映画批評

ハリウッド

最後にはたくましくなっていた主人公「不倫の果て」

旦那のためを思ってしたことなのに・・・ 大学の講師と観光ガイドを掛け持ちで家計を支える旦那から銀行からの借金返済で首が回らないと言われたら・・・妻として旦那を支えなきゃとばかりに旦那の仕事を手伝うほどの甲斐甲斐しさ。そんな出来た奥さんなのに...
日本映画

何となくわかった気がする、映画「虐殺器官」

小説では全く理解できず こちらの作品、アメトークの読書大好き芸人の回で、べた褒めされていたことをきっかけに遠い昔に読んだ記憶があります。作品もさることながら、興味を惹かれたのが作者の伊藤計劃さん。確か病気で余命数ヶ月だったにもかかわらず、こ...
ハリウッド

ある家族による人類滅亡を阻止した物語「2020」

スタートから緊張感あるシーン ある武装組織に監禁されたアメリカ人。目の前には軍事兵器が横たわりいかにも訳のありのご様子。その輸送車を遠目から伺うアメリカ軍部隊。武装組織が街に到着するや輸送車に銃弾をぶち込み、その攻撃を合図に山間からアメリカ...
ハリウッド

「石の拳」と恐れられた伝説のボクサー。「ハンズオブストーン」

実在するボクサーだから面白い 数あるボクシング映画の中でも、僕的にはベスト3に入る本作品。アリとほぼ同年代に現役だったパナマ出身の英雄的ボクサーロベルト・デュランの半生を描いています。 生い立ちがボクサーにピッタリ 貧しい家庭に生まれたロベ...
ハリウッド

皆責任を取りたくないんだよ「アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な場所」

ケニアに住む一般家庭とイギリス軍を結ぶ線 フラフープをパパに直してもらいご満悦の少女。所変わってイギリスの軍事施設に向かうためクルマを走らせる険しい顔の女性軍人キャサリン大佐。全く接点のない2人ですが、ある事件をきっかけに両者が交錯します。...
ハリウッド

最後にホロッと来る「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」

シリーズものはつらいよ シリーズ6作目となる最後の海賊。シリーズもので苦労するのは、それまでの設定を思い出す必要があること。このキャラクター知っている、懐かしいとは思っても、ジャック・スパロウとの繋がりって何だけっと昔録りためておいた過去の...
ハリウッド

泥棒のトホホなお話「ドントブリーズ」

窃盗グループにとっては楽のお家 重犯罪にならないギリギリの範囲で窃盗を働いていた若者グループのお話。現金は盗まず、主に物品に限定し、盗難限度額も決めて仮に少年院に入ってもすぐに社会復帰ができるレベル。仲間内でルールを決めて、こんなしっかり者...
日本映画

抜群の安定感。「家族はつらいよ2」

寅さんに続く大衆映画 山田洋次監督と聞くと思い出されるのが男はつらいよ。古き良き日本の下町の心温まる人情物語にどれだけ癒やされたことか。自由気ままに生きる寅さん、脇を固める個性豊かなキャラクターによる絶妙なやりとり。48作品も飽きずに、むし...
ハリウッド

より親近感が沸く「スパイダーマン ホームカミング」

アベンジャーズ登場 初期のスパイダーマンシリーズ、シーズン2?のアメイジングシリーズを経て、今回がシーズン3。今度の主役は普通の高校生がスパイダーマンになるというもの。それが、あのアベンジャーズのアイアンマンから指名されるという設定。マーベ...
日本映画

大家族ものに外れはない「家族はつらいよ」

ロスト寅さんにはいいかも 山田洋次監督作品で、しかもタイトルは◯◯はつらいよとくれば、寅さんを思い出すのはごく自然寅さんロスで心にポッカリと空いた、心の穴を埋めてくれるのでは期待しつつ、本作品を観ました。寅さんみたいな強烈なキャラはいないも...