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ネタばれ。まさに人狼。微妙な心理戦にハラハラ・ドキドキ「おとなの事情 スマホをのぞいたら」

ありそうでなかったスマホを使ったゲーム

タイトルからして興味津々の本作品。誰もが他人に見せたくない、誰もが見てみたいと思う他人のスマホ。それを白日に元にさらすともなれば、ハプニングが起こるのは目に見えている。

これをゲーム化することで、双方の承諾をとりつける、このありえない設定に冒頭から観る側も何故かハラハラ・ドキドキさせられました。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

出演陣が豪華すぎる。制作費も相当高くついたのでは?

出演陣が豪華すぎるのも本作の魅力の一つと言えます。鈴木保奈美、常盤貴子、東山紀之などなど主役級の役者を揃え。

さぞ制作費も高騰したことでしょう。

が、本作品、ゲームが繰り広げられるとあるカフェのシーンが大半で場面切り替えはほぼなし。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

海外映画でコールセンターのみの1シーンで成立させた作品を観たことがあります。

それに似た感じで、全く飽きが来ない。

場面展開を減らすことで制作費を抑え、役者の出演料を捻出したのでしょう。

個人的には常盤貴子の演技が秀逸

中でも目を引いたがの常盤貴子の演技。昔からドラマなどで演技がうまいと評価されていましたが、彼女の演技をしっかり観たのは今回が初めて。

収入が頼りない旦那とわんぱくな男子3人を子を持つ母。さらに姑問題も抱えストレスフルなママを見事に演じきっています。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

旦那を揶揄するシーンであったり、姑への留守中のことづてシーンなどは思わずが笑みがこぼれるほどにハマり役。

彼女の出演する他の作品を見てみたくなりました。

掘り下げないからこそコメディとして成立

本題となるスマホゲームでは予想通りの大波乱の連続。

夫婦の浮気問題というわかりやすいハプニングにはじまり、カミングアウトや知られざる親と子の関係などなどバラティに富む秘め事が白日の元にさらされます。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

どれも場の空気を凍りつかせるほどの衝撃のネタですが、参加者は最初こそ驚くものの、深い追求はなし。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

湿っぽい方向に持っていかない、あくまでも本作品はコメディというブレない姿勢を感じました。

もうひと波乱欲しかった、エンディング

エンディングは、それまでのハラハラ・ドキドキからちょっとトーンダウンした感じが否めません。

内容が難しすぎて頭に入ってこなかったというのもありますが・・・。

個人的にはスマホゲームのやりましょうといった言い出しっぺが、特大の秘め事が暴かれるというのを期待しのたですが・・・。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

とは言え、久々に没入感ありありの作品に巡り会えることができました。良作です。ぜひご覧ください。

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最後までノンストップ。最後まで目を離せない二人の高低差の激しい人生。「糸」

きっかけはゴシップネタ。

菅田将暉と小松菜奈が同棲スタートという芸能ニュースを見て、きっかけは映画での共演だったということで軽い気持ちで見始めた本作品。ランチ後ということもあり、眠くなったら途中で切ろうと思いましたが、結果的に飽きることなく最後まで見いちゃいました。

タイトル通り、何となくオチは見えていたけど、これ本当に予想していたオチになるのという位、まぁ二人の人生が、まさに波乱万丈。特に園田役の小松菜奈の人生と言ったら、強靭なメンタルでないと乗り越えられなかったことでしょう。

DV,そして恋人、親友の裏切り

腕に包帯、目に眼帯。日に追うごとに包帯の数増えているじゃん。友達だったら不審に思うのも無理はありません。が、菅田将暉演じる男の子は最初は気づかず、やんちゃな子位しにしか思わなかったのでしょう。

彼女が、一家で引っ越したことで、彼女がママのボーイフレンドに毎日暴行を受けていたことを知り、なぜあの時、彼女を守られなかったことさぞ後悔したことでしょう。

が、この少女時代から、園田の強靭なメンタルは備わっていたようで、例えば暴力をふるわれてもしないと逃げ出さない。中学を卒業をするまでは我慢しようと。

彼女にとっては深い傷を負わされた格好となりましたが、そんな事に押しつぶされることなく東京で一人で生きていくことを決意。高校、そして大学進学まで実現させてしまうのだから、さぞ信念の強い子だったのでしょう。

その後も、恋人が突然姿を消してしまったり、友人に騙されて共同経営で立ち上げた事業が廃業に追い込まれたりと壮絶な人生を送ることになりますが、全てを乗り越えていく。人間的にも一回りも二回りも成長を遂げます。

