ポケモンGOと社会の共生

ポケモンGO新商品・サービス

大人気ゆえのトラブル

ポケモンGOのフィーバーぷりが一方では歓迎されていない。

民家や立ち入り禁止区域に侵入したということで、日本上陸前から懸念されていました。

で、実際に日本でのサービスが開始して以来、アメリカとははちょいと異なるトラブルが発生しています。

ポケモンGOによる交通事故

配信開始から12日間で全国で59件の事故、交通違反が727件発生。最近高速道路を乗っていても、スマホ操作取締強化中の看板がやたらと目につきます。

先日の新聞には死亡事故も発生したようで、益々、スマホ操作の取締が強化される感じがします。

高速道路

ポケモンを出現させないで要請

事故やトラブルを懸念して、JRなどの全国の鉄道事業者がポケモンが出ないよう要請。大きな事故を未然に防ぐという理由からでしょう。

他にも宗教施設や広島市や長崎市の原爆死没者を慰霊する公園内にポケストップや事務の削除を要請したりと、このようなポケモン出現させないで要請はあらゆる所で見受けられます。

神社

そもそものポケモンGOの意義とは

ナイアンティックのCEO、ハンケ氏いわく「人を外に連れ出すことは社会にとって良いこと」という信念を持っています。

日本でもひきこもりの子供が外に出るようになったという事例も報告されている通り、社会にとっては良いことを実現させています。

ニート

事故トラブルの対策も

さらに事故やトラブルを未然に防ぐために、注意喚起の表示をしつこく出したり、高速の移動を感知した際、ゲームを中断し、運転者ではないかどうかを確認する機能を追加。

この迅速な対応は素晴らしい。

話し合っての結論

またポケモンを出現させないでの要望に対しては、申請者との話し合いをし、自分たちの理念・考えを伝えるとともに、それでもというならば削除するなど、そのブレない信念にも共感が持っています。

ナイアンティックの話を受けて、それならばということで、出現させないでの要望を取り下げる所も出てきています。

商談

新しいモノは何かと物議を醸す

テレビが普及した際は、一億総白痴化と揶揄されたり、携帯電話が普及した際も、トラブルが絶えず社会問題にも発展した歴史があります。

テレビに関しては、今では、そのような事を言う人は皆無、携帯電話に関しても、啓蒙活動のおかげか、しっかりとマナーを守って使われており、新聞にデカデカと携帯の使い方にモノ申すなどといった記事も掲載されません。

と考えると、ポケモンGOの利用者の中でも、マナーを守って遊ぶという意識が次第に浸透していき、それにより社会との共生もなるのかと思った次第です。

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