ダンボール高騰でメーカー悲鳴?

昔は再生紙なるものがあったけど

環境に配慮した企業という良きイメージをアピールするため、印刷物などに再生紙が使われていました。かなり昔の話ではありますが・・・

確かリサイクルされた紙の含有量をパーセンテージで表示し、数値が高ければリサイクル率が高い。つまりものすごく環境に配慮しているんだよがアピールできるわけです。

ところが、この再生紙なるものが何気に工数がかかる。リサイクルの紙を粉々にして、紙に仕立て、色が汚いので何度も漂白。大量の水を使う。といった具合に、その生産過程で多くの二酸化炭素排出しているのは明らか。

しまいには偽装再生紙が世間を騒がせ、その後、再生紙は廃れてしまったのです。

ダンボール

ダンボールも古紙を使用

で、今回のお題となるダンボールのお話ですが、こちらも再利用された紙で作られています。

モノによっては新品の紙を使用しますが、古紙の利用の方が多いとか。

で、この古紙の供給が絞られていることで、ダンボールの値段が高騰しているというのだからのっぴきなりません。

震源地は中国。まず国の環境規制が厳しくなり、適用できない古紙生産会社がバタバタと廃業に追い込まれています。

次いでダンボール高騰の要因は中国のネット通販の爆発的普及

このブログでも紹介しましたが、独身の日という中国のネット祭りでは、とてつもない売上を記録しました。

当然、配送用のダンボールもとんでもない数が使用されたわけです。

ダンボール

高騰を飲むしかない

供給が絞られてしまったらダンボールの生産にも大きく影響するわけで、物流面でも納期の遅延なども発生してきます。

生産が遅ければ契約会社を切り替えればいいのですが、事は、そう単純ではなく、切り替えたとしてもどこも一緒の可能性が高い。

加えて、新規契約しても、その会社の仕様基準に合わせて、寸法やら強度などを、またイチから詰めていかない。当然、ダンボールの生産もそれだけ遅くなる。

というわけで、今回のダンボールバブルを素直に受け入れざるを得ない状況だとか。

ダンボール

古紙ではなく間伐材を使用

そもそも、古紙の利用は森林伐採の抑制という側面もあります。

原点の目的に立ち返り、一般の用紙では森林育成でムダになった間伐材を使用するというのが普及しています。

また森林サイクルという視点で、伐採した木々の分だけ、新たに新しい木を植えるとか。

こうすることで、環境に配慮した森林の育成がなります。

まとめ

ダンボールも、古紙に固執するのではなく、原料にもう少し幅を持たせて考えた方がいいのかなと。

漂白剤の垂れ流しで逆に環境汚染が起きるのでは、本末転倒だと思いますし・・・