有期雇用労働者から無期雇用労働者でも、素直に喜べない理由

非正規社員の契約状態とは

契約社員やパート、アルバイトなどは、半年や1年など短期的な契約を更新し続け雇用が継続していくという流れ。飲食店で4年近くバイトに明け暮れていましたが、そんな契約更新なんて儀式は一切なくただただ働かされていました。

恐らく契約社員の方々はそうなんでしょうね。となると次の契約更新の時の結果が、自分の仕事ぶりを評価されるわけで、会社にとって期待通りの成果を挙げれば、契約更新。期待通りのパフォーマンスを発揮できなければ契約満了となり、まるでプロ野球選手のようにシビアな世界だということに気付かされました。

そんな不安を抱えながら仕事に向き合うというのは、そうとうしんどい話。まして家族持ちの人ならなおさら。

契約日近くになったら、ソワソワして仕事も手につかないことでしょう。

非正規社員

一方で人手不足問題

とは言うものの、今世間では人手不足が深刻な問題になっています。高い時給を設定してもなかなか人が集まらないというのはよく聞く話。

てなわけで、非正規社員を正社員化する動きが様々な企業で見られます。

この状況の変化を見てか、国も企業の雇用改善を狙ってなのか、はたまた非正規社員の環境改善を狙い、契約期間が通算5年以上になった場合、無期契約に変更できるというルールを2018年4月から適用します。

これで長期間、非正規社員として働いている人も不安なく仕事集中できる環境を手に入れたわけですが、事はそう簡単な話ではないみたいです。

非正規社員

あまり知られていない無期契約

まず、このルールの適用が非正規社員の間であまり知られていません。自分が無期契約の資格がありながらも、認識していないという事実。

ので、長く勤めていた会社を退社することとなり、後からルールのことを知り、残念な思いをする人もいたりします。

一方、知ってはいるけれど、それを会社に言いにくいという事実。無期契約を申し入れたことで、会社との関係がギクシャクするのもあれですし、自分から言うのはやめておこうという人が一定数いることは間違いないでしょう。

非正規社員

契約期間よりも給与アップ

しかも、この無期契約を知っていながらも、申し入れしたいという人があまりにも少ないといこと。

冒頭で、不安に苛まれて仕事も手に付かないと触れましたが、それはそれとして、なったら致し方ない、次を探そうという意識の方が高い感じがします。

それよりも給与・待遇改善を会社に望むというのが圧倒的に多いとのこと。正社員とほぼほぼ同じ業務をこなしているのに給与は大幅に少なく、訴訟騒ぎにもなっていますし・・・

この先、非正規社員の雇用環境はどうなっていくのでしょうか・・・

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