菅田将暉もこれまた壮絶な人生だったよ

園田に負けず劣らずの壮絶な人生を歩んだのが菅田将暉。中学生の頃、DVで苦しむ園田と駆け落ちしたり、チーズコンクールで毎年落選の苦い経験をしたり、果ては奥さんのガン。

押しつぶされそうになりながらも、全てを何とか乗り越えようともがき苦しむ姿が、痛々しく、園田との再会の度に、発奮する姿はどこか切なさを感じずにはいられませんでした。

10数年思い続けていたのに。マジかよ園田

園田との再会で一番衝撃的だったのは、友人の結婚式での再会でしょう。お互い十数年ぶりの再会。消息がつかめず諦めかけていた菅田将暉の目の前に大人になった園田が現れた時は、その美しさにさぞ興奮したことでしょう。

が、園田の態度はそっけない。久々の再会から来る恥じらいとはまたちょっと違う。結果、自分だけが当時のことをずっと引きずったままということを知り、寂しくなる菅田将暉

極めつけは、彼氏の登場。長身でイケメン。ベンツに乗って会場を後にする園田を見て、相当なダメージを喰らうこととなり、この10数年間の彼女への想いは何だったのかと悲しい気持ちになったわけです。

おやおやどうなる着地点

菅田将暉は園田への想いを断ち切り、職場の女性と結婚。女の子を授かり幸せな人生を送ることに。

一方の園田は、長身イケメン、大金持ちの男と幸せな人生を歩むことに。

運命の赤い人は本当に存在するのか。まだまだ続

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月イチでアイツはやってくる。男にもあればいいのに・・・「生理ちゃん」

生理を擬人化。どこか親しみを感じる

小学校の保険体育で学ぶ大人の身体の仕組み授業。当時を振り返ると何を言っているのかさっぱりわからなかったけど、この作品ならば親しみやすく、わかりやすく伝わります。

生理をブサイクなキャラクターに擬人化して、どんだけ女性がその期間、しんどくて、イライラして、眠気マックスなのかが描かれています。

身体が重いという表現では、生理ちゃんを担ぎながら通勤する姿が描かれ、確かにこんな図体のでかいキャラを背負わなくてはいけないとなれば、男性でも、その重さが尋常ではないのかがわかります。

生理ちゃん

こんな時に来ないでくれよ

ライターさんから全く連絡がなく、明日に締め切りを控えている状況。ライターさん宅に突撃訪問するという緊急事態に限って、生理ちゃんがやってくる。

なぜ、このタイミングに来るというシーンが、いくつも描かれています。女性にとってはあるあるの話なんでしょう。

このように女性にとっては招かれざる客なのに、そんなことはお構いなしに必ず月イチで現れる生理ちゃん。肝が座っているというか、鈍感というか、そんな気配り一切なしというスタンスも、毎月毎月されると次第に受け入れてもらえるものなのでしょう。

生理ちゃん

アトランチスの謎って趣味が渋すぎるんですけど

本作品では二階堂ふみが主演ですが、それにも増して存在感を示したのが伊藤沙莉演じるフリーター。昼間はオフィスなどの清掃スタッフとして働き、お家では親ともほとんど会話せず部屋にこもってゲームざんまい。

しかも、そのゲームがファミコンのアトランチスの謎。タイムリーにその存在を知る僕にとっては、確かクソゲー扱いされていた作品だったと思います。他にもいっきという作品もあり、相当変わった趣味の女の子を見事に演じています。

自分なんか主人公になれないと卑屈になって、世間に対してSNSで毒を吐く。この投稿がこれまた秀逸。芯を食った表現は、するどい観察力がなせる技でしょう。

年頃の女の子の心を開いた共通点

主演の二階堂ふみはと言えば、子持ちの男性と恋に落ち結婚を迫られるもなかなか踏み切れないという微妙な状況。

原因は、年頃のお子さん。距離感を縮めようとあれやこれやと頑張るものの、全てが裏目。手料理を作っても、母親気取りしてるんじゃねよと冷たい仕打ちを受け、床に転がるハンバーグを拾う姿に哀愁が漂っていました。

そんなお子さんと距離を縮めてくれたのが、生理。男親なもんだから、何をしていいかわからない。そこで女性として大先輩の彼女に助けを求め、ここぞとばかりお子さんのために薬局にかけこみ、対応してくれます。

