今、東南アジアが熱い。

GDP3000ドル突破だって

東南アジア域内の国で構成されるASEAN(東南アジア諸国連合)。加盟国は10カ国。タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどなど。

それまでは新興国とみなされていましたが、GDP(国内総生産)が3000ドルを突破。このボーダーを超えると、個人消費が大きく伸び、消費の質も先進国に変化していくと言われています。

ちなみに日本のGDPは約5000ドルですが、シンガポールやブルネイは、その数字を上回るGDPを達成しており、著しい成長を遂げています。

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家電は普及価格帯からファンづくり

経済的に豊かになりつつある東南アジア。その消費性向をまず家電で見ると普及価格帯の商品から高額商品へのシフトが散見されるとか。

冷蔵庫で言えば約30万円。日本の消費者でも一部のお金持ち位しか購入しないのでは?と思います。

それをある一定のボリュームで購入する層が出てきているといのですから、この経済成長は本物かと。

ちなみに消費性向としては、それまで使っていた普及価格帯からグレードアップする傾向が強いようで、使い慣れたメーカーを引き続き購入する人が多いようです。

となると、高価格帯に絞って商品展開する日本製にはなかなかスイッチしてもらえず苦戦しています。

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ブランドスイッチが難しいビール

続いてビールのお話。ASEAN内でNO.1の消費量として知られるベトナム。この地に日本勢のサッポロビールが参入していますが、状況は芳しくありません。

というのも、ベトナム人の気質なのか、昔から馴染みの商品を愛飲し続ける傾向が強いようで、新参者にはなかなか手をだしてくれません。

お店にのりつけて、バイクに乗ったままで「いつものちょーだい」と言えば、店員は、いつものビールを差し出す。

日本のように陳列されたビールの中から商品を選ぶという状況はなかなかありえない。

となってくると、ブランドスイッチの機会も減ってしまうわけです。

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自動車保有をスキップしてシェアが主流

最後にクルマにまつわるお話。バイクが幅を利かせる東南アジアにあって、クルマは成功者のアイコンとして見られていましたが、そんな価値観も先進国の仲間入りを目前とした国では廃れてしまっているのでしょう。

今ではライドシェアが幅を利かせ、移動の足はもっぱらライドシェア。

移動中もスマホ片手にSNSができたりと何かと便利な所が受けているようです。

逆輸入もあるかも

この先、日本よりも先を行くような消費傾向が見られるかもしれません。

東南アジアで学んだ内容を日本に逆輸入する日もそう遠くないかもしれませんね。

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