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権力者に告ぐ。話が難しすぎるので、だろうという所でまとめてみました。

最近よく見かける実話に元にしたフィクション

本作品に登場する投資会社スターファンドは米ローンスター、スターファンドに安値で売却された大韓銀行は外為銀行とのこと。って言う所まで調べがつきました。

実際に起きた話は、ローンスターが安値で外為銀行を安値で買収し、荒稼ぎして売り抜けたというもので、これは何か不正があったのではと韓国経済界で大騒ぎになりました。

というのも、この買収に韓国の官僚がローンスターに加担していたという疑惑が浮上したから。

この騒ぎで、官僚が訴えられるも、関与していないということで無罪となりました。

一方、ローンスターはこの買収に不正があったとのことで、有罪となり外為銀行株の売却命令が出ましたが、ハナ金融グールプへの売却が決定しました。

これで一件落着かと思いきや、今度はローンスターがハナ金融グループを訴える騒ぎとなり、ヒッチャカメッチャカ状態。理由は売却金額が不当に安く抑えられたというのが訴訟の主な理由ですが、この主張は退けられてハナ金融グループが全面勝訴となりました。

権力者に告ぐ

秘密を漏洩させないために、人殺しもいとわない

本作品で描かれている内容は、ローンスターが外為銀行を買収する前夜。官僚も組みして、外為銀行の買収金額が不当に安値にされたという点。

これに外為銀行内のスタッフが関与していたということで、事が露見される事を困った政府関係者がこのスタッフを殺害するというのっぴきならない事件からスタートします。

この点からフィクションでしょうが、ここから一気に作品にのめり込んでいきます。

権力者に告ぐ

必ずいるよね。世直し熱血漢

この殺人事件をきっかけに、この疑惑解明に乗り出しのが、熱血検事の主人公ヤン。自殺と報道された女性の死を早くから他殺と見抜き、この買収問題の背景には官僚が深く関与していることを突き止めます。

上司、他部署の人間からは捜査を中止するよう迫られたりするも、全く持って聞く耳を持たず、ブルトーザーのごとく捜査を進めていきます。

彼の味方は、同じ部署の部下、そして国際弁護士キム。この御方、政府高官にも知り合いがおり、ヤンからこの疑惑を聞き、早速質問攻めを行います。

権力者に告ぐ

まさかの裏切り

最初こそしらを切っていた元首相ですが、執拗な質問攻めに、とうとう自分が関与していることを伝えます。韓国と米国の外交上、必要不可欠なことであったと吐露。キムに理解を求めます。

ローンスターに外為銀行を買収するか否かの会議の席上で、父からの一通のメールが入り、父もまたこの買収に一枚噛んでいたことを知り愕然。

当初は、この買収に反対で官僚起訴の方向で動いていたキムが、まさかの変心。売却を認めることとなったのです。

そしてまた、官僚逮捕に息巻いていたキムの上司も我が身の出世との取引条件で、捜査の打ち切りを官僚に提示します。

権力者に告ぐ

何となくわかった気がするタイトルの意味

作品の中では、買収に関与した官僚、捜査を勧めていた検事、共に悪さを働いたものが何の罰を受けることもありませんでした。

これを持って、本当にこれで良いのですが、国民の皆さんと何かメッセージを発しているようにも感じたのは私だけでしょうか。

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暗殺殺人。この犯人、相当頭が切れるのでやっかい。刑事さんもよく耐えました

いきなりタックルって何事?

麻薬関連の捜査中に情報提供者として接触した若者。が、どこか態度がいけすけない。刑事さんの質問に対しても適当な返事がせず、しまいには、もっと情報が欲しければ金を出せという始末。

呆れる刑事さんでしたが、貴重な情報を得て捜査が進めばそれに越したことはないと渋々、彼の要求を飲みます。

と、その時に突然、彼にタックする男性が現れ、店中はヒッチャカメッチャカ状態。その情報がとんでもない貴重なモノだったのでしょう。そばで聞いていた仲間がこれはまずいと思い静止にかかり、殺してしまうと。

