書籍レビュー

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話題の「教団X」を読んでみた

きっかけはアメトーク 読書芸人の会で、全員が口を揃えて大絶賛していた教団X。Amazonもこの話題に乗っかれとばかりに読書芸人が推薦した本ということでセールを実施していました。Kindle版の教団Xが販売されていたので躊躇なくポチっと。読了...
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幕末官僚の水野忠徳の何が凄いって。そりゃー為替レートの適正化でしょ。

ここにも英雄がいるよ~ 幕末というとどうしても薩長などの反幕府の志士に目が行きがちだけど、幕府側にもこんな素晴らしい人がいますというお話。その方のお名前が水野忠徳という外交官。彼の立場は、今で言えば外務官僚。クセの強い外国人を相手に一歩も引...
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中国歴史にその名を残す名君「重耳」を読み終えて思うこと

古代中国の歴史を振り返る 宮城谷昌光先生の中国歴史小説にはまってから早10年。楽毅、孟嘗君 、呂不韋、太公望、管仲などなど。これを時系列に読むとまぁ、春秋戦国時代の中国歴史を知るのにもってこい。各国の力関係が時代ともに変遷していくのは読み応...
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両さんから時代の空気を感じる|1982年代初頭

当時の世相を知るには持ってこい こち亀無料読みアプリを掲載年代別に読み始めて気づきました。当時の世相や慣習、流行、価値観などなど。今振り返って見ると時代、時代の空気を感じることができて、こち亀の新たな魅力を発見することができました。今からお...
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ストップひばりくん。80年代ジャンプの隠れた名作

今から30年前も昔の話ですが・・・ 週刊少年ジャンプを買い始めたのが今から約30年前。当時の連載漫画は風魔の小次郎、キン肉マン、アラレちゃん、両さん、キャプテン翼などなど。今考えると何と贅沢なラインナップなことでしょう。これらの人気作品に負...
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僕に響いたワード。「人類資金

首切りに怯える中高年層は後進に範を垂れられず、就職氷河期を経て社会人になった若者たちは保守化傾向を強める。将来の展望はどこからも示されず、それまで外側に向かっていた人の興味は己の内面へと沈降した。大人たちは〝癒し〟を求め、若者たちは〝自分探...
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「項羽と劉邦」対照的なリーダーのお話

司馬遼太郎作品、項羽と劉邦 歴史小説好きの人なら必ず通るであろう項羽と劉邦。初めて読んだのが高校生の時。当時、三国志にドハマリ。三国志ロスを穴埋めしようと手を伸ばしたのが項羽と劉邦。三国志と比べると個性豊かなキャラが少なく、物足りなさは感じ...
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雑誌「VERY」編集長のコラムを読んで思うこと

今時を知るにもってこい 朝日新聞の土曜版に、VERY編集長によるハンサムマザーはとまらないというコラムが連載されています。今時のママについて解説している時は、友人のかみさんがこうゆう思考で育児をしているのかと参考になります。 井川遥さん卒業...
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えっ、あの史実は虚構だったの?「明治維新という過ち」

幕末好きが読んだら・・・ 近代日本を切り拓いた様々な人物が活躍した幕末志士。薩摩藩の西郷隆盛、大久保利通、長州の高杉晋作、吉田松陰、桂小五郎、そして坂本龍馬などなど、日本の歴史を振り返ってもここまで役者が揃った時代はなかったでしょう。日本の...
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香乱記|項羽と劉邦、そして田横

項羽と劉邦ばかりじゃないよ、秦滅亡期 暴君の始皇帝がなくなり15年という短い期間で滅亡した秦国。その後の中国統一に向けて項羽と劉邦が激しい戦いを繰りげ、劉邦が目立たく天下統一を果たす訳ですが、その2人に負けずとも劣らない英傑がいたました。そ...