七転び八起き。諦めないがヒットの鍵。カゴメ スムージ

カゴメと言えばトマトでしょ。

自分の中でのと言えば、トマトジュースというイメージしか持っていません。

その派生ジャンルと言うかたちで、ここ数年お世話になっている野菜ジュースがあるというもの。

基本的に健康という切り口が商品が多い中で、トマト、野菜に次ぐ第三の柱として、近年、スムージの育成に取り組んでいます。

今でこそ、カゴメ スムージとしてヒットはしているものの、そこまでの道のりはかなり大変だった様子

今回は、その苦難を乗り越えヒット商品に成長させた話をまとめてみました。

スムージー

市場に迎合するな

今ではすっかり市民権を得ているスムージー。耳にするようになったのは2014年頃。スムージー専門店が話題になったり、自宅で簡単に作ることができるという訳で、ちょっと話題になっていました。

その市場の変化に乗っかれとばかりに、カゴメでもスムージー関連の商品開発がスタートしました。

流行り物は廃れるのも早い。息の長い商品になるか分からないものの、一気に舵を切ったというのは思い切りの良さを感じました。

で、上の方からお言葉は「とんがった商品を作ろう。飲みやすい商品は作るな」とかなり振り切った内容だったとか。

市場は自分たちが作る。今あるものを追随するような商品ではすぐに廃れるとでも思ったのでしょう。

新鮮さにこだわり賞味期限は2週間としたものの、お店では扱いにくい商品となり、消費者からも「青臭い」といった辛辣なコメントをいただくなど散々なスタートとなりました。

発売から3ヶ月後にはピーク時の1/10まで売上が落ち、第三の柱になるのは厳しいか半ばあきらめモードといった感じ

スムージー

巻き返しが凄い

このお店と消費者の声に真摯に受け止め、再チャンレンジをした所に大きな意味があります。

従来、新商品が不発に終わると、営業と開発で責任のなすり合いが始まり、不振の原因を探ることなく、市場から消え去ってしまうのが一般的です。

が、カゴメの場合は、賞味期限を伸ばしたり、消費者がスムージーに求める味を再度徹底的に調査。シャキシャキとした歯ごたえが楽しめるように、製造法の見直しに始まり、原料のほうれん草を変えるなどして、消費者の声に応える形で改良を続けていったのです。

さらに驚いたのは当初のコンセプトとツィッターのコメントを着け合わあせて、コンセプトにズレがないか、消費者の求めるポイントはどこか?というのを発売後も追跡しては味の改良をしているとか。

飲む

まとめ

発売して終わりではなく、継続的に市場の声を拾い、商品力に磨きをかける取り組みは、色々と示唆に富み参考になりました。

やはりヒットさせるぞという執念が強ければ強いほど、商品は育つなと思った次第です。

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