ところが、彼に飛び交っかたのは刑事さんで、実はこの情報屋の彼、とある殺人事件の犯人として指名手配されていたのです。

これで麻薬組織に踏み込めるとの思ったのも束の間、捜査はまた振り出しに戻ってしまうことに残念がる刑事さん。

とは言え、違う意味で彼に何か感じるものがあり、後日彼のもとを訪問し、刑事さんの予想は見事的中することになりました。

暗殺殺人

その話はホント?殺した数は7人にびっくり仰天

収監中の彼との面談で、聞かされた話がこれまで7人もの人間を殺してきたというもの。事件発生の年、場所、性別、遺体遺棄の方法などこと細かく証言され、嘘ではないことを確信。

早速、数年前に墓地に死体をバラバラにして遺棄した事件を捜査することに。彼の証言通りの場所が見つかり、かなりの数の捜査員を投入して、やっとのことで彼が言っていた遺体を発見することができたのです。

これで、殺人事件として立件できると思いましたが、DNA鑑定の結果は異なる人であったことが判明。捜査はまた振り出しに戻ることになり、犯人の彼は本件については無罪となったのです。

暗殺殺人

司法の壁を熟知した犯人はやっかい極まりなない

無罪の判決がくだされ、彼が言っていたことは全て嘘だったのではないかと不安になり、刑事さんもどんどんと自信を失っていきます。

とある先輩に相談した所、この手の犯罪に手をつけるのは危険だからやめた方がいいとのこと。

理由は、嘘の殺人事件をでっち上げて次々と無罪を勝ち取り、逮捕に至った事件の裁判も有利に進められてしまうというもの。

結局、警察は犯人に良いように踊ろされるだけど。

犯人がペラペラと殺人事件を供述するのも、裁判を有利に進めるということを知り、納得がいったのです。

暗殺殺人

このまま犯人有利で進むのか、彼の証言は本当に嘘?

証拠が中々出てこない中で、とうとう刑事さんは彼の証言に基づく7つの殺人事件から手を引くことを決断します。

最終日だったか、本件の資料を整理している中で、偶然にもある証拠品を見つけ出します。

ここから事態は急展開。この証拠品の所有者を膨大な過去資料の中から、突き止め見事裁判で有罪判決を勝ち取ることに成功しました。

暗殺殺人

捜査はまだまだ続くって何か消化不良

この話、実話をもとにしており、捜査は未だ継続中だとか。行方不明の方は、残り6人。情報源としては犯人の彼の証言しかなく、難航は必死でしょう。

犯人はとっ捕まってよかったですが、どこか消化不良な感じがしてなりませんでした。

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そうゆう意味では、みんな悪人ってこと。種類が異なる悪人共「悪人伝」

いきなりブスリはないでしょうの衝撃

オカマを掘られて相手方に怒鳴り込んだら、背後からブスリって。突然の出来事に被害者は一瞬何が起こったかわからないでしょう。

しかも被害者と加害者は全くの他人。怨恨などの動機などは一切なく、ただただ無差別に人を殺すことが生きがいという、かなりサイコ的。

悪人伝

運が悪かったとしか言いようがない。加えてこの殺人鬼はこれまでも何人もの人を殺めている連続殺人事件の犯人。しかも証拠を一切に残さないという頭も切れているものだからたちがわるい。

警察もなかなか犯人逮捕の手がかりをつかめずにいました。

どっちに取っても相手が悪かった

まるでプロレスラーと言わんばかりの体躯に強面の面構え。韓国の組長とは腕っぷしでのし上がるものなのか錯覚するほど。

この組長、怒られせたらとにかく怖い。ある組の組員の態度が悪いことに腹を立てて、サンドバックの中に入れてボコボコにしたり、既で前歯を抜き取ったり、残忍性もこれまた強烈。

そんな腕の立つ極悪人をターゲットにした連続殺人犯はとにかく運がなかったと言ってもいいでしょう。いつもなら背後から一刺しでマウントを取れるのに、いきなり背負投を喰らい、ボンネットに叩きつけられるわ、自分の凶器でもある包丁を胸元に刺されたりと散々。

これは相手が悪かったとその場からサッサッと逃げを決め込む犯人。負傷を負った組長は何とか一命を取り留めたものの、腹の虫が収まらない。

手なわけで、傘下の組員を総動員して、殺人鬼の捕獲作戦を発動します。

便乗する警察。ここにヤクザ&警察連合が誕生

別件でこれまでマークしていた組長が連続殺人犯に襲撃されたことで、警察側は共同戦線を張ることを提案します。警察が持つ、連続殺人犯に関する情報を提供し、実働部隊はヤクザが担う。