これをきっかけにお子さんとの距離がグンと縮むようになったのです。

性欲君ももっと見たかった

生理ちゃんがフィーチャーする中、男性側のキャラとして現れたのが性欲君。受験を控え彼女と一緒に勉強をしている時に、不意に訪れる性欲を、これまた擬人化して表現しています。

生理ちゃん

それを抑え込もうとうする男子の姿に偉いなと思った次第です。

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精神科医もなすすべなし。また繰り返しちゃうのねにゾッとした「脳男」

まさにキラーマシン。無表情だからさらに怖さ倍増

図鑑であったり教科書だったり、一度目にしたものは全て記憶しちゃう。学生時代にそんな能力が欲しいと何度思ったことか。

親はその才能に気づき、学力を伸ばして良い大学に入学させようと頑張るのが一般的なのに、何故か人殺しのマシンとして彼を育て上げます。

感情を一切顔に出さず淡々とフルボッコにする姿は恐怖そのもの。加えて、この人物、痛覚がないのか、殴られようが刺されようが全く怯む様子など全くなし。まるでゾンビのように向かってくるのだから、対峙した相手は相当苦労することでしょう。

脳男

そんな彼がある連続爆破事件に巻き込まれてしまいます。

キラーマシンよりもさらに先を行く残虐性

この連続爆破事件の首謀者は未成年と思われる若い女の子。自分たちを報道したキャスターやら、占い師などを次々と誘拐しては爆破して殺してしまう。

爆弾制作の技術力もさることながら、腕っぷしも優れているのでしょう。大の男が簡単に後手にロープを縛られてしまうのですから。

とにかく人が苦しんで死ぬのが大好物という、かなり猟奇的な思考を持つ彼女たち。行き過ぎた彼女達の犯行に、キラーマシンが天罰を加えることになったのです。

キラーマシンこと脳男は、世の中の悪を絶つということが使命のようで、密売人やら犯罪者を次々と殺めてきました。で、次なるターゲットとして、連続爆破事件の犯人を仕留めようと彼女たちのアジトに向かったのですが、すんでの所で逃げられてしまい、何故か彼が連続爆破事件の犯人に仕立てられてしまうのでした。

脳男

つらい過去を持つ松雪泰子演じる精神科医

警察に捕まってしまった彼の精神分析で選ばれたのが、松雪泰子演じる精神科医。この彼女、過去に精神異常者に弟を殺されるというつらい過去を経験。

しかも、その犯人の更生を任されるという胸の張り裂けるような経験をしてきました。更生プログラムを終え、まともになった彼に自分のプログラムが正しいかったことに喜んではみたものの、どこか素直に喜べない所もあったのでしょう。

数々の患者を診察し、更生させてきた彼女にとっても、このキラーマシンはこれまで診てきた患者とは全くの異質なもの。精神異常者であることは確かですが、彼を更生させていくのは至難の技と悟ったことでしょう。

怪物vs怪物がオチでない所が、本作品の醍醐味

エンディングでは、キラーマシンこと生田斗真と爆破事件の首謀者の女子との一騎打ちとなります。

病院を爆破するなどエスカレートする彼女に、キラーマシンの堪忍袋の緒が切れたのでしょう。悪は退治するという指令が発動し、クルマに何度もひかれても立ち向かっていく姿はまさにゾンビと言ってもいいでしょう。

脳男

勝敗の行方はさておき、最後のシーンには、どこか虚しいものを感じました。やっぱり一度手を染めたものは、もう一度繰り返してしまうというもの。幼児誘拐やら虐待、破廉恥行為などなど。更生プログラム上では、再犯する可能性は低いとまで立ち直ったかに見えたものの、その心の奥底には残っているんだなと。

脳男

精神科医もつらいよと思った次第です。

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それなかったことにしてくれる。記憶を消してくれる「記憶や あなたを忘れない」

誰でも持っている消したい記憶

嫌な記憶、楽しかった記憶などなど、その全てを取り除いてくれる。そんな夢のような事を叶えてくれるのが本作主人公の「記憶屋」という人

半ば都市伝説とも言われ、自在するかは不明。記憶屋を扱ったサイトに書き込んだら奇跡に会うことができるとか。

依頼者の多くは、過去に嫌な思いをした人ばかりで、その嫌な記憶を生涯ずっと引きずり、生きていくことさえつらいというもの。

が、記憶を消された人が恋人だったら。相手方の記憶が一切消され、あんなにラブラブだったのに突然他人行儀な振る舞いをされたら、そのショックは計り知れないでしょう。

記憶屋

結婚まで約束したのになぜ?

