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日本映画

ネタばれ。まさに人狼。微妙な心理戦にハラハラ・ドキドキ「おとなの事情 スマホをのぞいたら」

ありそうでなかったスマホを使ったゲーム

タイトルからして興味津々の本作品。誰もが他人に見せたくない、誰もが見てみたいと思う他人のスマホ。それを白日に元にさらすともなれば、ハプニングが起こるのは目に見えている。

これをゲーム化することで、双方の承諾をとりつける、このありえない設定に冒頭から観る側も何故かハラハラ・ドキドキさせられました。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

出演陣が豪華すぎる。制作費も相当高くついたのでは?

出演陣が豪華すぎるのも本作の魅力の一つと言えます。鈴木保奈美、常盤貴子、東山紀之などなど主役級の役者を揃え。

さぞ制作費も高騰したことでしょう。

が、本作品、ゲームが繰り広げられるとあるカフェのシーンが大半で場面切り替えはほぼなし。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

海外映画でコールセンターのみの1シーンで成立させた作品を観たことがあります。

それに似た感じで、全く飽きが来ない。

場面展開を減らすことで制作費を抑え、役者の出演料を捻出したのでしょう。

個人的には常盤貴子の演技が秀逸

中でも目を引いたがの常盤貴子の演技。昔からドラマなどで演技がうまいと評価されていましたが、彼女の演技をしっかり観たのは今回が初めて。

収入が頼りない旦那とわんぱくな男子3人を子を持つ母。さらに姑問題も抱えストレスフルなママを見事に演じきっています。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

旦那を揶揄するシーンであったり、姑への留守中のことづてシーンなどは思わずが笑みがこぼれるほどにハマり役。

彼女の出演する他の作品を見てみたくなりました。

掘り下げないからこそコメディとして成立

本題となるスマホゲームでは予想通りの大波乱の連続。

夫婦の浮気問題というわかりやすいハプニングにはじまり、カミングアウトや知られざる親と子の関係などなどバラティに富む秘め事が白日の元にさらされます。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

どれも場の空気を凍りつかせるほどの衝撃のネタですが、参加者は最初こそ驚くものの、深い追求はなし。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

