書籍レビュー

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武士はつらいよ。超高速!参勤交代

武士の世界も接待が必要 この作品を読んで、接待されたら土産品を持っていきなさいと当時の上司に言われたことを思い出しました。相手の接待に対する心からのお礼という意味。確かに接待する側でも、お土産を持ってくるお客様もいました。なんて気配りのきく...
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NARUTOほどじゃないけど忍者は強い「忍びの国」

伊賀は攻めるなと信長に言わしめた? 海外でもファンが多い日本の忍者。黒装束に見を纏い暗殺やら、金品強奪を生業にする彼ら。半端ない跳躍力やら、手裏剣の技などあまりにも作り話では?と疑ってしまうほど。じゃ、実際の忍者はどのレベルことができちゃっ...
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もっと評価されるべき忍城の勝利「のぼうの城」下巻

上巻までの流れをまとめ 2万を超す大軍勢の石田三成率いる上方。対するは領民を併せて1000をやっと超す程度の成田家。大方の予想を裏切り開戦を決意した城主、のぼう様こと、城主成田長親。さてどんな戦をするかと期待が膨らむ中、下巻ではその戦いの様...
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今までにはないキャラかも。「のぼうの城」上巻

村上海賊の娘に続いて ベストセラーの呼び声高い村上海賊の娘を読み、和田竜先生の作品にどっぷりとハマりました。てなわけで、こちらも話題となったのぼうの城を続けざまに読んでみたらこれまた面白い。上巻を読み終えたので感想をまとめました。 時代背景...
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戦国武将が霞むほどの強さ。「村上海賊の娘」

毛色の異なる歴史小説 吉川英治にはじまり、司馬遼太郎、山岡荘八、宮城谷昌光などなど、歴史小説の人気作家の作品は一通り読んできました、この村上海賊の娘の作者、和田竜さんの作品は初めて先に挙げた作家は、その時代に合わせた言葉のやりとりが中心。御...
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フィクションとは言うものの・・・「トヨトミの野望」

久々に読む手が止まらなかった小説 某自動車メーカーをモチーフにした架空の自動車メーカーを描いた本作品。今からちょうど20年位前から話が進み2016年現在までの流れを追っています。小説に出てくる出来事、例えば世界初のハイブリッドカー誕生やら、...
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たまには小難しい本もいい。「失敗の本質」

今さらながらの失敗の本質 この本が話題になったのは今から数年前。その後、失敗に類似する本が続々発売されたのも、この本のヒットが少なからず影響していたのだと思います。と言う訳で、いつか読んでみようと思っていました。ここ最近、ベストセラー系の小...
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ママ友つきあいも大変だよ「森の眠る魚」

話題の作品だったので 本作品もアメトークの読書芸人が推薦していた作品。教団X、コンビニ人間に続いてこれで3作品目。森の眠る魚もご多分に漏れず、面白いと呼べる作品でした。内容は、幼稚園に通う子供を持つママ友のお話。最初は一緒に食事をしたり、お...
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歴史を動かした?幕末商人「グラーバーさん」

ドラクエ武器商人はみたいなもの? ドラクエに出てくる武器屋さんやら防具屋さん。勇者が成長するためには欠くことのできない存在。レベルが上がるに連れて強力な武器を提供してくれる。彼らなくして大ボスを退治するのは不可能。と、ドラクエの武器屋のごと...
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タイトル通りだった「コンビニ人間」

読書芸人が推薦していたので 最近、読書芸人推薦の小説を読むことがある種パターン化している僕。教団Xに続いて、読んだのがコンビニ人間読書芸人のほとんどがべた褒めしていたので、迷うことなくKindleでポチッ芥川賞作品と聞くと、どうも小難しくて...