最強の捕獲チームがここに誕生するのでした。対してとんでもない相手を敵に回した連続殺人犯。けど、この男、全く動揺する素振りを一切見せず、まるでこの状況を楽しんでいるのですから、猟奇的殺人者はどこか常人とは思考回路が異なるのでしょう。

そうゆうことか、悪人伝とは

こうして、とてつもない包囲網ということもあり、警察の手によって逮捕されることとなった殺人鬼でしたが、これが知らぬ存ぜぬの一点張り。

確たる証拠をもつかめず、このままで保留になってしまう。そこで立ち上がったのが組長。自分の手で殺めるという望みを叶えることができず、半ばあきらめていた所に、警察からまさかの相談が舞い込んできます。

証言に立つ代わりに、殺人鬼と同じ刑務所に入れることを約束させます。

こうして殺人鬼は死刑を宣告され、組長は念願の倍返しの機会を得ることができたのです。

種類は違えど、警察も含め皆、悪という要素を多分に含んでいるだなと思った次第です。

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偽札づくりは奥が深い「プロジェクト・グーテンベルク 贋札王」

偽札集団のボスこと“画家”は、とんでもなくヤバい人

警察に身柄を拘束され取り調べ室で多くの刑事さんに取り囲まれたイケメン男性。

このお方、偽札づくりで逮捕されたようですが、警察としては彼のボスである画家という人物についての情報を聞き出したい。

というのも、このボスに関連された人物が次々と殺され、犯人はこのボスではというのが警察の見立て。

が、このイケメン男性は頑なに警察の要求を拒否。というのも口を割ったら最後、彼の命が取られてしまうから。

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王

例え安全を約束された警察署にいても、画家ならラクラクとそんな壁を乗り越えて一層、警察の人間全てを巻き込んで殲滅させてしまう。それほどの力の持ち主。

ところが謎の女性の説得もあり、画家なる人物について話始めることに。彼との出会いから最近の彼との出来事までつまびらやかに・・・。

人生を狂わされた売れない画家の懺悔録

彼との出会いは、ある贋作がきっかけ。画家として行き詰まり生活もままならない状況ということもあり、著名な芸術家のコピー作品の制作を請け負うことに。

精巧に描かれた作品は、素人ではまず贋作とは見抜けないほどの仕上がり。依頼主もその出来栄えに大喜び。

自分自身の作品ではなかなか評価されないものの、贋作づくりは天下一品の腕前だったのです。

その彼の素晴らしい技術に目をつけたのが、偽札集団のボスの“画家”。その確かな腕を偽札づくりに活かさないかとスカウティングする訳です。

最初こそオファーを断っていたものの、画家としての限界を感じ、かつ当時つきあっていた彼女のことを想い、偽札づくりの世界に足を踏みれていきます。

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王

偽札づくりって奥深い。これは簡単には真似できん。

最近はあまり耳にしませんが、昔はコピーしたお札を使って逮捕されるというお粗末な事件というのがよくありました。

それにちょいと毛が生えたものかと思いましたが、これが本物のお札と寸分たがわぬほどの出来。

まず用紙は一般的に流通されていない特殊なもので、この風合いや透かしを出すために用紙を重ね合わせて再現。用紙そのものはロールで海外から調達。

インクもこれまた一般的に流通されておらず、ある光を当てると色が変化するというもの。最初こそインクの輸送車を襲撃して強奪しましたが、最終的には内製化に成功

印刷も一般的な機械ではないもので、これまた海外から中古品を購入して、修理して使えるように。

で、極めつけは山奥に立てられた偽札工場。稼働スタッフは10名に満たないものの、一人ひとりが偽札作りのプロ中のプロ。人数の少なさを感じさせないほどの働きで、新札の贋作づくりを成功させます。

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王

そろそろ足の洗い時。組織を離れるイケメン男性

一夜にして大金持ちとなったイケメン男性。経済的には満たされているものの、ボスこと“画家”の偽札作りのためには人殺しもいとわないというスタンスが許せず組織からの脱退を申し出ます。