湿っぽい方向に持っていかない、あくまでも本作品はコメディというブレない姿勢を感じました。

もうひと波乱欲しかった、エンディング

エンディングは、それまでのハラハラ・ドキドキからちょっとトーンダウンした感じが否めません。

内容が難しすぎて頭に入ってこなかったというのもありますが・・・。

個人的にはスマホゲームのやりましょうといった言い出しっぺが、特大の秘め事が暴かれるというのを期待しのたですが・・・。

おとなの事情 スマホをのぞいたら

とは言え、久々に没入感ありありの作品に巡り会えることができました。良作です。ぜひご覧ください。

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Blog 反省 ハリウッド

女は守るために残酷になるってキャッチコピーにしみじみ納得。「罪と女王」

人生史上、幸せのピークだったはずが・・・

理解ある旦那、やっとのことで授かった双子の娘たち。そして周りの認める敏腕弁護士

彼女にとっては幸せのど真ん中だったなのにある事をきっかけに身から出た錆と言ったらそれまでですが、とんでもない事態を招きます。

それが旦那の前妻との間に生まれたイケメン男子。

それまでは前妻と暮らしていたイケメン男子でしたが、養っていくことが厳しくなり施設に預けるか迷っていた所に、元旦那が救済の手を差し伸べます。

てなわけで、家族とイメケン男子が同居することとなったのです。

無愛想で家族との関わりを拒絶するイメケン男子

突然の環境変化もあってか、なかなか家族に溶け込めないイケメン男子。

子供たちからプレゼントをもらって、どこかそっけない態度。たまりかねた奥さんは私達に心を開くように御願いするも態度を変える素振りは全くなし状態。

が、ある事件をきっかけに、これまでの態度が嘘だったかのように家族に対して心を開くようになり、子供たちの面倒を見るまでに。

これには奥さんも大喜び。こうしてやや不穏な空気だった家族と過ごす時間も彼が同居する前の温かい雰囲気になったのでした。

どうしたんですか。奥様

そんな幸せな空気だった家族の時間を自ら壊しかかった奥様。

知的かつ聡明で法に反することは許さないといった感じの完璧すぎる女性が、イケメン男子にまさかの逆に夜這いをしかけます。

ある意味、自分の親と年齢も近い奥さんでしたが、拒否することもなく自然と受け入れる様子にビックリ。

ビジネス的に熟女好きというイメージがありましたが、実際にこういった嗜好の人は世界的にもいることに驚かされました。

身勝手すぎるよ。奥様

こうして、旦那の目を盗みながら二人は愛を深めていくわけです。

とは言え、旦那や娘に対する背徳感は募るの一方。加えて人前でもいちゃつこうとするイケメン男子にげんなり。

いつしか自分から仕掛けておきながら、イケメン男子に対して別れを切り出します。

最初こそ素直に受け入れたかに見えたイケメン男子でしたが、相当ショックだったのでしょう。

リベンジポルノばりの復讐に出ます。

まるで人狼の世界。迫真の演技に旦那さん陥落

あろうことか二人の秘め事を旦那さんにばらしたイメケン男子。

あまりの衝撃に言葉を失う旦那さん。が、意を決して奥さんに問いただすと、もの凄い剣幕で怒り狂う奥さん。果ては離婚という言葉まで出る始末。

あらぬ嫌疑で不快な想いをさせ、妻を信じることができなかったことを深く詫び、何とか許してもらいます。

残酷すぎる結末

父から、とんでもない嘘をついて奥さんを貶めようとしたお前の態度は許容できない。一緒に暮らすことはこれ以上無理ということで、児童養護施設行きを伝えます。

この父の変容っぷりに驚くイケメン男子。実の母からもある意味、見放され、唯一味方だったと思っていた父からも見放されることになりました。

奥様は知らぬ存ぜぬの素振りで、私と旦那の間を裂こうと画策したのは無理もないわと演技する始末。

多感な時期に大人の汚れの部分を見せられ、不憫な気持ちになりました。

未成年者にとってこの仕打はかなり残酷すぎる・・・と思いました。

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ハリウッド

今後どうやって着地させるの?「新感染半島 ファイナル・ステージ」

コロナよりもたちのわるい感染症

感染という言葉を聴くとコロナをどうしても想起してしまいがちですが、本作のそれに比べればコロナの方がまだまし思うでしょう。

本作の感染は人間のゾンビ化。マスクやウェイスガードなどではまず感染を防止するのは無理。噛まれてしまたら感染と物凄くわかりやすいものです。

感染防止の特効薬は銃撃。腕っぷしに自信ありと言っても不意をつかれて噛まれてしまったら終わりですから。ソーシャルディスタンスを保ちながら感染源を根絶する銃器が最も効果的なのです。

新感染半島 ファイナル・ステージ

法も秩序の崩壊の世界で跋扈する悪党

感染から逃れつつあるミッションを達成するというのが本作品の大筋ですが、そこに第三者を加えることで話に厚みを持たせたのが本作の良い点。

ミッションを達成する主人公とゾンビとの戦いだけに終始してしまうと、どうしても飽きが来てしまう。そこで登場したのが、北斗の拳に出てくるような悪党集団。

新感染半島 ファイナル・ステージ

無政府状態になると、このような悪の集団というのが出現するのでしょう。しかも元軍隊というのだからさらにたちが悪い。

金品食料の強奪は当たり前。僅かな生存者をとっつかまえては悪行三昧。

国にゾンビだらけになっちゃたんだから、生存者が力を合わせて戦えばいいのに、逆に自分たちの首を占めているようにしか見えませんでした。

ドライビングテクニックが秀逸のJK?

ゾンビだらけの韓国にあるミッションのため台湾より上陸した主人公達。大金を積んだトラックを見つけて自走して船に乗せればOKというもの。

ゾンビに気をつけて慎重にミッションを進めていましたが、上陸後すぐに目的のトラックを発見。港に向かうべくクルマを走らせていると、例の悪党集団の妨害に遇い、ゾンビの餌食になってしまいます。

主人公と主人公のお兄さんは何とか生き残ることができ、兄は悪党集団の囚われの身となり、主人公はJKに助けられ、命からがらゾンビから逃れることができました。

新感染半島 ファイナル・ステージ

クルマに群がるゾンビを猛スピードでひき逃げ。進行方向を遮るゾンビをバッタバッタとなぎ倒し、なぎ倒すのが厳しい集団であれば、サイドブレーキを引いて横滑りしてクルマのボディの側面を使い、まとめ倒し。面白いように宙を舞うゾンビ達。