そんなかわいそうな事態が起きてしまったのが作品の主人公の男子。まだ学生ながらも将来は結婚しようと指輪で用意してプロポーズ。晴れて彼女からOKをもらい我が世の春を謳歌していたのに、ある日、駅で偶然ばったり会ったらあかの他人扱い。

俺の事を忘れたのかと必死になる男子。さらに表情をこわばらせる彼女。この異変に記憶屋が絡んでいるのではと察した彼は、記憶屋探しに乗り出し、彼女の記憶を取り戻そうと奔走します。

過去にもあったよ、こんな経験

思い返してみたら、このような状況は今に始まったことではなく、前の彼女も同じように、ある日突然、自分の存在を全く覚えていないという態度をされていました。

つまり今回で2回目となるわけです。さらに幼少期に幼馴染の女の子が、同時何者かに誘拐され無事戻ってきたものの、誘拐された記憶がごっそりなくなっていた。誘拐されたことが全くなかったかのような振る舞い。

記憶屋

このように奇怪な現象が、彼の周りで3回も起きていました。

強力助っ人現る。記憶屋探しに頼もしい見方

彼一人の力で、どうしても限界がある。そんな時に手を差し伸べてくれたのが弁護士の先生。彼も記憶屋に大変興味があり、連続強姦魔という事件を追って忙しいさなか、彼の記憶屋探しに協力します。

この弁護士の先生、さすがに頭の切れるお方で、連続強姦魔事件と記憶屋の中に接点があるのではと踏みます。調査をす進めていくと記憶屋に会ったという証言を被害女性の中から聞き出すことに成功。

こうして、彼の中で、一人の人物が浮上してくるのです。

幼馴染の女の子がまさか

記憶屋は一体誰なのか。弁護士の先生は、主人公の男子の幼馴染の女の子が記憶屋ではないかと踏み、彼女に問いただして見るとあっさりと記憶屋であることを認めます。

記憶屋

依頼者の多くは、つらい経験した過去を消し去りたいという人ばかり。その先の人生を苦しさを開放すべく、人助けという意味合いで、これまで数々の記憶を消してきたとのこと。

そう、記憶屋はいい人だったのです。が、時には自分のために使ってしまうこともたまーにあるそうで・・・。

彼の記憶消しちゃいました。せつなすぎるよ・・・。

記憶を失った彼女は、実は連続強姦魔事件の被害者でした。彼からプロポーズされてウキウキ状態だった矢先に強姦に会い、生きていくことさえつらい。

そこで記憶屋に頼んで、このつらい記憶を消してもらおうと依頼したわけです。お互い彼を通じて面識があり、記憶屋が知り合いの女の子とだった事に驚きはしたものの、とにかく記憶を消して欲しい。

で、記憶屋の彼女は強姦された記憶と一緒に彼の記憶も一緒に消してしまうのでした。

幼い頃から好きで好きでたまらない彼を手放したくない。その想いが強かったのでしょう。

記憶屋

結局、記憶屋であることは彼の知ることとなり、泣きながら彼女が謝罪すると同時に、一度でいいから好きになって欲しいという言葉に胸が熱くなった次第です。

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誰が主役?キャラ渋滞しすぎで主役が霞んで見えてしまう「咲き Saki」

