これからの値付けの主流?変動価格導入事例

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身近な所で航空チケット

ITの進化により、柔軟に価格を変更することが容易になりました。

需給状況、過去の売上情報、天候、季節による需要変動などなど。

これらの情報を分析して、その時々に応じた値付けを決める。この変動価格制を今どきの言い回しではダイナミックプライシングと呼ぶようです。

このダイナミックプライシング、今になって始まったわけではなく、古くから行われていました。

身近な所で行けば航空チケット。年末年始、お盆、GWなど需要が増える時期には必ずお値段が高騰します。

これをさらに進化させたのが日本航空。これまで路線別にダイナミックプライシングを導入していましたが、乗り換えには対応できていませんでしたが、新システムを導入することで、例えば「札幌から羽田を経由してロスアンゼルスへ」というコースにも変動価格を提示できるようになりました。

これにより客単価は前年に比べ4000円弱アップ。増収というめでたい結果を出しました。

飛行機

アパホテルで有名に。ホテル業界も

この航空チケットの変動価格制に目をつけたのがアパホテルです。

閑散期と繁忙期で異なる価格設定をすることで、部屋の稼働率アップに成功。

この成功により、ホテル業界でも変動価格制が普及。女性向けカプセルホテルのMAYU TOKYO WOMANもそのひとつ。過去の宿泊データなどから最適な価格をリアルタタイムで更新。さらに凄いのはホテル付近で開催されるイベント情報なども値付けのネタとして活用している点。。ジャニーズのコンサートがあれば宿泊需要を跳ね上がると読み、宿泊費を上げるとか。

過去の需給データのみならず、イベント開催も価格を左右するネタになるというのは驚きました。

ホテル

スポーツ観戦の世界でも

野球場などでは自由席、ネット裏、ベンチ裏などなどゾーンによって値段を変えています。

が、ダイナミックプライシングでは、ゾーンではなく席ごとに値段が変えてチケットの売り切りを行っています。

その仕組を導入しているのがJリーグ。当初の値付けから5000円以上値上がりすることあれば、値を下げることもある。これがリアルタイムで行われています。

しかも値段を上げても、しっかりと売り切るというのだから、この分析力は只者ではありません。

現在、ダイナミックプライシングを導入しているチームは6チームと少ないですが、今後さらに広がりの見せると思います。

スポーツ観戦

行き過ぎると消費者不振をかうことも

ここまでダイナミックプライシングを紹介してきましたが、どこか足元を見られているようで気分が悪いという感じもします。

あまりに行き過ぎると消費者不振を招くことも大いに考えられます。

値段が下がる分にはいいんですけどね・・・。下方向に変動していく分には納得できるのですが、価格が上がるのはちょっと・・・

値段アップの理由がつけば納得がいくと想うのですが・・・

普及するまでにはもう少し時間が必要かなと思います。

コメント

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