恐るべし、JKといった感じでした。

ファイナルとは言うけれど次作もあるでしょう

ほぼ全世界から隔離状態の韓国。国として体は全くなくゾンビが蔓延し、誰も近づこうとしない。

本作はファイナルとは言うけれど、ウイルスに効くワクチンが開発され、ゾンビが人間に再び戻るなど何かしらのハッピエンドが欲しい所。

ので、数年後には、真のファイナルとして次回作が制作されるのではいでしょうか。

新感染半島 ファイナル・ステージ

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映画批評

世界最大の英語辞典、オークスフォード英語辞典誕生までにこんな苦労があったとは。「博士と狂人」

辞書編纂作業は途方もなく大変な作業。それをこの人数で?

辞書編纂に関する作品はこれまでも見てきたことはあるけれど、編集者の数が圧倒的に少ない。しかも世界最大と呼ばれるオックスフォード英語辞典の制作だって言うのに・・・。

博士と狂人

この誰もが避けたがる大仕事を請け負ったのがメル・ギブソン演じるマレー博士。この仕事に携わるのは自分の使命とばかりに、子供もいるのに今の暮らしを捨ててまで、この一大事業の責任者として手を挙げます。

博士と狂人

これまでも辞書編纂作業は行われていましたが、長続きすることなく毎回頓挫する始末。大学側も中の人では限界に思ったのか、全くの外部のマレー博士に、辞書編纂を任せることとします。

最初は数年で完成と豪語していたマレー博士でしたが、完成したのが70年後というのですから、想像もつかないほどの作業内量だったのでしょう。

まさかの助っ人現わる。マイナー博士

韓国の辞典編纂作品でも同じように、編集者だけでは限界があるため、市民も巻き込んで言葉集めを進めていきます。

内容は、その言葉が使われている文言を数多の本の中から抽出して送ってくださいというもの。

言葉にも歴史があって、時代に合わせて変容していくもの。その意味の変遷を辞書に盛り込むことで、初めて辞書として成立するでしょうと。

ある単語では17-18世紀の引用文がごっそりない。その前後はあるのにどうしようといった類の壁に何度もぶつかってしまいます。

その壁もぶち破ってくれたのが精神病棟にほぼ監禁状態のマイナー博士だったのです。

博士と狂人

殺人を犯して出口の見えない日々

精神障害を抱えるマイナー博士は、幻覚症状を起こして、ある男性を殺してしまいます。精神的問題を抱えていたということで無罪とはなりましたが、精神的なダメージは相当なもの。

我に帰った時に、自分の犯した罪の深さに反省する日々を送ります。加えて精神障害の病院に強制入院させられ、生きる意味さえ感じないつらい日々を送ります。

そのような時に生きる意味を与えてくれたのが辞書編纂。世界最大の辞書編纂に参加している喜びは彼に再び生きる勇気を与えてくれます。

彼の膨大な引用分資料は、スタック中の辞書編纂チームを大きく前進させるものとなったのです。

博士と狂人

若かりし頃のチャーチル登場にビックリ

こうして辞書編纂も順調に進むかと思いきや、マイナー博士はある事件をきっかけにさらに精神障害を悪化させ、辞書編纂のお手伝いはおしまい。命さえ脅かされるほどの廃人と化してしまったのです。

そんな彼を助けるべく動いたのがマレー博士でした。一生を牢獄のよう精神病院に閉じ込めておくのはよくないと国に働きかけます。

しかもチャーチルに直談判。

彼の切実な御願いがチャーチルの心を揺さぶったのか、マイナー博士は無事、精神行頭から抜け出すことができたのです。数多くの作品でチャーチルを見てきましたが、気が強くて猪突猛進型の人にもみえましたが、こんな思慮深い一面があるのかと驚きました。

