幼なじみの深ーい絆「チング 友へ」

小学校からのお友達

小学校からお友達で今なお繋がっている。それも一人や二人ではなく3人も。

この作品は仲良し4人組が大人まで成長していく過程を描いてます。

あるものは大学生に、あるものは反社会組織に。大人になったら、まず交わることのない環境に、幼なじみという絆でずっと変わらず繋がっている。

友情とは時には家族以上の絆だなと感じさせてくれる作品でした。

チング 友へ

他校の生徒の揉め事なら任せろ

悪ガキ4人組は中学生はそれぞれ別々の学校を歩んだものの高校でまた一緒になり、小学校の時の関係が復活。

葬儀屋の息子とお家が反社会組織の二人は、学校ではNO1とNO2の喧嘩の強さで周辺の学校でもちょっとした有名人。

ある日、仲良し4人組の一人が他校の不良に絡まれた時のお話。ナイフ片手に脅しをかける他校の生徒に絶対絶命。そんな時に颯爽と現われたこの二人。相手は5-6人という集団なのに恐れることもなく、というか、ヤバイ奴が来たとばかりに逆に焦る他校の生徒。

てなわけで、友達の窮地から助けてくれる、そんな活かしたお友達なのです。

チング 友へ

薬に手を出して終わりかと思ったけど

1980年代の韓国は日本と全く同じで、他校との抗争が激しくまるでビーバップハイスクールの世界。

相変わらず他校との争う日々が続き友達2人は退学。高校を卒業して大学進学するものや、稼業を継ぐものなど、それぞれがバラバラの人生を歩むことになります。

喧嘩が仲間の中で一番強かった反社会組織の息子は、クスリに手を出して当時の面影は全くなし。

チング 友へ

久しぶりの再会にも、奥さんを激しく罵ったり、痩せこけてブルブル震えているし、こいつの人生は20代前半にして終わりかと仲間もそう思ったに違いありません。

その後、オヤジも亡くなり天涯孤独となった彼でしたが、数年後にキッパリとクスリを立ち、見事社会復帰を果たします。

お仕事はお父さんと一緒なのですが、しっかりと教育が行き届いた組織で、大学生になった友人からはなんか哲学的と驚かされる始末。

とにかく半ば諦めていた仲間の復活は心の底から喜べるものだったのです。

チング 友へ

まさか敵対関係になるとは

そして、葬儀屋の息子もほぼ同時期に反社会組織の人間として生き残ることを決断。

その世界ではNO1の組織のNO2を射止めるほどの存在になり、いつしか幼なじみの彼と争うことに。

子分がしでかしたことも全ては親の責任とばかりに、自分も攻めるお友達。

葬儀屋の息子に、組同士での報復合戦が続いている最中でも、「おまえとは親友だ」と正面切って言えるところに、絆は深いなと思いました。

最後の終わり方はちょっと胸が熱くなりました。泣ける作品です。

チング 友へチング 友へ