原版づくりで彼の才能はなくてはならないもの。彼を組織に引き留めようと、元恋人を人質に彼に組織に残るよう脅しをかけます。

目隠しされた元恋人に銃口を向ける画家。万事休すかと思った瞬間。今の彼女が銃を乱射し、この危難を逃れることに成功。

元恋人も命を落とさずに済み、このどさくさに紛れて画家を銃殺。銃を乱射した彼女とタイに逃げ込み、画家の呪縛から逃れることができたのでした。

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王

長い、長い懺悔録の後に訪れた衝撃の事実

こうして警察に画家のことを全て暴露したイケメン男性は、最後に彼の人相についての似顔絵づくりに協力し、捜査に協力したということで釈放されるのでした。

で、その出来上がった人相が、回想シーンで出てきた画家その人とドンピンシャ。ここまでの再現性の高さなら捕まるのも時間の問題。

で、案の定、無理を可能にしてしまう画家が警察スタッフに扮して、しかも単騎で警察署に乗り込んでいきます。

画家の正体を突き止めた警察スタッフ全員を殲滅させようとしているのか、大きなバッグを片手にズカズカと。

これがとんでもない事態が起きるのかとハラハラドキドキして待っていると思わぬ展開が待っていました。

あっさりと後ろ手に捕まる画家。えっ、こんな脇の甘い人だっけと拍子抜けするほどのあっけなさ。

で、気づきました。本当の画家は、あいつだったんだと。これまた見事な贋作に警察スタッフ一同騙されていたのです。

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王

が、騙し合いはこれに終わらず、さらなる騙し討ちが最後の最後に待っています。

とにかく久方ぶりに、面白い作品に出会えることができました

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勇敢に高かった伝説の兵士たちは学生さん。「長沙里9.15」

時は朝鮮戦争真っ只中。国連軍劣勢

国連軍を持ってしてもソ連、北朝鮮軍の前ではなすすべなし。

戦況は北朝鮮軍有利。北緯38度線を大きく超えて釜山まで追い詰められた韓国軍という状況。歴史に「もし」が存在するならば、今頃、朝鮮半島は北朝鮮一国になっていたかもしれません。

この状況を打破しようとマッカーサー司令官の打ち出したのが、一か八かの仁川上陸作戦。深入りした北朝鮮の背後をついて挟撃して殲滅させようとでも考えたのでしょう。

長沙里9.15

とは言え、上陸先は手ぐすね引いて北朝鮮軍が待っている状況。上陸しようにも多くの犠牲を伴うのは必至。

てなわけで、この作戦を成功に導くために相手の戦力を分散させるかという狙いで、日本海側の長沙里上陸作戦が敢行されます。

軍を率いるボスは何かと大変

この作戦を任命されたのが、学生兵722人。わずか2週間の訓練で戦地に向かわせるという所に、当時の韓国軍の窮状がありありと感じられます。

軍を率いるイ・ミョンジュン大尉が、こっちは大隊。向こうは中隊レベルの規模。我軍の方が有利という言葉がやけに印象的でした。

この戦いがいかに無謀であるかは、誰よりもわかりきっている。けど弱い所見せたら、士気に関わる。てなわけで、終始強気の姿勢を貫いていました。

長沙里9.15

大隊とは言ってもほぼほぼ素人集団。

台風で大しけの中、長沙里に向かう学生兵を乗せた船。船内は波の大うねりのせいで、船酔いする学生ばかり。こんな素人集団で本当に北朝鮮軍に勝てるのかと不安に思いました。

長沙里9.15

が、船内の学生に悲壮感は全くなく、むしろ国のために戦う誇りを感じているのか、皆意気揚々。逆に頼もしい感じさえしました。

戦争の恐ろしさを知った。死の上陸作戦

夜が明けてからでは部隊が全滅するのは目に見えている。てなわけで真夜中に決行された上陸作戦。

島付近に近づくと、待ってましたとばかりに北朝鮮軍の雨あられの銃撃。船も被弾し、船内は大きく揺れて動揺する学生兵達。さっきまでの威勢の良さは消え失せ、戦争の恐ろしさを感じた瞬間でもありました。