目を見張る大英帝国の文明水準

本作品の時代は1900年のちょっと前。日本で言えば明治時代の頃でしょうか。

なのに、イギリスの文明はといえば、立派なコンクリートの建物、今と変わらない内装。ベットに窓ガラスもある。

校正刷りのくだりがあるように、印刷技術も発達し、ハードカバーの本も数多く見られました。

博士と狂人

そんな文明の高さも本作の見所と言ってもいいでしょう。

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ハリウッド

まさにタイトル通りの数奇すぎる人生。こんな奇跡は続かないでしょ「ある画家の数奇な運命」

モデルは現代美術芸術家の最高峰と呼ばれるゲルハルト・リヒター

ある画家の幼少期から大成功を収める前夜までを描いた作品。内容がかなりリアリティあるものだったので、観賞後に確認した所、とんでもない画家だったことを知り驚きました。

その御方とは現代美術芸術家の最高峰として知られるゲルハルト・リヒター。この御方89歳というお年なのに現役バリバリ。2019年の第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会清水寺で作品も提供しています。

叔母の影響を色濃く映す少年

冒頭はとある美術館のシーン。主人公クルト少年は叔母に連れられ美術館めぐりを頻繁に行っていたのでしょう。この英才教育があったからこそ、彼の才能も開花したと思われます。

ところが、この叔母がなかなかの切れ者と言いますか、人間の理解を超える奇行が目立ち施設に送られことになり、クルトと離れ離れにされてしまいます。

戦時中でナチス政権下では、障害者を安楽死させる政策が行われ、医師の判断の結果、ナチスによって叔母は命を奪われてしまいます。

本人の奇行も芸術の真理を探す行動の一環であり、精神的には何も問題もありませんでしたが、医師から精神障害者と映ってしまったのでしょう。

才能ある人はやっぱりずば抜けています。

戦後、ソ連の占領下で暮らすことなったクルトは看板屋さんに就職します。一生看板屋という職業かと思いきや、当時のボスの粋な計らいで美術大学に進学させてもらいます。

美大でメキメキと力をつけ、その才能は誰もが認める所。ある自治体からは壁画の仕事が舞い込み、彼女も出来てまさに順風満帆と言える人生を過ごしていたのです。なのに・・・。

西ドイツへの亡命を決意。結果的にこれが人生の転機に

自分の作品に対して、どこか違う、これは自分が求める芸術ではないと常日頃から感じていたクルトは、今の安泰の生活を投げ捨てて西ドイツへ行きを決意します。

当時は、まだベルリンの壁が建設される前。電車に乗れば一駅で西側に行けてしまうとハードルの低さでした。

ツテもコネもない環境で妻と2人で、新たな人生を送ることとなったクルト。不安でいっぱいでしょうが、持っている人はやっぱり違います。

ある画家の数奇な運命

年齢的には30歳前後というハンデもり、当時、西ドイツでは最高峰の美大入学は難しいと思われていましたが、教授との面談を見事パスし、晴れて入学することができたのです。

原点回帰が結果的に良かったかも

こんな発想今見ても斬新なんですけどと思うほど、美大生による創作活動は想像をはるかに上回るものばかり。人体にペイントして、規則的にキャンパスに色をつけたり、粘土をてんこ盛りしたり、これが芸術だと言われれば、ウムウムといった感じですが、全くもって理解できないものばかり

ある画家の数奇な運命

そんな周りの学生に感化されたのか、クルトもそれまでの絵画からあらゆる芸術に挑戦します。自分の足跡をつけたり、ペンキをポタポタたらしたり、飛沫を飛ばして不規則なペイントしてみたり。

が、彼の入学を認めた教授の目には、どれも偽物にしか映らなかったようで、自分の作りたいものを作りなさいと厳しい愛の鉄拳制裁を喰らいます。

ある画家の数奇な運命

こうして瞑想すること数ヶ月、彼はこれまで磨いてきた絵画にこそ真実があるということで、ポートレート的な絵画を次々と創作していき、個展も大盛況。こうして世界的芸術家として一歩を踏み始めたのです。

芸術に理解関心のあるマスコミ

彼が個展を開いたときに、記者会見風の質疑応答のシーンがあります。新聞、雑誌などのスタッフから、芸術に造形の深い質問が飛び交い、こんな優れた目利きが多い中で揉まれる環境ってすごいなと思いました。

ある画家の数奇な運命

芸術の歴史が深い欧州というのをあらためて実感した次第です。

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何でも願いを叶えてくれる。けど代償も大きいけど・・・「ワンダーウーマン1984」

