シニア向け運転講座始まる

ママ向け運転講座は聞いたことあるけど・・・

世の流れと言いましょうか、最近ではシニア向けの運転講座が始まりました。運転技術が落ち込んだシニアを対象とした実技型の講座です。

この種の運転講座は主に女性向け、またはスポーツドライビングを楽しみたい層に向けてメーカーが主催者となって実施していました。

自車の販売促進という側面はありありですが、シニア向けはどちらかと言うとメーカーの責任、社会的要請の声に応えた格好と言えます。

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ダイハツの取り組みが先を行っている

軽自動車販売NO.1のダイハツが今年に入り、シニア向けの運転講座を静岡、広島、三重県の3県で実施しました。

内容は認知症対策。脳に刺激を与え続けることで、認知症の進行を遅らせる、留める、未然に防ぐというもの。

脳科学的に言うと並列処理機能の維持というもの。

初めて知りましたが、運転という作業は同時並行で様々な作業をしているんです。

左折一つを取っても、後方を確認にして、んで、サイドミラーで側面を確認。次いでウィンカーを出してハンドルを切る。

この動作、今では無意識に連動して行われている作業なのですが、年と共にこの連動性が低下していくというもの。

左にハンドルを切ったものの、ウィンカーも出さず、サイドも確認しないものだから、バイクを巻き込んでいたなど、そういった事故が起こり得るということです。

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社会的責任もあるけど、明日の飯のため

ダイハツのこの取組み、シニアの事故多発問題を受けての実施という側面もありますが、将来の国内販売の先細り阻止という側面も。

新車購入に占めるシニア比率は約2割と他メーカーと変わらないものの、既に購入した人達、つまり全ダイハツユーザーで見ると、シニアの比率がグンと高まるとか。

なので、これらの人達が認知症の傾向ありと診断され、免許を取り上げられるということは、ダイハツにとっても貴重なユーザーを失うことにも繋がります。

ならば、若年層を狙えばいいと思いがちですが、これがさらに輪をかけてしんどい作業。

ならば既存客の代替えをメインに据えた方が、まだ販売を伸ばせると踏んだのでしょう。

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各社も続々シニア向け参入

国内自動車メーカーでは、ダイハツのような運転講座までは実施しないものの、たいさくを講じているところもチラホラ。ホンダは運転教室なるものを開催し、社内外にカメラを設置し、ドライバーと講師で問題点をチェックするというものを行っています。

トヨタも認知機能を診断できるプログラムを実施しています。

このようなシニアを対象とした取り組みですが、今後は当たり前のように実施されるのでしょう。

免許と同じくらいに、認知症の疑いなしパスカードなるものが発行され、それがないと乗れない、買えないという日がくるかもです。

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