外食産業に忍び寄るデフレ

財布のヒモが緩かったのは今は昔

アベノミクス絶好調だった数年前は、ちょっと高いメニューだろうとそこそこ売れていました。

例えば吉野家の牛丼がそれまで並盛り280円だったのを330円に値上げ。客足も減るこなく順調に売上が推移していたのは、景気上向いている心理的な余裕がそうさせたのだと。

ところが2016年になると、消費者の財布のヒモはキュッと締まるばかり。外食産業も、これではまずいと価格重視の戦略に舵を切らざるを得なくなりました。

低価格メニューの復活マクドナルド

最近、客足の戻ったですが、そんな好調っぷりに水を差すような今日のデフレ志向。

機を見るに敏なマクドナルドは、早速2016年9月に、平日ランチのテコ入れとして新メニューを発表しました。

ビッグマックセット400円(税込み)、てりやきマックバーカー550円(税込み)。

お小遣いが絞られているサラリーマンにとってはありがたい価格帯。社食に飽きてきている、新居購入でランチを節約しないと・・・・と思っている層に十分、響く価格帯です。

マクドナルド

吉野家も負けてはいません

早くて安い、ランチ時間を有効に使いたい時には重宝する牛丼チェーン

数年前には牛丼並盛り380円と強気の値上げをしたでしたが、今では客単価こそ上がれど、客数現象に悩まされています。

客数減少を食い止めるべく投入されたのが豚丼330円、さらに豚しょうが焼き定食490円を投入。

財布のヒモがガチガチな層をこのメニューで取り込もうという戦略に出ました。

1fa040e7ec1da0f1094a727c845034b4_s 牛丼

500円台メニューで好調、

マクドナルト吉野家の戦略を見ると500円台が、節約志向の消費者に響く価格ということが見てとれます。

長崎ちゃんぽんも既にこの傾向をいち早く察知したのか、2016年3月にまぜ辛めんを540円で販売。

この価格戦略が10~20代の客層をお店に戻すことに成功したとか。

この成功に気を良くした長崎ちゃんぽんでは、今後も500円台のメニューを積極的に投入していく模様。

長崎ちゃんぽん

デフレ化進んでいるみたいです・・・

これらの外食産業を見るに、デフレ化は既に始まっていますね。

日本フードサービス協会の会長のコメントによれば、長期トレンドで見ると、今はデフレ傾向のトレンドであり、さして驚くことではないと。数年前の好景気も下りの山にちょっとしたコブが出ただけであって、大きな流れで見ると下っているそうです。

ならば、いつ頃、その底になるのかが気になる所。

早くを底をついて上昇トレンドに入って欲しいものですが・・・

4年後の東京オリンピックまで待たないとダメなのかな・・・。ちょっと長すぎる気がするんですけど・・・