不振のアパレル業界で一人勝ち?TOKYO BASE

ZOZOTOWNしか思い浮かばないけど

三陽商会がバーバリーとの契約が切れ不振に喘ぎ、あのユニクロさえも苦戦しています。従来の商売が通用しなくなり、ネット専業のZOZOTOWNが唯一の勝ち組かなと思っていました。

ところが、そんな苦しい業界にあって、リアル店舗の運営ながら絶好調、TOKYO BASE

2015年に東証マザーズ上場後、2017年には東証一部にランクアップ。今勢いのある企業の一つに紹介されていました。

新興企業ながら時価総額は、老舗、三陽商会の上を行き、セレクトショップの雄、UNITED ARROWSに迫るほと。

今後、さらなる成長が期待されています。

SPAと仕入れの2軸が新しい

TOKYO BASEの特徴は、製造から小売りまで一貫して賄うSPA事業と他ブランドを仕入れて販売する2軸で構成されています。

SPAと言えばユニクロですが、他社ブランドは扱っていないのでは?これがまず面白い点だなと思いました。

TOKYO BASE

日本のものづくりにこだわる?

消費者というのは、商品を見る目が肥えているのか、縫製などを見て原価をケチったのがすぐにわかってしまうのだとか。

そこに目をつけたTOKYO BASEは、とことん生地、縫製にもこだわった商品開発をすしています。

例えば海外の高級ブランド御用達の生地を使用するほどのこだわりっぷり。

それをお手軽の価格で提供することで、すぐれたコストパフォマンスを発揮し、消費者の支持を得ているのだと思います。

日本の縫製技術は世界的にも評価されているものの、安価な海外商品に押され影が薄くなっていますが、途絶えさせては日本のものづくりがダメになってしまう。

そういった社会的意義的なみたいなものにも真摯に取り組んでいる姿が見て取れます。

縫製

販売にも入れ替え制。まるでJリーグ

販売についても、TOKYO BASEならではの仕組みがあります。定価販売比率が6割を切った商品はバッサリと退場していただくもの。

常に8割を超える定価販売比率のブランドを置くことで高い利益率を達成しています。

つまり売れなくなるとセール品や在庫処分品になり当初想定していた通りの利益を稼げないわけです。

ならば、入れ替えることで店舗の鮮度を保つのを優先させた方が良いと判断したのでしょう。

まるでJリーグさながらの入れ替え制ですね。

ある意味、店内には今、売れに売れている1軍選手しかいないわけですから、お店に行けば、イケてる商品に出会えるという約束が成立しますよね。

日本のものづくりをさらに発展させていくためにも、このようなお店に支持が集まるのは良いことだと思います。

アパレル