今度の敵は生身の人間だよ

本作でワンダーウーマンと対峙する敵は、前作と神に近い存在に比べるとグーンとトーンダウンしちゃう生身の人間。ちょっと歯ごたえなく物足りない感じはしましたが、物語としては前作を大きくしのぐ内容でした。

本作の鍵となる何でも願いを叶えてくれるという石。この石に願いを伝えると、何でも叶えてくれるというもの。

この石を手にしたのが今回の敵。とんでもない願いをお願いしたものだから、全世界でとんでもない事態が起きます。

70年ぶりの再開に歓喜。ダイアナ

この願いを叶えてくれる石は敵方だけではなく、ダイアナ、そして職場の女性も手にすることとなり、それぞれが願いを叶えてもらえます。

ダイアナは前作で自らの命と引き換えに全世界を救った彼ともう一度会いたいというもの。

同僚の女性は、地味でぱっとしない自分を華やかで男性からもチヤホヤされているダイアナになりたいというもの。

これが現実のものとなるわけですが、その代償も大きくダイアナの場合は、ワンダーウーマンの名を降ろすほどの代償を払わされることになるのです。

どうしたんだ、ワンダーウーマン

今回の最大の敵方とのバトルシーンでのこと。これまでのバカ力っぷりが影をひそめ、人間達の攻撃に押される一方のワンーウーマン。

前作ではまずなかった銃弾を身体に食らったり、自分が放ったムーチから滑り落ちたりとワンダーの微塵もない始末。

で、ダイアナ、そしてこの世に再び生き返った恋人は気づきました。これも全て願いを叶える石が原因であることを。

願いを取り下げれば再び元に戻るものの、ダイアナとしては恋人と再び離れ離れになることは耐え難い。が、恋人のある言葉に押されて、願いを取り下げることを決断。

最愛の恋人と別れることで、自分を取り戻す。やるせない感じはしますが、世界を救うために大きな決断をしました。

無双状態復活

これまでの特殊能力が復活すれば、誰しもワンダーウーマンの敵じゃありません。強化人間化した同僚が敵方としてワンダーウーマンに挑戦するも、力の差は歴然。ほぼかすり傷も負わずに完勝します。

で、エンディングを迎えるわけですが、どこかメッセージ性を感じる内容で、僕にとってはかなり難解。

何事も思い通りになると思うな。仮にそれを無理に通すとどこかで歪が起きて自分を苦しめるよ。だから我慢を大切なのよ。といった感じに捉えたのですが・・・。

衣装がアカヌケ過ぎません?

気になったのがジャスティス・リーグ前作と比較するとワンダーウーマンの衣装が明るくなり、ポップな感じになったこと。落ち着いた感じが薄れ、軽くなった感じがします。

これも1984年という本作のテーマにのかったものということでしょう。こだわりがすごい。

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主役級ヒーロー大集結。結局の所、スーパーマンが群を抜いて強かったですけど。「ジャスティス・リーグ」

チームリーダーを務めますのは、バットマン

DCコミックのヒーローが一堂に会する本作品。ラインナップはバットマンを筆頭に、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの面々。

ワンダーウーマン

ある化け物の復活で、このままでは世界が滅亡していしまうと危機感を顕にするバットマン。ゴッサムシティという小さな社会の話ではなく、今回は世界の危機を救うという壮大なテーマ。

バットマン一人でこの困難は乗り越えられないと仲間探しに奔走します。もともとワンダーウーマンは旧知の仲なので、残るは3人。アクアマン、フラシュ、サイボーグ。

アクアマンこそ仲間入りに渋ったものの、何とか全員、バットマンと共に地球を危機から救うことに賛同してくれます。

バットマン

ヒーローが束になっても勝てない悪者って何者?

世界を危機に陥れようとしているのが、ステペンウルフという悪者。遠い昔にワンダーウーマン、アクアマンの祖先との戦いに敗れ、封印されていましたが、何かの手違いが発生したのか、それとも封じ込めた箱の経年劣化のせいなのか、数千年ぶりに現世に復活。

大男のアクアマンが対峙しても、その大きさが霞むほどの図体で、ヒーローが束になってかかっても互角に渡り得るほどの強さ。

三国志で言えば、関羽、張飛を相手に互角に渡り合える呂布みたいなもの。

見てくれは、まさに悪の化身。ドラクエのガークドレアムを彷彿させる兜をかぶり、自慢の斧を振り回し、付け入る好きは一切なし。

ダークドレアム

初対面では、バットマンチームは木っ端微塵にシバかれ、力の差を痛感。ある人の復活にのぞみを託すことにします。

強すぎるよ、スーパーマン。何で死んだの?