入りやすいテーマの麻雀。学生時代が懐かしい

実際にあるかどうかは知りませんが、健全な高校生がギャンブルで競い合うという本作のテーマ。

現実離れした設定に観てみたいという気持ちになりました。

社会人になったら麻雀は必須科目。ので、学生時代にバイト仲間の家で徹マン」を何度したことか。

とは言え、ほとんどルールは覚えられず、頭の2個を揃えてあと3つものをまとめればOK。その位の知識で麻雀を知り尽くした先輩達の対局していました。

麻雀を純粋に楽しむというよりも、卓を囲みながらショーモないギャグや世間話を楽しんでいました。

咲きSaki

が、本作は競技麻雀だけに一切の笑いもなく、しょーもないギャグを言いながら捨て牌することもない。

終始無言で、相手の捨て牌をよーくチェックしながら、張り詰めた緊張感の中、麻雀が進められていました。

主役級のキャラ多すぎ

この麻雀大会、5人一組でそれぞれが対戦していき総合点を競い合うというもの。どの高校もキャラ強め。

逆に、そこまでキャラ強めの人がいると、主役が霞んで見えてしまう。

キャプテン翼で言えば、南葛に日向小次郎や三杉君、立花兄弟がいるようなもの。これで翼くんも霞んでしまう。

個性的キャラを数多く登場させるのは作品を面白くするけれど、そのさじ加減を間違えると作品がつまらなくなってしまいます。

右目開眼で、特殊能力発動。

最初に気になったのが全国大会常連校のキャプテン。何故か片眼は閉じたまま。

これが麻雀の最中に開くというもの。何かしらの不慮の事故で片眼を失ったかと思ったらさにあらず。

しかも、この片眼が開いた時の彼女は無双状態。劣勢状態を跳ね返し、見事トップに躍り出る快挙を成し遂げます。

が、続く次鋒戦では、他校にコンテンパンにやられる始末。

次鋒戦では、また主役が代わりは今度は全くのド素人。麻雀を知り尽くした猛者にとって予想もつかない麻雀のやり方に調子を狂わせ、奇跡的に、このド素人が次鋒戦を制することになります。

このように各クラスの試合ごとに主役が順番に周り、強烈キャラ同士がぶつかりあうことがない。

よーく考えられて作られているんだなと感じました。

どっかで見たキャストが多いこと、多いこと

主演の浜辺美波もさることながら、脇を固めるキャストにもどっかで見たような子が多く出演していました。

キャスト陣を調べると、ワイドナショーに出演した女子やら、雑誌のトップモデルをしている子やら、武田玲奈が出ていたりと後から驚くことがいくつも。

同世代でこんだけ活躍するキャスト陣で主役を張ることとなった浜辺美波も相当なプレッシャーだったことでしょう。

高校生による競技麻雀、そして個性豊かな登場人物、誇張しすぎの対局シーンなど見どころ満載なのは確か。

この作品を見て、学生時代に全く興味のなかった麻雀の役覚えをしてみようかなと思いました。

麻雀に精通していれば、もっと作品を楽しめたことでしょう。

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シリーズ1よりスケールアップが凄すぎる「スマホを落としただけなのに」

