったことでしょう。日本に置き換えれば、日本を開国に...
日本映画

素人でも飛行機が操縦できちゃうの?「乱気流/タービュランス」

犯罪人を飛行機で輸送 連続レイプ犯の容疑をかけられ、飛行機で移動することになった犯人。「俺は無実だ。人間違いだ」と懇願する態度は、あーかわいそうにと同情を誘います。イケメンで賢そうで紳士的。こんな人がまさかとは思いましたが、作品が進むにつれ...
日本映画

年上女房が過ぎるでしょう「オカンの嫁入り」

タイトル通りではありますが タイトルからある程度の察しがつく本作品。平たく言えばお母さんの再婚。ただ作品としてのインパクトがないので、お相手は年齢は20歳近く年の離れたヤンちゃそうな男。さらにジェームス・ディーンを真似たオールバックの金髪。...
日本映画

あの世の世界を学ぶのに持って来い「TOO YOUNG To Die」

輪廻転生ってこうゆうことか 「生まれ変わったら、またあなたに出会いたい」って言葉をよく耳にしますが、必ずしも人間に生まれ変わるとは限らない。むしろ人間に生まれ変わるなんて、ほんの一握り。とこの作品を見て思いました。主人公の神木隆之介が、不慮...
日本映画

親子愛が溢れまくり「キトキト」

典型的な母子家庭 どこかで見たような母子家庭設定なので、落ち着くと言いますか、安心するといった感覚。父親がいないものだから、子供たちはグレまくり。母ちゃんは、子供が不憫にならないよう、それは馬車馬のように働き何とか高校に通わせるまでに。なの...
日本映画

ホラー映画と種類の違う怖さがたまらない。「黒の家」

コメディ映画と思いきや・・・ 監督が、あのそろばんずくの森田芳光監督、主演が大竹しのぶ、西村雅彦ですから、ハチャメチャなコメディ映画と思いました。設定は生命保険会社と保険金をだまし取ろうとする契約者との攻防。あれこれ理由をつけては、保険金を...
アジア映画

どうしようもない八方塞がり。「私を忘れないで」

交通事故で記憶を失くす タイトルからもある程度の察しがつく本作品。主人公は弁護士でバリバリのエリート。ある日、身体が大きく宙を舞うような大事故に逢い、記憶喪失に陥ってしまいました。10ヶ月のリハビリを得て、日常生活を1人で過ごす所まで回復で...
日本映画

犯罪なのに笑えてしまう「後妻の女」

後妻業って財産目当てのブラック稼業 結婚詐欺で多くの男性を殺めた女性がいましたよね。写真を見ると「どうして?」と僕なんか思っちゃいますが、長い間独り身でいると常識的な判断がつかないのでしょう。それと似たような感じがする今回の作品。妻に死に別...
アジア映画

ラブコメディですか・・・「パーフェクトプロファイラー命がけの恋愛」

韓国映画にハズレなし これまで数十本、韓国映画を観てきましたが、どれもハズレ無し。最近では、凶悪犯罪を扱ったチェイサー、ミステリ・サスペンス映画の少女は悪魔を待ちわびてが見応えありましたね。どちらもよくある映画のフォーマット、ハッピーエンド...