この動揺がさらに深まるのを恐れてか、すぐにゴムボートを使った上陸作戦が開始されます。が、船内のゴムボートはわずか4隻。

これでは全員が上陸する前に夜が明けてしまう。てなわけで、ビーチと船をつなぐ綱を張り、その綱を使って上陸させようというもの。

が、ゴームボートは狙い撃ちされるわ、ビーチには地雷がたくさん埋め込まれているわで、まともに上陸できたのはごくわずか。

この上陸で、いきなり多くの犠牲を払うこととなったのです。

一難去ってまた一難。迎え撃つ北朝鮮軍

何とか上陸にこぎつけたものの、目の前の崖には、あちらこちらに北朝鮮軍の砦がたちはだかり容易に近づけない。

そこで陽動部隊を編成し、正面とサイドから攻め落とす作戦を展開。この作戦が見事成功し、難攻不落とも言える長沙里の砦の奪還に成功。

長沙里9.15

韓国軍の仁川上陸作戦を見事成功させ、劣勢であった韓国軍を攻勢に転じさせ、戦況を逆転させた功績は大きい。

当初の作戦は大成功を収め、上陸した学生兵もそろそろ撤退という時かと思っていた矢先に、まさかの北朝鮮軍の長沙里再奪取計画が実行に移されます。

もう少し早く北朝鮮軍が撤退命令を出していれば、この再奪取計画も実行に移されず、学生兵の命も救えたのかなと思った次第です・・・。

長沙里9.15
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金の切れ目が縁の切れ目か。泣いて馬謖を切る。「ゴールデン・ジョブ」

犯罪のプロ集団。手際よく事は進んでいたのに・・・。

とある企業の新製品発表会でのこと。ある犯罪組織が命を狙われているCEO。彼を救出するという危険なミッションに挑んだのが、窃盗などを生業とする元傭兵部隊。

入場用のパスをスキミングして会場に入ったり、監視ルームに侵入したり、警備員に扮したりと完璧。相当な数のミッションをこなしているだけに手際が良い。

ゴールデン・ジョブ

CEOもいとも簡単に拉致し、さぁこれからクルマに乗せるという段階で、まさかの失態。クルマに向かう途中で部下の銃弾に倒れてしまいます。

こうして、プロらしからぬ失敗を演じ、クライアントから大激怒。第一戦犯者にクビを宣告。が、そこは男気あふれる仲間たち。

ならば、俺もやめると次々と手を挙げる始末。こうして惜しまれつつ、この元傭兵部隊は解散してしまうのです。

再結集。今度は世のため人のため

もう危険な橋はわたらない。まっとうな職について生涯を送ろうと思っていたはずなのに、再び彼らはある仕事で再結集することとなります。

ミッションはある製薬会社から薬をちょうだして、病気に苦しむ途上国の子供達に配布するというもの。聞こえはいいですが、人のものをくすねるのは十分な犯罪ですが、そこはさておきとりあえずミッションを敢行し、見事成功。

が、ここで仲間割れを引き起こす事件が勃発。薬を輸送するワゴン車を奪ったまでは良かったですが、中を開けてみたら金塊山積み。

話が違うと驚く元傭兵部隊達。が、一人だけこの事実を知っていた仲間がいました。彼は数年前に解雇されたクライアントと結託して、金塊を盗むミッションに仲間たちを騙して参加させていたのです。

そうこうしている内に、クライアントが現れて、いきなりドンパチが繰り広げられ、こうして鉄の結束とも言える元傭兵部隊は仲間割れしてしまうのです。

お仕置きするしかない。裏切り者は容赦しない。

このミッションで仲間は長きにわたる投獄生活を強いられ、元傭兵部隊の父親代わりとも言えるボスはクルマ椅子生活を余儀なくされてしまいました。

ゴールデン・ジョブ

全ては、仲間を裏切ったあいつの仕業。彼を見つけ出してお仕置きを誓い合います。

命を狙われることとなった裏切り者の彼は、横取りした金塊で大金持ちにのし上がり、自宅には傭兵を数名おき、ほぼ要塞状態。

自分の命が狙われているのは百も承知。そっちがそう出るなら、こっちもそれなりの対応するまでと全く反省の色なし。

泣いて馬謖を切る。

多勢に無勢とはまさにこのこと。数で劣る元傭兵部隊達でしたが、そこは数々のミッションをこなしてきただけあって、次々と護衛の兵士をバッタバッタとなぎ倒し、本丸突入に成功。