まさかの北川景子出演に驚き

スマホを悪用にされて命まで狙われるも無事救出されて犯人も逮捕。こうしてシリーズ1は無事ハッピィエンドに終わりました。

で、その余韻を引き継ぐ形で冒頭には北川景子が結婚式シーン。出席者にはシリーズ1でもおなじみの千葉雄大と彼女の役で今回ヒロイン役の白石麻衣

寅さんでもシリーズごとに毎回ヒロインが変わっていましたが、ヒロイン役がダブル出演するのはなかったかも。

そんな常識を覆すかのようにまさかのヒロイン役W共演。しかも北川景子の出演は冒頭のみでシリーズ2の話には全くの部外者。

大女優ともなると主演じゃなきゃ嫌という話を聞くにつけ、北川景子のど料の広さを感じた次第です。

スマホを落としただけなのに2

フリーWi-Fiに気をつけろ

この作品、日常のセキュリティにも役立つシーンも多く、中でもフリーWi-Fi利用で個人情報が引っこ抜かれるというのは参考になりました。

ヒロインの白石麻衣が、カフェでフリーWi-Fiにアクセスしていきなり今回の犯人に情報を引っこ抜かれます。

SNSのIDをはじめ、端末内の写真などなど。スマホは落としていないけど、このような形でも個人情報がただ漏れになるのかとゾッとしました。

スマホを落としただけなのに2

今回の敵はかなり強敵そう

今回の適役は、シリーズ1の犯人も過去に接触した人物で、彼よりもITの技術レベルは明らかに上。かなりの強敵を敵に回した訳です。

仮想通貨会社の預金をほぼ全額引き出ししまったり、警察のホームページにウィルスの混入させてハッキングさせたりとシリーズ1よりもスケールアップ。

こんな凄腕に立ち向かえるのは警察署内を見回しても誰一人いない。

てなわけで、白羽の矢が立てられたのがシリーズ1で逮捕された男。

自分ならMと名乗る新たな敵をとっ捕まえられると豪語。警察側も背に腹は代えられず、彼の要求を飲み、PCを与え捜査チームに加えます。

スマホを落としただけなのに2

究極のトラップ発動。新犯人の顔をパシャリ

とっ捕まえると豪語していただけに、やることが超絶。新犯人Mの顔写真を撮影することに成功します。

仕組みはこう。シリーズ1で逮捕された男は、Mを挑発すればするほど乗ってくるであろうと踏み、警察のホームページに、M逮捕特別チームのコメントをサイト上にアップ。

詳しくはこちらボタンを押すと閲覧者のPCカメラが自動で作動してパシャリ。これ実際にこんなことができたら恐ろしいですね。

よくもまぁ、こんなことを考えたものです。こうしてまんまとシリーズ1の犯人が仕掛けたトラップにハマったMは、顔バレすることになるのです。

スマホを落としただけなのに2

絶対絶命。千葉雄大&白石麻衣

その顔はと言えば、顔の右側にやけどみたいな後があり、暗がりで見ると怖さ倍増。まさに新犯人という出で立ち。

ITスキルは一級品はもちろん、殺し屋を雇って多くの人を殺してきた残虐性を併せ持つ相当なタチの悪さ。

Mの挑発作戦で矢面に立つ千葉雄大に対し、捜査を止めないと彼女の命はないと脅しをかけます。

警察側はこの脅しに屈するはずもなく、白石麻衣にはゴリゴリの護衛をつけて対応。

ところが護衛についた警察官が、あっさりとMにノックダウンさせられ、丸腰になってしまった白石麻衣。

そこをMが雇った殺し屋に狙われクルマで拉致されてしまいます。

彼女がさらわれたことを知り救出に向かう千葉雄大。頼りは白石麻衣が持つスマホのGPS。高速道路のSAに停車したことを確認し、怪しいクルマを片っ端にチェック。

スマホを落としただけなのに2

で、見事、白石麻衣発見し、彼女を救出するも最悪なことにMも現場に現れ万事休す。

いきなり拳銃を発泡し、まず殺し屋を射殺。計画が失敗したので事が露見するのを防ぐための行為だったのでしょう。

そして最後は千葉雄大と白石麻衣。彼らに銃口を向けるM。このまま二人してMに殺されてしまうのか。

最後は予想だにしなかった結末が待っています。そしてどこか影のある千葉雄大の理由も明かされます。これでシリーズ1から続くモヤモヤも解消されました。

シリーズ3が果たしてあるのか、あるとしたらシリーズ2のヒロイン白石麻衣は出演するのか。今後の展開が楽しみでなりません。

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やっすい推理サスペンスじゃないよ。「木曜組曲」。天才上流作家の遠大な計画

女流作家の突然の死。自殺?他殺?

押しも押されぬ人気作家の突然死。薬物を飲んで自殺したようで、集まった弟子や関係編集者は騒然。

自殺する理由は見当たらないし、この死に弟子たち一同はどこか怪しいと踏んでいました。

その後、彼女の命日になると弟子たちが集まり、彼女との生前の思い出を語り合う場が設けられましたが、未だこの死についてモヤッとする所があり、そこから思いもよらなう方向に事態は発展していきます。

木曜組曲

最初に怪しまれた富田靖子

女流作家の死の当日。自宅には長年女流作家のそばに仕えてきた同居中の敏腕編集者こと加藤登紀子と鈴木京香だけと思われていましたが、実はこの時、富田靖子も現場にいました。

が、事件当日、彼女は家にいたことを伏せていたことで、もしかして富田靖子が犯人ではと疑いの目を向けられます。

生前、女流作家との間で、後継者はあなたよと期待されていたことを告白。しかもゴーストライターとして彼女の作品を書いていたという驚きの事実。

これには一同びっくりするかと思いきや、同業ということもあり明らかに全盛期に比べ作品の質が落ちていることに気づきゴーストライターではと薄々感じていました。

木曜組曲

とばっちりを喰らった加藤登紀子

酷評されっぱなしの富田靖子は、ここから反撃に出ます。どうも犯人扱いされている自分に頭に来ていたのか、無実を証明すべく長年、不振に思っていたことを吐露します。

それがゴーストライターは私ではなく加藤登紀子だというもの。女流作家の晩年はそれまでの才能が一気に枯渇したのか凡庸な作品ばかりで、作品を書くことが全くできない。

てなわけで、彼女のことをよく知っている加藤登紀子が女流作家風に赤を入れ、次第に彼女が作品のほとんどを書くことに。

ただし上がってくる原稿は女流作家が納得の行くにはほど遠いものであり、彼女の不満は募る一方。

そんな中、新たなゴーストライターとして白羽の矢が立ったのが富田靖子というわけです。

女流作家が、彼女宛に書いた遺言状を家のどこかに隠したというのも、加藤登紀子に見つからないためだっと言うわけです。

新犯人説浮上。妹だとは・・・。

てなわけで、女流作家を死に追いやったのは加藤登紀子だよと宣う富田靖子でしたが、さすが作家さんならではのとんでもない妄想と加藤登紀子に一蹴され、その日はひとまず解散となったわけです。

