心を動かす演説がしびれる「グローリー 明日への行進」

選挙権あるありがたさを知る

黒人にも選挙権をということで、活動されたキング牧師のお話。もちろん実話です。

今から数えると約50年前と、そう昔の話ではないのに自由の国と言っておきながら黒人には選挙権がありませんでした。嘘のような本当の話ですが

最後のエンディングに82歳にして選挙権を得た老人の映像が流れ、胸に迫るものがありました。やっと悲願達成といった表情でジーンと。

生まれてから選挙権のある僕達は何て恵まれているんだろうと。選挙権の有りがたみを身にしみて感じました。

もう少し候補者の政策などもよーく勉強して投票しようと思った次第です。

グローリー明日への行進

差別がひどすぎる

この作品中では、当時の差別的な行為が色々と描かれています。黒人はバスに乗車できないやら、入学する学校を制限されるとか、南北戦争で人種差別は終わりを告げたかと想いましたが、全くそんなことはなく、その悪しき慣習は長々と続いていたわけなんです。

非暴力を貫く強さ

選挙権獲得のための行進。最初は500人規模でした。それでも街の中を歩くその隊列は存在感バリバリ。州都までの距離は50km近くあり、行進する人たちは若者から年配まで数多くおり、体力的にもかなりきっつい。

けど、この行進が選挙権獲得ともなれば話は別。皆弱音を吐かず歩を進めます。

待ち受けるは州警察。橋の渡った先にバリケートを組み行進を阻止。姉妹には警棒で殴る蹴るはで黒人の多くが大怪我をしてしまいます。

が、彼らは非暴力を訴え、そのような挑発行為にものりません。

グローリー明日への行進

行進する人の多さに鳥肌

この様子がテレビや新聞で報じられると黒人だけはなく、リベラルな白人も、この行進に参加することになり、最初の行進に比べると倍近く。キング牧師も行進に参加して、一気に黒人にも選挙権をといった機運が高まります。マスコミで報道されたこともあり、アーチストもこの行進に参加。

アーティストが動くと一気に加速度を増すというか、参加者が膨れ上がり、目指すゴールへ無血で到達することができました。

ジョンソン大統領も偉い

黒人に選挙権を与えたのが、ジョンソン大統領。最初は黒人への選挙権開放に対し、後ろ向きでしたが、行進の規模が膨らむにつれ、選挙権開放へと考え方を変えます。

州知事は頑なに黒人に対し、選挙権はNOという姿勢。彼を説得するシーンは、この作品の山場とも言えます。20年後を見据えて考えると選挙権を開放すべきだと。

グローリー明日への行進

言葉の力が・・・

歴史に名を残す方というのは、言葉の力がすごいですね。その言葉で力をもらったり、勇気を与えられたり・・・。

最後のスピーチも素晴らしかったです。

グローリー明日への行進