その人こそ、バットマンが死に追いやったスーパーマン。本作と繋がっている映画「スーパーマンvsバットマン」でスーパーマンは、バットマンの手によって殺されました。

それをある力を利用して生き返らせることに成功。生き返った直後、暴走したかに見えたスーパーマンを、ヒーローたちが束になってかかるもの指1本で退けてしまうほどの強さ。

DCコミック,サイボーグ

同じヒーローでも、ここまで力の差があるのかと正直驚きました。というのも、各ヒーローは自分の作品に戻れば、絶対的強さを発揮して敵を圧倒するのに、スーパーマン相手だと全く歯が立たない。

DCコミック,フラッシュ

これでは、その強さにマイナスイメージがどうしても付いて回ります。けど、話の流れ上、ヒーローの中でも格付けをしないと成立しなかったのでしょう。

真打ち登場。スーパーマン

ラストシーンのヒーローたちとステペンウルフの一騎打ち。非人間のワンダーウーマンとアクアマン二人がかりで挑むも、ビクトもしないステペンウルフ。バットマン、フラッシュも雑魚キャラ相手に大忙し。とても助ける余裕もない。

そんな絶体絶命を救ってくれたのがスーパーマン。ステペンウルフの攻撃を鼻歌まじりで避けきるほどの圧倒的な力の差を見つけます。

まさに救世主。彼の登場によりバットマンチームは危機から救われ、ステペンウルフを封じ込めることに成功するのです。

これ、スーパーマン一人でも解決しちゃうんのでは思った次第です。

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権力者に告ぐ。話が難しすぎるので、だろうという所でまとめてみました。

最近よく見かける実話に元にしたフィクション

本作品に登場する投資会社スターファンドは米ローンスター、スターファンドに安値で売却された大韓銀行は外為銀行とのこと。って言う所まで調べがつきました。

実際に起きた話は、ローンスターが安値で外為銀行を安値で買収し、荒稼ぎして売り抜けたというもので、これは何か不正があったのではと韓国経済界で大騒ぎになりました。

というのも、この買収に韓国の官僚がローンスターに加担していたという疑惑が浮上したから。

この騒ぎで、官僚が訴えられるも、関与していないということで無罪となりました。

一方、ローンスターはこの買収に不正があったとのことで、有罪となり外為銀行株の売却命令が出ましたが、ハナ金融グールプへの売却が決定しました。

これで一件落着かと思いきや、今度はローンスターがハナ金融グループを訴える騒ぎとなり、ヒッチャカメッチャカ状態。理由は売却金額が不当に安く抑えられたというのが訴訟の主な理由ですが、この主張は退けられてハナ金融グループが全面勝訴となりました。

権力者に告ぐ

秘密を漏洩させないために、人殺しもいとわない

本作品で描かれている内容は、ローンスターが外為銀行を買収する前夜。官僚も組みして、外為銀行の買収金額が不当に安値にされたという点。

これに外為銀行内のスタッフが関与していたということで、事が露見される事を困った政府関係者がこのスタッフを殺害するというのっぴきならない事件からスタートします。

この点からフィクションでしょうが、ここから一気に作品にのめり込んでいきます。

権力者に告ぐ

必ずいるよね。世直し熱血漢

この殺人事件をきっかけに、この疑惑解明に乗り出しのが、熱血検事の主人公ヤン。自殺と報道された女性の死を早くから他殺と見抜き、この買収問題の背景には官僚が深く関与していることを突き止めます。

上司、他部署の人間からは捜査を中止するよう迫られたりするも、全く持って聞く耳を持たず、ブルトーザーのごとく捜査を進めていきます。

彼の味方は、同じ部署の部下、そして国際弁護士キム。この御方、政府高官にも知り合いがおり、ヤンからこの疑惑を聞き、早速質問攻めを行います。

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まさかの裏切り

最初こそしらを切っていた元首相ですが、執拗な質問攻めに、とうとう自分が関与していることを伝えます。韓国と米国の外交上、必要不可欠なことであったと吐露。キムに理解を求めます。