そこには横取りした山積みの金塊が置かれ、ターゲットの裏切り者が。

丸腰の彼に向かい、急所を外しつつ、仲間たちの銃弾が次々と打ち込まれます。

トドメを刺しても良いところですが、これまで苦楽を共にしてきた仲間。命だけは取らずに、その場を去ろうとした時に、まさかの発泡。

仲間一人が撃たれたことで、これは始末しかないということで、裏切り者は仲間の銃弾で葬り去られました。

後日、聞いた話では、盗んだ金塊で、薬を買っては途上国の子供達に無償で薬を配布していたとのこと。

最後の最後に、じわっと胸が熱くなる思いでした。

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コメディなのに残酷すぎるよ。正直笑えない「ほえる犬は噛まない」

始まりはマルチーズ。ワンちゃん連続失踪事件

大学教授を目指す非常勤講師の主人公ユンジュ。同世代の友人が次々と教授になる中、なかなか夢を叶えられずくすぶった毎日を過ごしていました。

精神的にもかなり追い込まれていたのでしょう。同じマンションに住む住人の飼い犬に腹を立てて監禁。

地下の廃棄置き場にあるタンスの中にワンちゃんを閉じ込め、その場を後にします。

といった具合に、いきなり衝撃的な動物虐待シーン。かなりショッキングでしたが、これはまだ序の口。この先さらにエスカレートしていくのです。

ほえる犬は噛まない

罪の意識を感じて開放しようとしたけれど・・・。

数日後、マルチーズの飼い主はマンション管理事務所を訪れ、地域内へのビラ貼りの申請に訪れます。

そこには生前のマルチーズの写真が載せられ、数日前から姿を消したとのこと。受付を担当したヒョンナムは、ビラ全てに判子を押してマルチーズの飼い主にそのチラシを渡します。

ほえる犬は噛まない

その様子を偶然目にしたユンジュは、自分が数字前に廃棄所に置き去りにした犬知り、罪の意識を感じたのか、急ぎ足で廃棄所まで様子を見に行きます。

が、既に時遅し。タンスの中に犬は既にいない。完全に鍵を閉めた状態なので犬が逃げることはできない。

そうこうしている内に地下室に向かってくる人影を発見し、急ぎタンスの中に隠れます。

戦時中は犬も口にしていたとは聞いていたけど。

地下室に入ってきたのはコンロ片手に食材をたんまり抱えた管理人。地下室で鍋料理するらしく、袋から取り出したのは、探していたマルチーズ。

管理人の手により殺められてしまったマルチーズ。しかも、それを鍋にして食べるというのですから、さらに驚き。

日本でも戦時中は犬を口にするというのは聞いたことはありますが、お隣韓国では今なお一部の方だとは思いますが行われていることに驚きました。

夫婦仲は冷え込むばかり。まるで奴隷

罪の意識を感じて反省したかと思いきや、この男、さらに次なる犯行に出てしまいます。

これも教授になかなかなれないイライラと奥さんからまるで奴隷のような扱いを受けていたからでしょう。

標的は旦那に先立たれペットのワンちゃんを生きがいに暮らしているおばあちゃん。

ペット禁止のマンションで犬を飼うとは何事かと変なスイッチが入り、散歩中に犬を拘束。

マンションの屋上から投げ飛ばすというとんでもない行動に出てます。

この様子を見ていたマンション管理事務所で働くヒョンナムは、正義感からなのか彼をとっ捕まえるべく急ぎ犯行現場に向かい、彼をあともう少しでとっ捕まえる所を余計な邪魔が入り、失敗。

何とか逃げのびることができたユンジュでしたが、なぜ、あのような行動に出たのか、今更ながら深く反省します。

まさかの奥さんが犬を連れてきた

しばらくすると、ユンジュの家でも犬を飼うことになりました。

奥さんが退職金で買ったとのことで、これにはユンジュも腹を立てましたが、奥さんに食べさせてもらっている身もあり、そう強く出ることでもできず、散歩、餌やりなどの奥さんの命令に従うのでした。

