本業回帰で復活。龍角散

龍角散にはお世話になりっぱなし

僕と龍角散との接点と言えば風邪をひいた時。必ずと言っていいほど喉の痛みを伴う風邪に見舞われ、その際、必ずと言っていいほど龍角散ののど飴にお世話になっています。

競争の激しいコンビニにおいて長い間、棚をキープできているということは人気商品の証でしょう。

のど飴関係は競合も多いものの、一等地をキープできるのは他にはない老舗感安心感からあるからでしょう。

パッケージも、どこか歴史を感じさせます。

のど飴

20数年前は大変だったみたい

現在の社長が就任されたのが今から約20年前。前任は社長のお父さんでした。会社の経営と言えば売上が約40億円に対し、借金40億円という倒産してもおかしくない状況でした。

そんなマイナスからスタート。引くも地獄、残るも地獄という中で、存続を決めたというのは相当な勇気があったはず。

経営

ヒントはグループインタビュー

借金が膨れ上がったのは多角化経営が原因。新たな事業に投資するも思ったほど売上が上がらず借金だけが膨らむばかり。

まずはこの多角化経営をやめ、本業の龍角散に絞って事業の立て直しを図りました。

まずはユーザーインタビューをして、龍角散ブランドがどのように消費者に映っているかを徹底的に分析しました。

そこで気付かされたのが、安心感というキーワード。

ある妊婦のコメントに、妊娠中は副作用が怖いのでなかなか風邪薬は飲めない。けど、龍角散ならOKよと医者に勧められるているとか。

このコメントをきっかけに龍角散ダイレクトを開発し、大ヒット。今までは年配の方が主要ターゲットと思っていましたが、蓋を開けてみれば、20代~30代のユーザーまで、その裾野は広がったとか。

これで多少なりとも復活に向けた光が指したのでしょう。

空

苦渋の決断。クララブランドの廃止

どの企業もありますが、創業時の事業やら、昔ヒットを飛ばした商品などを廃止するのは大きな決断とも言えます。

龍角散でも、クララという商品がありました。売上、知名度とも龍角散には遠く及ばないものの、一定の売上を確保できるということで小売店、問屋からも好評をえていましたが、事業として存続させていくのが非常に厳しい。

そこで、クララ廃止と決めるわけですが、当然社内、問屋、小売店からは猛反発を喰らいます。

が、社長自らが問屋や小売店に足を運び懇切丁寧にその理由を説明したことで納得いただきました。

社長自らが動くことで多くの社員も発奮したことは言うまでもありません。

復活

まとめ

山あり谷ありの20年でしたが、こうして龍角散は見事に復活を果たし、借金も完済。売上高も20年前の約4倍までに成長しました。

この成功の影には社長が先頭に立って改革を推し進めたことが大きく影響していることは間違いないでしょう。

一段と龍角散が好きになりました。

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