新聞でよく見る「経団連」って何?

経団連ってよく耳にするけど・・・

賃上げやら、就職活動の開始時期などなどで、よく目にする。大企業のお偉いさんが集まる団体としか理解していなかったので、その歴史、組織のありようについてまとめました。

発足は1946年

この団体は発足は戦後間もない1946年。かなり歴史のある団体なんですね。当時は日本の経済復興を目的に、政治家に対し年100億円も献金していたのとのこと。

当然、政府に対する影響力も現在に比べるとかなりものでした。

2代目会長は鳩山一郎に首相退陣要求をつきつけたり、4代目会長は行政改革の先鞭をつけました。

といった具合に、政府とある意味、対等な立場で経済復興に向けて日本企業の発展に貢献してきたのです。

潮目が変わった1993年

経団連の強さの源泉は政治献金でしたが、1993年のゼネコン汚職事件をきっかけに業界ごとに献金額を決める斡旋方式の政治献金を停止しました。

この事件をきっかけに政治献金という行為に、悪いイメージがつきました。

続いて2010年には、企業業績の悪化などもあり、献金自体も停止。政治献金の減少に比例するかのごとく、経団連の影響力も低下していきました。

今では政府の御用聞き

が、これではまずいという訳で、2014年から政治献金を復活させます。というのも、2013年に政府と経団連の関係がこじれてしま、政府主催の経済政策の会議に呼ばれなくなってしまったんです。

てなわけで、関係修復を狙い、政治献金を復活させたのでしょう。

が、その後の関係はと言えば、安倍さんから繰り出す賃上げやら就職活動の後ろだおしなどの要望を唯々諾々と受け入れる団体となってしまい、昔の政府と対等な関係というのは見る影もない状態です。

海外諸外国との戦いにどうする

経団連には、その下に業界団体があります。車ではあれば自動車工業会などなど。実務レベルはこの業界団体が行っていると言えるでしょう。

海外にもこのような団体があり、進出国に対してのロビー活動などを行い、自国に有利な政策を立ててもらえるよう交渉にあたっています。

業界を代表しての交渉ですし、自国の今後の発展を占う大事な交渉ですから、俄然力も入ることでしょう。

が、タイではドイツの業界に遅れを取り、ドイツ自動メーカー有利、日本勢不利のような政策が決まったようです。

経団連の弱体が、団体を構成する業界団体の弱体化も招いているとも言われ、海外勢と伍して戦っていくには、経団連の復活が待たれるといった感じがしました。