ペーパレスの逆境でも生き残る新分野への進出

書籍電子化で紙媒体が・・・

先日、漫画の売上において電子書籍が紙媒体の売上のニュースを耳にして、いよいよ本格的なペーパレス時代の到来を感じました。書籍全体に占める電子書籍の売上はまだまだ微々たるものの、この漫画で電子書籍を経験した層が、他の書籍もタブレットやスマホを利用することは容易に想像がつきます。

加えて、ビジネスシーンでは、コピー用紙を使用枚数を厳しく制限している所も増え、益々製紙業界にとっては厳しくなっています。

タブレット

広辞苑の広告をやたらと見るけど

最近、ネット広告、新聞広告で、CMでやたらと目にする広辞苑。それもそのはず、10年ぶりの全面改訂を行ったということで、これは宣伝しとかなきゃ損とでも思ったのでしょう。

今の時代において、あの分厚い書籍の体裁は今の時代にはアンマッチな気がしますが、初版から変わらずあの体裁を通すのは、好感を持てます。

その初版が発売されたのが1955年と歴史も古く、その厚さは、製本機械ギリギリの8cmだとか。んで、今回全面改訂した第7版も同じ。けど、ページ数は1000ページほど増えているようです。これが、今回の話の肝になってくる部分。技術革新で、うっすい用紙にして、ページ数を増やしつつ、厚さはそのままを実現しました。

単に薄くしただけではなく、めくりやすさや裏写りがしないなどの使い勝手もきっちり考えられて、薄くすることを成功させました。

製紙

製紙業界もナノの技術

このナノ技術を駆使して、書籍だけではなく、他の商材にも転用。最近では、紙オムツにもナノ技術が生かされています。

少子高齢化で需要は少ないのでは?と思いましたが新興国では日本の紙おむつは大人気。特に中国では人気がとてつもなく高くまとめ買いする業者もいるほどです。

他にも高齢者用の紙おむつ。今後高齢者が増えることで、赤ちゃん用で減少した需要をシニア層で取り返せると思います。

その紙おむつというのが、肌触りが良くてしかも消臭力も優れているというもの。

ドラッグストアの関係者もお墨付きのこの商品。材料には中空糸を使い、柔軟性と強度を大幅に高めています。

ジュライは、浄水器などのカートリッジに使われていましたが、それをさらにほそーくして紙おむつに使用しています。

紙おむつ

まとめ

書籍ものが中心と思われた製紙業界ですが、将来的には生活用品や家電、クルマにもそのフィールドを広げていくような感じがします。

紙も何層に重ねると相当な強度を持ち、一部ではスマホケースを作ったりといった動きもあるほどですし・・・・

製紙