が、ここで事件が勃発。散歩中に飼い犬が失踪。奥さんには案の定、怒られ、見つけるまで帰ってくるなというきっつい一言をもらいます。

果たして無事に生きて見つけることができるのか、はたまた管理人の餌食になってしまうのか。

あのパラサイトの監督ポン・ジュノの作品だけに、エンディングはもっと驚きが。ぜひご覧ください。

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実話に基づくから怖すぎる「殺人の追憶」犯人捕まって安堵

片田舎で起きた連続強姦魔事件

実話に基づく本作品。本当にこんなおぞましい事件が起きたのかとただただ驚くばかり。

殺された女性は当時で10人を数え、その間に警察も捜査を進めていたのに食い止めることができずにいたというのが実に歯がゆすぎる。

殺人の追憶

初動でつまづきがまずすぎたのでは・・・。

証拠という証拠が一切見つからず途方に暮れていた中、有力な情報が舞い込みます。

街で噂になっている襲い魔と言われるある男性。知的障害者の彼がまず犯人扱いされ、警察に捕まります。

殺人の追憶

ある種拷問に近い取り調べて無理矢理に自白させる。執拗な取り調べにやってもいないのに私がやりましたと言わせてしまう強引な取り調べが行われます。

最後は根負けして彼も自身で罪をかぶろうとしますが、ある刑事の一言で無実となります。

殺された女性を縛り付け方が実に巧妙で、簡単に外せないようなもの。犯人と疑われた彼は手が不自由で、このような縛り方はできないということで、釈放となりました。

さらにこの取り調べの最中に新たな被害者が出て、彼ではないことが明らかになったのです。

続いては犯行現場に現れた変態野郎

続いては犯人扱いされたのが、事件現場近くに住むある男性。犯行現場に再び犯人は現れるということを信じて、見張りをすること数十分。

ライトを片手に怪しい男が現れ、ジャンパーの下に隠した女性ものの下着を地面に起き自慰行為を・・・。

今度こそ犯人ゲットと思いましたが、これまた大間違い。こちらも取調べ中に次なる事件が起き、彼も釈放となりました。

殺人の追憶

事件当日の共通項を発見

2度の失敗を繰り返し後がない中、違う角度から調査することにし、ある共通項を発見します。

あるラジオ番組に、必ず事件当日になると決まってある曲をリクエストするリスナーを発見します。

ラジオ局に問い合わせて、住所を聞き出し、容疑者をとっ捕まえると、これがいかにも犯人といった知的でかつ冷徹な感じの男性。

今度こそと思いましたが、DNA鑑定の結果は白。捜査はまたまたふりだしに戻ってしまいました。

犯人逮捕にホッと一安心

本作品が上映された2003年時点では、犯人は捕まっていませんでした。が、国を挙げて捜査の網を広げた結果、2019年に犯人逮捕にこぎつけたとか。

今回はDNAも鑑定も一致し、犯人も犯行を認めました。本作品中では10件とも言われていましたが、彼の自白した数はその数倍の数。

とんでもない犯罪者だったわけです。とにかく捕まって良かったです。

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格差問題を描いた?「パラサイト 半地下の家族」

そもそも半地下って何?

日本には馴染みのない半地下という住まい。完全なる地下でもなく窓を開ければ目線は路上。広島球場の外野に設置されたグランド目線で野球が楽しめるあれに似ています。

とは言え、内装はごく一般的な家庭とさほど変わらず不自由なく暮らせるといった感じ。しいて挙げれば目線に立ちションをする様子が目に入ってしまう事位。

本作品は、そんな社会の底辺で暮らす家族と富裕層家族を暮らしを交差させて韓国に広がる格差問題を描いた社会派映画だと感じました。

貧乏だけど悲壮感ゼロ。たくましすぎるこの家族

父は定職につかず家でゴロゴロ。息子は家庭の事情からか大学を断念。娘も同様。なのに父を恨むどころは一切なし。

家族で内職をして日銭を稼ぐ毎日。稀に稼ぎが良ければ家族で全員総出で酒盛り。笑顔が絶えず他愛もないは話で大盛りあがり。

今置かれている環境に全く不満はなく、むしろその状況を楽しんでいるかのようにも見えました。

転機は息子の家庭教師。パラサイト始動!

極貧生活を送る家族に奇跡的な転機が訪れます。息子が友人の紹介でとあるお金持ち家族の娘を家庭教師になります。

厳しい採用試験もクリアし、お金持ちの家族のママはベタ惚れ。さらに娘さんまで。こうしてガッツリ家族の信用を得た所で次の矢を仕掛けます。

お金持ち家族の末っ子のガキンちょに美術先生をつけた方がいいと進め、妹を紹介します。妹の説得力ある話しっぷりにすっかり信じ込んでんしまったお金持ちのママは、即採用を決めます。

こうして極貧家族は二人は兄弟であることを隠して富裕層家族との接点を持つことに成功。最終的にはパパとママもこの家族に雇われることとなり、家族全員でパラサイトに成功したのです。

