企業も特待生制度を導入

スポーツ推薦組に羨望の眼差し

高校時代にスポーツ推薦枠で入学してきたお友達。

全国レベルの実力だけあって、推薦されるのも無理はない。学校も学力が劣る点は多少目をつぶっていたことでしょう。

だって、彼らに求められるのはスポーツで結果を残し、母校の活躍を知らしめることがミッションなのですから。

勉強はそこそこに、好きなスポーツに集中できる彼らの学校生活をうらやましがっていたのは、僕だけではないでしょう・・・

グローバル化で早めにつばをつける

ところ変わって企業の場合はどうか。新卒で大量入社してスタートラインは一緒。学校と違って特別枠で入社してきた人はいませんでした。

が、時代の変化とでも言いましょうか、人材の流動化、グローバルでの戦いが激しさを増すようになり、スタート地点から特別枠で入社させる制度があちこちの企業で取り組み始めています。

この状況を、これから入社する学生さん達はどう感じているのか。

私も特別枠で入社できるよう頑張ると発奮するのか、はたまた波風立たずに、細く長くサラリーマン人生を選択するのか。

僕の見立てでは後者の方が多い気がしますが、特別枠を設けている企業の募集の多さから考えるに、今の学生さんはかなり意識高めというのが見て取れました。

JTの幹部候補選抜システム

JTでは、年齢別に選抜枠が設けられていており、各年代の選抜枠から漏れることなく突き進むことができれば、めでたくボードメンバーに名を連ねることができます。

とは言え、与えられるミッションは相当ハードルが高いもの。これを何十年もやるとなると気が狂いそうになりそうですが、経営を担う人材は、こんなことではへこたれないのでしょう。

強いメンタルも経営者の資質の1つなのですから。

くら寿司もグローバル人材育成に本気

回転寿司のくら寿司もそう。選ばれし新入社員は、早くから現場改善案などを錬るなど、それってもはや職制クラスのお話。

で、入社4年で部長就任もありえるというのですから、思い切った人事制度だと思います。

が、この位に刺激的なことをしないと優秀な人材は集まらないし、グローバルでは戦っていきないのでしょう。

経営者目線を養わせる三菱商事

最後に三菱商事のお話。経営者的視点を学ばせるために、若いうちから関連会社の社長に就任させるというもの。

そこで得た経験、知見を将来に役立てて欲しいという狙いがあります。

30代にして、30人の社員を養う会社にボスになるという人もでてきており、三菱商事はなんて、人材の宝庫なんだと思った次第です。

特待生制度は必要

これらの企業の取り組みを見るに、特待生制度は必要なのかなと思った次第です。

一方で、特待生に負けるかという発奮する通常入社組を狙っているとも取れ、人材育成の難しさを知った次第です。