じとーとした湿気感がたまらない「海を感じる時」

出会いは高校1年生

2人の出会いは彼女が高校1年生。彼氏は高校2年か3年。先輩です。

いきなり先輩に「キスしたい」と迫られ、最初は拒否するものの、日頃から想いを寄せていた先輩だったので、断りきれずに・・・

それが彼女にとっての悲劇の始まりだったんでしょうね。相手がこの先輩でなければもっと違った人生を歩んでいたかもと。

海を感じる時

女性に身体に興味があっただと?

この先輩、後で何故キスをしたかを聞くと、「女性の身体に興味があったから」、で、彼女に対しての興味はゼロ。しかもタイプじゃないというありがたくもないコメントまでいただく始末。

若いというのは罪で、性欲が固まりだけに抑えが効かなかったのでしょう。

普通ならこここで、ビンタひとつでも食らわして、新しい彼氏探しに切り替える。なのに、彼女の場合は、「それでもいいからそばにいさせて」と、懇願。

恋は盲目と言いますが、彼女はどっぷりと彼にハマっていくのでした。

しかも、その後社会人になってからも彼と関係は続いていくというのですから、彼への愛の深さを感じました。

海を感じる時

言葉と身体は無関係

彼氏も彼女に対して失礼な態度をしているのは自覚しているようで、彼女に対しては「僕と合わない方が君のためだ」と距離を置く発言。

実際に彼女を避ける行動をし始めます。

が、避けているのは百も承知の彼女。不幸になると思うのはあなたの思い込み。一緒にいるだけでいい。それが私の幸せとばかりに執拗に彼を追いかけます。

口では彼女のことを避ける言動をしているのに、いざあってしまうと、知らずの内に服を脱がせていつものパターン。

性欲には抗えないんだなと。

海を感じる時

いつの間にか立場が逆転

恋人関係ではないものの、身体の関係はしばらく続いていました。

彼女は相変わらず彼にゾッコン。彼は相変わらず彼女のことを大事にしていない様子。

彼女がいつも追いかける状態でしたが、ある日を境に彼が彼女にほれまくり、めでたく恋人関係成立となりました。

ところが、そんな彼の変心っぷりに気持ちが冷めてしまったのか、あろうことか飲み屋で知り合った男性と一夜をともにします。

しかも、その事を堂々と彼氏に報告。

逆上した彼氏はDVスレスレの行動に出て、なぜかその勢いで身体を重ね、そそくさと彼女の部屋を後にします。

そこは怒って部屋出るでしょ。その怒りの勢いならばと・・・

海を感じる時

エンディングは理解不能

ということで、素人には全くもって彼女の心の中が今どうなっているのかがさっぱりわからず、長きにわたった彼との恋愛を清算してスッキリしたのか、それともまた彼氏に近づくのが、モヤッとした疑問だけが残る作品でした。