が、この話を聞いていた鈴木京香と西田尚美は、その手紙が気になって気になってしょうがない。

で、先生が隠すとしたら、ここに違いないと絵画の額縁の中を調べるとありました。先生の遺言状が。

早速、中を開けてみると、そこには妹の原田美枝子に殺されるというもの。とんでもない秘密を知ってしまった2人は、意をけっしてこの手紙のことを原田美枝子に突きつけます。

一体犯人は誰なんだよ

こうして自殺ということでいったん幕が降りた女流作家の死は、弟子たちによる殺人事件という形で話が展開します。

しかも、それぞれに、犯人らしいというネタがあり、コロコロと疑いがかけられていきます。

一体、犯人は誰なの?興味はつきませんでしたが、後半にさしかかると、そんなやっすい推理小説ではなく、女流作家の遠大なある計画のもとに実行されていたことに気付かされます。

木曜組曲

結局、お弟子さんたちは、女流作家さんの手の上で踊らされていたということになるわけです。

これに、やっぱり才能は枯渇していないどころか、まだまだ現役なんだなとゾッとしました。

それにしても、この作品、今から約20年前のもので、食卓でふっつうにタバコをふかすシーンが描かれており、当時はまだ喫煙に厳しくなかったことを感じました。鈴木京香の喫煙シーンがやけに新鮮に移りました

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旦那目線で見るとあまりにかわいそすぎる。妻がまさか「Red」

何不自由ない生活をさせていると思ったのに・・・

商社に勤めるエリートサラリーマンの旦那さん。お家がそもそも裕福ということもあり、若くして大豪邸の主。

母が同居するも、妻からはこれと言った不満もなく上手く言っている様子。たまに娘の送り迎えも手伝ってくれているし、妻としても少しは助かっているのかなと。

Red

といった感じで、今の暮らしは十分幸せと思っていた旦那に対して、夏帆演じる妻の中ではどこか現状の生活に満ち足りていない様子。

こうして、ちょっとしたすれ違いが後に大きな事態に発展するというのですから、愛妻家の旦那が不憫で不憫でなりませんでした。

働きに出たいに。おやおやの不信感

生活は全くもって苦しさの微塵もないほどの順調そのもの。なのに妻の働きに出たい発言に、正面切って反対の示す旦那さん。

子育てと家庭の事に今は集中して欲しいという気持ちもありましたが、妻の熱意に押されて渋々承諾。

結婚前にはバリバリ働いていたのだから、社会復帰したいという気持ちだろうと思いきや、まさか好きな男に会うためだったとは、この段階では知るよしもありませんでしたが・・・。

昔の恋人に再会?で、熱い想いが爆発

学生時代にバイトで、とある設計事務所で働いてた奥さんは、そこの社長さんと恋仲に。二人の関係は深まり結婚かまで行った仲なのでしょう。

が、色々な事情があって二人は一緒になることなく、お互い別のパートナーを見つけて結婚することになりました。

それから10年後、旦那の仕事関係の会合に出席した際に、まさかのご対面。まず奥さんが彼のことを見つけ、その後を追っていった先で彼が待ち伏せ。

言葉を交わすことなくいきなり熱い抱擁。まるで昔の恋人時代が復活したかのように久々の再会を喜び合うといった感じでした。

こうして現在、彼が勤める職場に正社員として入社することができたのです。

知っていたのに黙っているという旦那さんの心遣い

周りから見たら絵にかいたような幸せな夫婦。奥さんは人当たりもよく子育て、家事に熱心。姑ともうまく折り合いつけている。まさに完璧とも言えるママなのに実は不倫していたとは・・・。

一番驚いたの近くにいる旦那さん。会社勤めを初めてから、どこか妻の様子がおかしいことに気づきます。どこか家のことに身が入っていないという様子。

極めつけは、クリスマスの夜に、こっそりと外出したこと。妻は愛人と密会していたわけですが、家族にはバレていないと思っていたのに、しばらくして旦那からこの人ことを問いただされ絶句。

