グーグル、メタの正念場。ネット広告

Blog 反省

ほぼほぼ2強状態だったネット広告

ネット広告と言えばグーグルとメタ。この2社で市場シェアは50%。が、この所新興勢力に押され気味で、2017年にピークだった54.7%から下降の一途を辿り、2022年は50%を割り込み49.5%となりました。

一方、そのシェアを奪う形となっているのが、Apple、Amazon、そしてTikTokの3者。

2023年の伸び率はグーグル、メタが一桁の伸び率に対し、3者は全て2桁。中でもTikTokは約40%の伸びと目を見張るものがあります。

膨大な顧客データが強みのAmazon

Amazonのネット広告事業は遡ること2015年と今から約7年前。立ち上がり直後は10億ドルの規模だったのが、2022年には380億と約40倍という驚きの伸びを示しています。

Amazon利用者の膨大なデータを元に、小売関係者向けの広告を中心に展開。Amazonに出店する企業に広告出稿は限られているものに、この伸び率は驚き。

中の人は、小売事業よりもネット広告の方が利幅大きいとのことで、今後はサードパーティのサイトにも広告出稿を予定しているとか。

天気やニュース、マップサイトなどで、Amazonの広告を目にすることが今後増えてくるかもしれません。

個人情報保護という新たな価値を提供するApple

Amazon同様、急速にネット広告事業を拡張しているApple。これまた売上もうなぎのぼり状態。

2018年時点では22億ドルでしたが、2022年には70億ドルと約3倍。Amazonほどではないものの、人員を2倍にする計画があるなど、ネット広告ののびしろに期待している感じがします。

個人情報の取扱を変更したことも競合他社に比べ、優位に広告ビジネスを展開できることでしょう。

データを持つもの、もたいなもので明暗

Appleの個人情報の取扱の変更で大きな被害を被ったのがメタ。これによりターゲティング広告の展開が難しくなりました。

フェイスブックという膨大な個人情報を持っていたとしても、スマホデータがないとターゲティング広告が難しいのでしょう。

一方、グーグルは検索履歴という強力なデータ収集装置を持っているので、メタほど影響を受けていないようです。

広告に使えるデータを持っているものと持っていないもので大きな明暗がついた印象を受けました

LINE、Twitterはどうよ

国内にいると、Amazon、Appleはあまり聞き馴染みがなく、LINE、Twitterの方がポピュラーな印象を受けます。

Twitterは海外でも使用されていますが、グーグル、メタの2強を脅かす存在になっていません。後発組のTikTokに先を越されるような事態となり、早期復活が待たれます。

まとめ。広告の細分化

小売目的であれば、Amazonが今後の出稿のいち番手に躍り出る可能性があるのかと。

求人広告、不動産などは信用第一のApple。ブランディングは出稿スペースの多さからグーグルと細分化されていくのではないでしょうか。

それぞれが得意分野を持ち、寡占化状態は一掃されるのではと思った次第です。

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