ローンスターに外為銀行を買収するか否かの会議の席上で、父からの一通のメールが入り、父もまたこの買収に一枚噛んでいたことを知り愕然。

当初は、この買収に反対で官僚起訴の方向で動いていたキムが、まさかの変心。売却を認めることとなったのです。

そしてまた、官僚逮捕に息巻いていたキムの上司も我が身の出世との取引条件で、捜査の打ち切りを官僚に提示します。

権力者に告ぐ

何となくわかった気がするタイトルの意味

作品の中では、買収に関与した官僚、捜査を勧めていた検事、共に悪さを働いたものが何の罰を受けることもありませんでした。

これを持って、本当にこれで良いのですが、国民の皆さんと何かメッセージを発しているようにも感じたのは私だけでしょうか。

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「サスペリア」。ネタバレ。主人公が覚醒の大どんでん返しに仰天。見事なまでの伏線回収。

持つかな~3時間弱の長尺映画にたじろぐ

1977年に公開されたリメイク版となる本作品。ホラー映画の新境地を開拓という触れ込みで、期待値も上がりまくりましたが、3時間弱の長さに、途中で飽きてしまうのではと不安を感じましたが、終わってみれば休憩なしで最後まで観賞。

とにかくストーリー的にはかなり難しかったものの見応えある作品でした。

天才ダンサー現わる。その名もスージー

西ドイツにある名門中の名門であるマルコス舞踏団に、あるダンサーが入学する所から本作品が始まります。

名門舞踏団だけあって、皆厳しいオーディーションを勝ち抜いてきたエリート揃い。そんな狭き門の中、彼女は舞踏団の先生方に入学させてくれと直談判。

厳しい舞踏団の先生達を前に、音楽なしで踊るというハンデを背負わされながらも見事に踊りきり、先生方を驚かせます。この娘はモノが違うということで、ダンス終了後、トントン拍子で話が進み、その日のうちに入学が決ります。

この天才ダンサー、スージーを演じたのが、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイでお馴染みのダコタ・ジョーンズ。純朴さでダンス一筋の真面目な女性が、あのフィフティ・シェイズ・オブ・グレイの主役を演じた女性ということに後から知ることとなり、なんて振り幅の大きい女性なんだとあらためて驚かされました。

サスペリア

お父さんは心配でした。だっていわくつきの学校なんですもの

彼女の才能を高く評価してくれたのが、学校のカリスマ振付師のブラン先生。彼女に何か光るものを感じたのでしょう。ほぼほぼマンツーマンで彼女を指導を行います。

そして、入学して間もないのに、あるダンスの主役に大抜擢されます。その後も、ことある事にブラン先生にお部屋まで招き入れられ、ダンサーの心構え的なものを事細かく教え込まれます。

ただ1点気になったのが、先生に怒りを買った時にひどい仕打ちに合うというもの。スージーが主役に大抜擢されたのも、その前の主役が、学校を退団することになったから。

この女性が最後となるレッスンで、ブラン先生に噛みつき、暴言吐き捨ててレッスン会場を出ていった後、謎の死を遂げます。骨が突き出し、関節が逆方向に曲がり、ありえない姿勢で最後には泡を吹いて、瞳孔は開きっぱなし。

スージーもこんな目に合わないかハラハラ・ドキドキ。時にはブラン先生と意見が衝突することもあり、ヒヤヒヤものでしたが、大事に至らずに公演日を無事迎えることができたのです。

サスペリア
レッスン風景

魔女たちが巣くう悪魔城、マルコス舞踏団

ブラン先生の逆鱗に触れた生徒の死のシーンを見て、オヤオヤと思いました。この学校、どこかおかしいと。謎の死を遂げた生徒の前にも、何人かの生徒が失踪する事件が頻発していました。

サスペリア
失踪した生徒

警察が失踪事件ということで、学校を捜査することになった時も催眠術でもかけられたのか、ズボンを脱がされ呆然と立ち尽くし、学校の先生達に遊ばれる始末。その後は、この学校での出来事は一切記憶から消去されている始末。

このような事件から、ようやくこの学校の先生方が、特殊な能力を持つ魔女集団であることに気づきます。

とんでもない学校に入学してしまったスージー。この先、魔女たちに良いようにやりこめられてしまうのか、はたまた自我を侵食されることなく学校を後にし、殺されてしまうのか。

この結果が、どちらに転ぶかが本作品の大きな魅力とも言えます

まさかの大魔王降臨?