旦那さんは男がいることを悟ったわけですね。けど、正面切ってすぐに言わずしばらくしてから問いただす当たり、妻への愛情を感じましたよ。

旦那としてはやるせない気持ちでいっぱいだったでしょう。

子供の直感は恐ろしい

ある朝、奥さんが出勤する際、朝もかなり早いなのに娘が起きてきて送り出しすることに。

その際に、ママ帰ってきてねという恐ろしい一言を発します。

不思議がる旦那さんと奥さんでしたが、これが現実にものになるとは・・・

そう考えると、今度は子供まで不憫でなりませんでした。

で、難解なエンディングを迎えるわけですが、場所は火葬場らしき建屋。喪服姿の奥さん、そして小学校に入学した子供とスーツを着た旦那さん。

恐らく、愛人が亡き人となり、不貞を働いた自分に対する戒めとして離婚を決意したのでしょう。奥さんは。

また一緒に暮らそうと懇願する子供にきっぱりとノーをつきつけた奥さん。一人テクテク火葬場を後にする奥さん。この先どうなったのか。

色々と点々と多かった感じの作品でした。

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よい意味で裏切ってくれた「ひるなかの流星」。努力は実る

転校生はとんでもない美少女

宮崎から東京に転校となた永野芽郁演じるすずめ。どこから見ても美少女なのに周りの生徒はとくに盛り上がる雰囲気もなく、転校生がやってきた位の対応。

転校生側にとっては周りの冷静な対応に戸惑いを感じたことでしょう。こいつらとこれからうまくやっていけるのかと。

そんな不安をさらに深刻にさせたのが隣の席のいけすけない男子。教科書がまだ届いていなので見せて、すずめがお願いした所、ちょっと手が触れただけで激怒。

ひるなかの流星

この対応に痛く傷ついたすずめ。普通ならこの仕打ちにへこみ、高校生活が暗いものになりそうな所を、持ち前の気の強さで乗り越えていきます。

友達になってくださいと懇願されたら勘違いするでしょう。普通

下校時に、その男をとっ捕まえて、あの態度はよくないと真正面から批判。この距離感のない対応に今まで出会ったことのない男子は、自分の非を素直に認めます。

そんな嫌な男子なのに、友達になってくださいと手を差し伸べて懇願。

彼女としては純粋に転校生なのでお友達ができないから、お友達になってくださいと言っているのはわかるけれど、これってつきあってくださいと変換して解釈してしまうでしょう。普通。

ひるなかの流星

こうして転校初日にして、男子のお友達をゲットしたすずめ。幸先よい高校生活をスタートすることができたのです。

よくある恋愛パターン。教師に恋心を抱く生徒

男子の方は、次第にすずめの存在が気になりだし、いつしか恋心が芽生えてきます。

が、すずめの方はと言えば、純粋にお友達であって恋愛対象ではない。彼女が想いを寄せるのが担任のイケメン先生。

先生の前ではドキドキするが、男子と一緒にいるとドキドキではなく落ち着くというもの。

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この違いを正面切って言われた男子の心中は穏やかではないはず。

が、この男子がすごいのは、そんな彼女を受け止める度量の広さ。自分は二番でもいいよ。自分自身が努力して一番になってやるというスタンス。

てなわけで、心のどっかに先生がいつつも、フラレてしまったということ、男子の好きに思ってくれる気持ちにハートを撃ち抜かれつきあうことになります。

やっぱり先生の事が忘れられない?

めでたく付き合うこととなった二人ですが、まだ先生に対して未練タラタラ。

先生もすずめのお父さんから厳しく娘に手を出すなと言われているし、なかなか踏み出せない。が、先生もすずめが好きで好きでたまらない。先生と生徒という立場もありながら、彼女の気を引く行動に。

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ギュッと抱きしめられたすずめは再び先生への想いが大爆発。

そんな息苦しそうな彼女を見ているのがいたたまれなくなったのか、自分の気持ちに素直になれと、ある意味、先生のもとに行ってもいいよ発言をします。

この男子の背中を押す一言に想いが爆発。先生が事故を起こしたという連絡を受け、課外授業の山奥から遠路はるばる先生が入院している病院まで向かいます。

結局は先生とくっつくことになるのか。最初から最後まで健闘むなしく男子の恋は砕け散ってしまうのか。

個人的には、この男子を応援していたのにせつなすぎる・・・。

ひるなかの流星

恋の行方はいかに。ぜひご覧ください。

それにしても相変わらずの存在感の永野芽郁。終始画面にくぎづけでした。

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