中国市場でシェア右肩下がりの日本メーカーだけど・・・。

クルマ 紅自動車業界

2008年からダダスベリ

2008年当時、中国市場における日本車メーカーのシェアは約30%。それが2013年は20%を下回るまでになり、2008年と比べたら約10%ダウンと寂しい限りの状況・・・。

中国

逆に、販売台数は右肩上がり

日本車メーカーのシェアは落ち込みをよそに、中国市場の販売台数はうなぎ昇り。2008年、1000万台に満たなかった台数は、2013年には2000万台越え。アメリカの1560万台(オートデータ 2013/12/3速報値)を抜き去り、堂々のワールドチャンピオンの座に。すんごいですね。

中国,クルマ

民族系シェアがNO.1

国別シェアでは、中国メーカーーが圧倒的に高く約40%。次いでドイツ。日本車は3位の座に甘んじている状況。しかも虎視眈々と3位の座を伺う米国との差は、僅か4ポイント。しかも米国は対前年比、22.6%と大幅に伸ばし、日本は15.6%の伸び率。ウカウカしていると刺されかねない状況。(資料:中国汽車工業協会発表、各種報道より)

 2013年12月2013年1-12月累計
台数(万台)シェア(%)前年同月比(%)台数(万台)シェア(%)前年同期比(%)
民族系75.9842.810.3722.2040.311.4
日系34.9619.760.9293.0616.415.3
独系26.6215.026.6337.2518.818.0
米国系19.6711.123.2222.1512.422.6
韓国系14.578.22.6157.758.817.7
仏系5.102.926.255.263.125.6

中国,クルマ

見直されるんじゃない的な楽観論

とは言っても、壊れにくい、長持ちする、コスパが高いということで、中国メーカー、米国メーカーに流れていたユーザーも戻ってくるのでは?クルマの買い換えサイクルとしては、7年目に当る2014はちょうど買い換えのタイミング。(中国はもっと早いか)。環境規制も都市ごとに厳しくなるかもれしないし、排ガス性能にも優れた日本製なら復活の可能性はあるかも。頑張れ日本!!

日経ビジネス NO.1725より

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