シリコンバレーで今熱いよ。ブルーオーシャン調理家電

Nomiku新商品・サービス

ネットに繋がるが肝

電子レンジ、オーブン、炊飯器などなど調理家電と呼ばれるこれらの家電。とにかく他の電化製品異なり、価格よりも質を求めるユーザーが多い。例えば炊飯器なんかは、その最たる例ではないでしょうか。お金を惜しまずとにかく良いものを購入する傾向が強いと思います。

このように価格では性能、機能をウリとしている調理家電が次の局面に入っています。

それが繋がるというトレンド。ネットに繋がることで、調理家電を中心とした新たなビジネスが生まれようとしています。

食材をセットにしたビジネス

新製品のオーブン発売のタイミングに合わせた食材ビジネスを展開するシャープですが、海の向こうではこのビジネスを先行しているベンチャーがあります。

その名もノミク(Nomiku)

サイトを見る限りですが、食材は冷凍食品。んで、NOmikuが提供するネットに繋がる温度計みたいな機器をお鍋にセット。ここからが予測なので実際にサイトをご覧ください。

温度計なる機器はネットに繋がっており、冷凍食品の袋に印字されたマークをこの機器に読み込ませる。

すると、機器の方が、この食材は熱湯で◯分と素早く計算。で、出来上がる頃には音でお知らせというもの。

つまり、この冷凍食品をピッとすると、ユーザー側の消費量をカウントできるわけです。で、食材がそろそろ底をつくタイミングを見計らって、また配達してくれる。自分でも自由にメニューを選ぶことができ、その蓄積された注文を別に、おすすめメニューを提供してくれるというもの。

既にこの手の食材宅配サービスは日本でも展開されていますが、基本家族向け。こちらのサービスは単身で忙しく、なかなか料理ができない。けど健康に配慮したいという人向け。

あのサムスンが出資していることを考えると、将来有望なベンチャーと言えますね。

Nomiku

焼き色を見ながら自動調整

続いてはAI機能付きのオーブン。こいつはとにかくかしこい。食材の焼き色チェックにNVIDIAのGPUを使用。まるでクルマぶりのお金をかけっぷりですが、この画像の様子をAI側で認識し、火加減を調整し、色ムラなくこんがりとした焼き具合を実現します。

なので、食材によってタイマーをセットする必要はなく、ボタンをポチっと押せば後はオーブン任せという時短化したい人にとっては大変ありがたい機能と言えます。

オーブン

AIスピーカーが核となる

で、これらの家電がAIスピーカーとつながり、さらに自動化が進むようになると、AIスピーカーを制すれば家電を制するととも言えますね。

まだ群雄割拠の時代ですが、例えばAmazonの企画がデファクトスタンダートになるとか、そういった時代が来るかもしれませんね。

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