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特に盛り上がるわけでもなく・・・アイネクライネハトムジーク

多部未華子登場まで時間がかかる

誰が主人公なのかが最初はまったくもってわかりませんでした。

多部未華子が主演というだけで飛びついたのに中々出てこない。

冒頭は貫地谷しほりの恋愛話が中心。世話焼きのMEGUMIが彼氏のいない貫地谷しほりに彼氏を紹介するという設定。

最初こそ、気乗りではなかった貫地谷しほりであったか、電話越しから伝わる弟くんの誠実さに、どんどんと惹かれていきます。

といった具合に話は貫地谷しほりの恋愛話が中心。

待てど暮せど中々、多部未華子出てこず、どのような形で登場するのか逆に期待度が高まっていきました。

いよいよ真打ち登場。仙台駅にて

そしていよいよ登場の時がやってきます。

三浦春馬演じるサラリーマンが街頭アンケートを通行人に依頼しているシーンでのこと。

ちょうど、そこに現れたリクルートスーツ姿の多部未華子。

路上ライブの弾き語りミュージシャンの歌に聴き入っており、その姿に三浦春馬演じるサラリーマンは何かを感じたのでしょう。

一旦はその場を後にしたものの、その後、彼女を追いかけアンケート記入を依頼。

本音を言えば、食事にでも誘いたかった所でしょう。が、こちとら仕事中。そんな邪な気持ちはご法度。

こうして多部未華子とは、その場でさよならしてしまうのですが・・・。

貫地谷しほりの恋愛が着火

一方の貫地谷しほりの恋愛の方も、これまた見ている側にとってはやきもきの連続。

電話だけのやりとりだけが続き、一向にリアルで逢いましょうと切り出せない。勇気を振り絞って食事に誘うと、話を振るタイミングで、まさかの彼からの一言。仕事が忙してくしばらく連絡できないとのこと。

これってフラれたも同然。見事なカウンターパンチに貫地谷しほりは茫然自失。っていうか、誰も皆、この一言を喰らったらこのようになるでしょう。

相手に脈アリと踏んで踏み込もうとしたら、扉を閉ざされて振られてしまうのですから・・・。

ジム職の彼はボクサーに仰天

さっそく、姉のMEGUMIに弟からカウンタパンチを食らったことを報告。

貫地谷しほりには事務職とだけ伝え、電話連絡できないほど忙しい事務職って何?と納得がいない様子の貫地谷しほり

MEGUMIにも、弟からこの報告は入っており、世界チャンピオンになったらおつきあいをお願いするというのもの。

が、血のめぐりが悪いのか、貫地谷しほりには弟が世界タイトルマッチ戦を控えるボクサーということが伝わらず、なぜか他力本願の男性と捉えてしまいます。

てな感じで、大盛りあがりを見せる貫地谷しほり。結果的には彼は世界タイトルマッチに勝利し、公約通り貫地谷しほりに報告。

二人はカップルとなるのでした。めでたし、めでたし。

肝心の三浦春馬の恋は?

で、気になるのは多部未華子に一目惚れした三浦春馬の恋の行方。お相手は多部未華子。

この恋が果たしてうまくいくのか。見てのお楽しみです。

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新種の入れ替え作品「トラさん~僕が猫になったワケ」

売れっ子じゃない漫画家だけど

あと1話で完結。完成すれば単行本が発売されるというのに、全く作品創作に向き合おうとしない主人公。

漫画の内容はネコを扱ったものですが、本人は大のネコ嫌いということもあって中々筆が進まない。

ので、新作を編集部に提案するもあっさりと却下。さらに創作意欲を失い、毎日家の周りをブラブラするかパチコ、競艇などのギャンブル三昧。

絵に書いたようなダメ親父でした。

ギャンブルで大儲けしたけど・・・

そんな堕落した生活を天罰が下ったのでしょう。競艇で大儲けした直後にまさかの交通事故死。

幸福の絶頂から不幸のどん底に突き落とされるといった事態になります。

家族もあまりもの急な展開に自室呆然。葬儀の時は涙一つ見せないという有様でした。

神様裁判官の判決はネコ

こんなことが実際に起きるんだったら面白いなと思ったのが、死後1ヶ月間は別の生き物に転生して現世に舞い戻ることができるというもの。

で、転生先を決めるのは神様裁判官。これまでの人生の行いを鑑みて、転生先を決めるのですが、主人公に下された判決はネコ。

これまで悪行を反省しなさいという意図も含まれていますが、よりによって自分が忌み嫌う生き物とは・・・。

こうして主人公は1ヶ月間、ネコとしての暮らしを余儀なくされるのでした。

ネコって言っても着ぐるみですか・・・

男女の入れ替え、パパと娘の入れ替えなどなど、この手の作品と同じフォーマットなのが本作品。

人間からネコに入れ替わった訳ですが、これまでの入れ替えは人間から人間だったので絵的に成立させるのは可能でしたが、動物となるとこれまた大変。

ハリウッド映画なら予算もあるので、CGを使ってネコ人間ができるのでしょうが、本作品は予算が厳しいかったのか、何と着ぐるみを使ってネコを表現。

他のネコもこれまた着ぐるみ。街を牛耳るボスネコも、群がる子分たち。盛りのついたメス猫も全て着ぐるみによるもの。

が、人間の目には映るのは動物の猫。

ちゃんとエクスキューズを入れて説明していましたが、これがちょっと苦しいものがありました。

ある意味、見る側につっこませる事を想定した作りだったかもしれません。

キスマイを声だけ出演させるのもまずいでしょうという配慮が入ったかもしれませんが・・・。

最後のご奉仕。鶴の恩返し

というわけで、猫となった主人公は、家族に拾われ一緒に住むことになります。

家族の自分に対する愛情を知り、このままではいかんと猛省。

神様裁判官にお願いして1日だけ人間になることを許されます。

限られた貴重な1日を何に使うのか。ギャンブルで大儲けして残された家族の生活費を稼ぐのか、はたまた最終話を書き下ろすのか。

まるで鶴の恩返しのようなラストを迎えます。

それにしても多部未華子の演技に初めて触れましたが、彼女が重宝されるのはわかる気がしました。

とにかく演技がうますぎる。本作品は個人的にはイマイチでしたが、多部未華子に出会えたことは大きな収穫でした。