魔女の世界にも派閥争いがあるようで、ブラン先生とその他先生の間で、大きな派閥争いが行われていました。

サスペリア
ブラン先生

ブラン先生がスージーに深く興味を持ったのも、非凡な才能を持つ彼女なら、自分の派閥に取り込めば、形勢は一気に逆転すると期待したからでしょう。

ところが、ブラン先生の目論見は見事に外れることとなります。

なんと、スージー自体が魔女。しかもただの魔女ではなく、3大ボスの一人という大魔女だったのです。ブラン、その他の先生が崇めるマルコスもボスですが、彼女たちよりも大きな力を持っていたのです。

結果的に彼女の中の魔女を覚醒させてしまったブラン先生。飼い犬に噛まれたレベルではないほどの被害を被る結果になったのです。

今、覚えば、スージーの非凡な才能は、大魔女だからなし得たものということに納得しました。

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稀代の詐欺師。ある時はパイロット、医師、弁護士。実は高卒の学生さんでした「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

最初のなりすましはパイロット

この御方、実在する人物で1960年代の米国において様々な職種になりすまして、数億円、いや当時で言えば数十億円はくだらない詐欺行為を働きました。

最初に、彼が目につけたのがパイロット。当時はまだ高校在学中だったかと思いますが、高校生新聞記者を装い現役パイロットに取材という形で、根掘り葉掘り仕事内容を聞き込み、どんな職業であるかを把握。その足で教えてもらった制服屋さんに足を運んで自分用の制服をあつらえてもらい見た目はバッチリ。

ここからが伝説の詐欺師の始まり。航空会社用の小切手を偽造。小切手の左頭につくロゴは飛行機のおもちゃに貼ってあるシールを丁寧に剥がし、それを小切手にペタリ。

飛行機のおもちゃからロゴを取ってくるという発想からして、当時から非凡な才能を発揮していました。

小切手を現金化して、一発目の財を成すわけですが、やりすぎてしまったのか、FBIの目に留まり、ここからトム・ハンクス演じる刑事と数年に渡る攻防が始まるのでした。

FBIもびっくり。犯人は未成年かよ

偽造小切手が多く出回り、長ーい捜査の結果、犯人を突き止めることに成功します。しかも驚いたことに犯人は犯行当時、未成年でした。

こうして、素性がバレてしまった犯人ですが、そこから数年近く逃げ延びたというのですから、この犯人、運にも恵まれていたのでしょう。

おとり捜査で、FBIと鉢合わせとなり、これで終わりかと思いきや、部屋に押し入ったFBIスタッフに向かって、秘密警察局の人間と偽り、私もちょうど押し入った所で犯人に逃げられたと告げます。

外の様子を見てくるので、君はここにいてくれと伝え、この場を何とか切り抜けます。

続いては、国外逃亡を計画した際に、空港内にはFBIスタッフがたんまりいる中、キャビンアテンダントを多数引き連れ、パイロットに扮して、この場を切り抜けます。

職を変えてもそつなくこなす器用さ。弁護士には圧巻

FBIの捜査が激しくなるにつれ、パイロット業で稼ぐのが難しくなるや否や、きっぱりとその職をあきらめ医師に転身します。

書類の偽造はお手のもの。見事、医師として再就職を果たします。

続いては婚約者の父の勧めで、弁護士に。これには国家試験という高いハードルがあったものの、見事、弁護士に。どんなトリックを使ったのか、書類の偽造では無理なわけで、これには実際に猛勉強と正攻法でなし得ました。

というわけで、この御方、元々地頭力はずば抜けてよかったのでしょう。

ホワイトハッカーに転身

最後の終着駅は小切手などの偽造チェックとしてFBIに協力する職につきます。

彼のずば抜けた偽造技術は、偽造を見分けるのに重宝されたのはもちろん、その後の犯人の行動予測にも重宝されることになりました。

これって今で言えばホワイトハッカーと言ったところでしょう。

最後は、世のため人のために尽くす人生を全うした所に、ほっと胸をなでおろす気分でした。

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