あの世の世界を学ぶのに持って来い「TOO YOUNG To Die」

too young to die日本映画

輪廻転生ってこうゆうことか

「生まれ変わったら、またあなたに出会いたい」って言葉をよく耳にしますが、必ずしも人間に生まれ変わるとは限らない。むしろ人間に生まれ変わるなんて、ほんの一握り。とこの作品を見て思いました。

主人公の神木隆之介が、不慮の事故に会い何度も転生を繰り返します

最初はインコ、続いてザリガニ、その次はアザラシ。いつまで立っても人間には生まれ変われないのです。

で、転生先を決めるのが閻魔大王的なボス。彼は日頃の行いをよーく見ていて、悪行を働いたものには徹底的にお仕置きを下すのです。

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悪行が過ぎると鬼と化す

転生は無限んではなく、チャンスは7回まで。7回生まれ変われますが、その先はなし。その場合、どうなるかって言うと地獄で過ごすことしかができなくなります。

加えて、容姿も頭にツノが生え、キバが出てきて最終的には鬼になってしまうのです。

つまり、悪行をコリもなく続けていく鬼となってしまうのです。なので、桃太郎の鬼も、元を辿れば人間。けど、悪さを数で言えば、一般の人よりも多め。極悪中の極悪と言ってもいいでしょう。

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地獄落ちても天国に行けるチャンスあり

地獄から抜け出す方法としては、転生して真っ当な人生を送り、天国に行く、それか地獄で開催されるバンド対決で勝利するというもの。

お情けとでも言いましょうか、逃げ道をちゃんと作っているという設定が話に広がりを持たせています。

地獄で暮らす人達は、天国への昇格を目指して、バンド練習に余念がありません。

神木隆之介はめでたくギターソロー対決に見事勝利して、天国行きの切符を手にしますが、この作品で描かれている天国がシュール。手にはバーコードリストをつけられ、天国なのに、ベットに寝かされまるで病人扱い。何不自由ない世界を描いているようですが、それはそれで退屈な感じがしました。

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好きな子に再び会う

修学旅行中に事故に会い命を落とした神木隆之介役の生徒。バスの中で意中の女の子から好意的な返事をもらい、これからバラ色の高校生活を予感した矢先の事故ですから、死んでも死にきれない。

ので、何度転生を繰り返しても、彼女にアタックをしかけます。

犬に生まれ変わった時は、足にしがみつきながら腰を振ってみたり・・・

で、思いました。初めて会った気がしないペットに遭遇する時、もしかして昔会った人?って。生まれ変わって今は犬やっていますとか。

犬に生まれ変わっった当人は昔人間だった記憶はないですが、本能的に求めてしまう何かがあるのかもしれません。

勘九郎監督ならではの世界観だけど、結講まとを得た設定かもしれませんね。

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