実話と錯覚するほどリアリティありすぎ「暗黒街

政治スキャンダルとしても見応えあり

ギャングやヤクザ等の反社会組織の作品を数多く見てきましたが、今回の作品はそれまでのものとは別物。ギャング同士の争いに政治家を登場させて、これって実際にあった話?と思わせちゃうほどリアリティがあって最後まで飽きることなく観れました。

この作品のキーマンとなる政治家はカジノを街にする誘致する法案で、莫大な利権を手に入れようとしていました。

そのために賄賂で議員の票を集めたり、反社会組織と手を組んで法案を通そうと、とにかくやることがエグい。

しかも薬物にも手を染め、娼婦を呼んでは女遊びも盛んでかなりダーティな政治家。

そんな彼の人生を大きく変えたのが、娼婦の薬物乱用による急死。

娼婦を手配した女性に死体処理を任せたまでは良かったものの、この女性の仲間から、事が露見。しかもその仲間とはローマでは極悪と知られるギャング組織アナクレーティ一家の人間。

早速、弱みにつけこんだゆすりが始まります。

暗黒街

弱みにつけ込みエスカレートする要求

早速、この政治家の事務所に訪れたアナクレーティ一家のギャングは、娼婦の死を隠蔽する代わりに、新しく始まる行政サービスから上がる利益の20%を要求。

事が世間に知れたら自身の政治生命は終わっり。

けど、ギャングの要求を飲むことも厳しい。

てなわけで、反社会組織と太いパイプを持つ仲間に、軽く脅してくれとお願い。

ところが、依頼を受けたギャングは、そのゆすりギャングをナイフでめった刺しにして殺してしまいます。

さらに厄介なのは、その殺されたギャングがアナクレーティ一家のボスの弟だったこと。

暗黒街

最愛の弟を殺され怒り狂う兄貴。

殺したのは通称NO.8のアウレリアーノ。アナクレーティ一家と争うライバルギャングとわかり、彼の暗殺を企てるも失敗。

暗黒街

エンドレスな復讐劇

政治家が放ったお仕置きがギャング抗争に発展。やられたらやり返す終わりなき争いが留まることを知らず、お互いに死傷者がどんどんと増えていきます。

このままでは、カジノ法案成立どころではなくなり、お流れになる恐れもでてきたため、3番目の勢力となるローマのボスが仲裁に入ることになったのです。

暗黒街

ご意見番あっての秩序均衡

最初こそご意見番にしたがっていましたが、アナクレーティ一は利権を俺たちにも噛ませろと主張したり、アウレリアーノは、「ご意見番の時代は終わった。これからは俺たちの時代だ」とご意見番に逆らう姿勢を鮮明に。事態は収拾するどころかさらに悪化していしまいます。

そしても誰もがいなくなった

政治家の娼婦の死と薬物使用が露見するのか、ギャング抗争は収束するのか、最後まで目が離せません。