アカデミー賞作品だけに期待値上がりまくり

こうして極貧生活から抜け出すことができた家族。次なる展開は家族であることがバレてさぁ大変。どのようにして着陸させていくかという話に終始するかと思いきや予想を超えた展開が待っていました。

極貧家族が雇われることでクビになってしまった家政婦。この人も何を隠そうパラサイトだったのです。

お金持ち家族も知らない秘密の隠れ家。書棚の裏側に儲けられた扉を開けると、そこには地下室に繋がる長ーい階段があり、下り終わるとそこには広大な地下室が。しかもそこには家政婦の夫が長年の間、寄宿。

極貧家族の上を行くパラサイトっぷりを発揮していたのです。

さらに驚きのエンディング。

お金持ち家族はふた家族分のパラサイトを自宅に飼っていたという衝撃。

しかもこの家族、結託すればいいものの、元家政婦がお金持ち家族に暴露してやるというものだから、話がどんどんどややこしくなりとんでもない事態に発展。

エンディングはさらに予想を超える事件が勃発します。

これって格差が社会問題化している韓国を知って欲しいというメッセージが込められているようにも感じました。

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ネット犯罪進みすぎ。「ガールコップス」

男顔負けの強さ。伝説の女刑事

屈強な男5-6名を相手にしても怯むことなく立ち向かう勇敢な刑事。

手際よく相手をノックアウトし、逃げる犯人を追う姿はまるで男顔負けの鬼の形相。

しかもこれがおばさん刑事というのだから驚き。女性刑事の模範として国から表彰され、男社会の警察にあって地位向上に大きく貢献したのですが・・・。

過去の栄光は今や昔

そんな華々しい成果を上げながら結婚を機にお客様相談窓口に異動。

司法試験に毎年落ちまくる夫を持ち、しかも子持ち。家計を支えるのは私しかいないということで自ら選んだ道というのはわかっちゃいるけど、バリバリの刑事時代は懐かしく、かつ戻りたいという気持ちは捨てきれませんでした。

義理の妹もこれまた男勝りの性格

彼女の果たせなかった夢を叶えるためなのか、何故か義理の妹はおばさん刑事が所属していた部署に配属。

男勝りの性格が仇となり、犯人を馬乗りにしてフルボッコしたり、誤って実の兄を逮捕したりと失態続き。

見かねた上層部は、彼女を一時的に部署から配属し、義理の姉ことおばさん刑事が配属されているお客様相談窓口に異動させます。

そもそもお兄さん家族と同居している義理の妹。家では義理の姉と喧嘩が絶えず状態で職場でも同じように些細なことで衝突しっぱなしでした。

リベンジポルノよりも悪質。動画公開

そんな彼女達の元に現れた1人の女子大生。どこか挙動不審で何かにおびえている様子。スマホを彼女たちに渡すとそそくさとその場を後にします。

急ぎ女子大生の後を追うおばさん刑事。その瞬間、彼女は何と自殺を図ります。

何か事件の臭いを感じた彼女のスマホを見ると、3万件いいねが集まったらハレンチ行為の動画をネットに公開するとのこと。

止めるためにはお金を用意しろとの脅迫めいた文言が・・・。

リベンジポルノよりも、悪質なこの犯罪。被害者はかなりの数にいるようで、クスリで眠らされている間に動画を撮るというもの。

おばさん刑事、帰還

事件を知ったおばさん刑事、義理の妹と一緒に、勝手に捜査を進めていきます。

自殺を図った女子大生のお友達から話を聞き、犯人をつきとめ、クラブへ潜入。首謀者と見られる男に接近するも、あっさりと刑事であることがばれてしまい、義理の妹が拉致されてしまいます。

旦那も協力して、彼らのアジトに足を踏み入れたおばさん刑事。犯行グループのボスとガチンコ対決するも見事なまでの返り討ちにあいます。

このボスも相当、腕の立つお方。完膚無きまでに叩きのめされたおばさん刑事、義理の妹、そして旦那は囚われの身となってしまいます。

腕と足を縛られ身動き取れない。しかも周りは火の海。このまま焼死してしまうかという危機一髪の状況でしたが、何とか脱出に成功。

事が警察に露見して海外逃亡を狙う犯行をグループ、それを阻止するおばさん刑事たち。事件の行方はいかに。最後まで目が離せない展開です。ぜひ