純国産を再評価。knot

時計流通業界

時計と言えば海外もの

コレクターが多いとも言われる時計。たいがい海外の高級メーカーを数十本持っているというのが相場。やはり国産に比べると海外ものの方が魅力を感じるのでしょう。

かくゆう自分も所有している時計は海外ものばかり。そんな海外偏重の市場において純国産、それもSEIKOやCITIZENと言った大手メーカーではなく新興メーカーが今勢いに乗っているというお話です。

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純国産にこだわるknot

吉祥寺に店舗を構えるknotでは、純国産にこだわり、販売されている商品は全て国内の工場で作られたものばかり。

連日の多くの方で賑わっているとか。

オープンして5年ほど経ちますが、現在に至る道のりは苦労の連続。諦めることなく地道に生産者のやりとりを続けたことが成功を収めたとも言えます。

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生産者もシビア

そもそも、純国産にこだわる前は、海外ブランドの時計を扱っていましたが、輸入販売権を失ったことで業績が悪化。

この先どうしたらいいかと悩み続けて出た答えが純国産の時計の販売でした。

そもそも海外ブランドの調達の際に、実は生産元を調べると日本であることが多く勝算はあると。早速、生産工場に協力を要請をすると、新興メーカーの話を聞いてくれる所はほとんどない状態。

仮に話に応じてくれても、高い最低ロット数の発注を受け入れてくれないと取引には応じられないと。

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クラウドファンディングの成功が分岐点

手元資金もない中で、選んだのがクラウドファンディング。まずは100万円の出資を申し込んだ所、その想いが思わぬ反響を呼び、予定の5倍近い500万円の出資を得ることができました。

この成功が生産者にも伝わり、様々なメーカーから協力を得られるようになり、事業は軌道に乗りました。

生産者としてのプライドをくすぐる仕掛け

knotで販売されているベルトには生産者の名前が刻印されいます。

これが生産者としてのプライドを満たすと共に購入者にとってもプレミアム感がより一層深まるという相乗効果を生んでいると思います。

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純国産を再評価

時計市場は海外に押され、国産は厳しい市場と思いましたが、このknotの成功を知り、ブランドではなく良いモノであれば消費者は正当に評価してくれるというもの。

それを理解してもらうために、生産現場などの様子を上映し、商品の背景ににあるストーリーをアピールするのはうまい手法だなと思いましたね。

生産過程を知ると、職人の熟練の技を知ったり、かなりの時間をかけて作られていることに気づきますので。

とにかく国内には、素晴らしいものづくりの現場が数多く存在することを知れただけでも満足です。

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