映画批評

日本映画

山瀬まみも出演していた「釣りバカ日誌」 シリーズ1作品目

期待値そこそこ 僕の中では、日本のシリーズ映画の最高峰と言えば「男はつらいよ」。シリーズを観終わった後の虚脱感といったら、半端なかった。そんな心のぽっかり感を埋めてくれるであろうと期待して見始めた。「釣りバカ日誌」。シリーズ1作目の感想はこ...
ハリウッド

難しすぎて、ついていくのにやっと「リンカーン」

登場人物とアメリカ議会の仕組みがわかりにくい。 上院、下院、超党派、保守派、加えて登場人物の非常に多いこと。メモを取りながらでないと話についていけません。それほど僕にとっては観るのに骨の折れる映画でした。 当時の議会の状況は? 憲法13条の...
ハリウッド

泣きどころ満載「ソウルサーファー」

実話なだけに泣けてくる 鮫に襲われ、左腕を失った女の子サーファーの話。当時、日本でもニュースに取り上げられましたね。襲われた直後はかなり危険な状況で命を失っていてもおかしくない状況。「生かされたことに感謝」という女の子のセリフにじわっと来る...
ハリウッド

ビン・ラディン隠れアジト発見「ゼロ・ダーク・サーティ」

9.11事件の首謀者発見までの長ーい道のり 平たく言えば、ビンラディン殺害までの話。当時はニュース速報で流れたほど、世界的にも大きな関心を集めました。この映画はビン・ラディンの隠れアジト探しからスタート。その道のりがいかに困難を極め、そして...
日本映画

映画「山本五十六」は小説通りだったよ

こんな上司だったら、さぞヤル気が出るに違いない いきり立つ新聞記者に説教されても怒ることなく微笑を浮かべずつ大人の対応。国から戦争と言われれば、反発をすることなく、全身全霊をかけて、事に臨む姿勢。こんな上司だから、多くの部下に尊敬されるのは...
ハリウッド

引きこみ力が半端ない「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」

夢の乗り物、飛行客船 飛行機がまだ長距離航続が難しかった時代、空飛ぶ乗り物として脚光を浴びた「飛行船」。豪華なラウンジに一流シェフによる贅を尽くした食事。そして、シャワー付ベットありの客室などなど。この映画を観て、本気で乗りたいと思った。マ...
ハリウッド

ハチャメチャが過ぎる「アンナ・カレーニナ」

何、不自由のない生活を送っていたのに・・・ 日本の士農工商のような身分制度が、帝政ロシア時代にもあり、アンナ・カレーニナはいわば貴族階級。豪華な宮殿に住み、住み込みの世話役を数多くかかえ、ほぼ毎日が社交界。しかも旦那は役人と来れば、将来にわ...
ハリウッド

不衛生でドン引き、「ジャックと天空の巨人」

空の上に広がる別世界を見てみたいと思うが・・・ ドラクエシリーズ、ワンピースに登場する空の国。お互い神に近い存在で、メルヘンな感じ。一度は見てみたいと思うが、この映画の空の国は、人喰い巨人が住む恐ろしい国。誰もが足を踏み入れたくない。願わく...
ハリウッド

独特の世界観の「白雪姫と鏡の女王」

中世ヨーロッパなのに、じゃない感じの世界観 雲をもつきやぶる山頂にそびえたつ白雪姫の城。眼下には彼女が統治する街並み。そのあまりものスケールの大きさに、この映画、金かけているなとひしひしと伝わり、冒頭で、引き込まれました。 衣装も独特の世界...
ハリウッド

期待していただけに・・・「Black&White」

あれ、ブラッド・ピットじゃないの マフィアらしき連中を圧巻の銃さばきでバッタバッタとなぎ倒し、作品としてのつかみはOK。いつブラッド・ピットが出てくるのとやきもきしましたが、そもそもこの映画には出ずガッカリ。ずっとMr.&Mrs. スミスと...