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末っ子の狂犬ぶりが凄まじい「インスタントファミリー」

親と離れ離れで暮らす子供がこんなにいるとは

わけあって児童施設に入所している子供たち。米国では社会問題なるほどにその数は多く、そんな状況を一人でも多くの人に知ってもらいたいという意図を感じました。

生々しいと思ったのは里親、里子のマッチングイベント。まるで婚活パーティを見てるかのごとく目当ての子供に近づいては気を引こうと必死。

ただ残酷なのは人気が集中するのは小さい子どもたちばかりで中高生ともなるとどの親達も全く興味なし。

彼らも自分たちに声がかかるなとは思っておらず、集団になってこの様子を冷たい目で見ている感じ。

双方とも壁をつくるものだから、これでは良い結果が得られるわけがない。

一人だけと思ったのにまさかの3人預かり

が、主人公の夫妻は、彼らに声をかけてきた中学生位の女の子から頭が離れず、里親になることを希望。

児童相談センターの人も大喜び。なかなか里親になってくれない彼らを引き取ってくれるというのだから。

そんなご満悦の態度に、有頂天気味の夫婦に次の瞬間、衝撃が走ります。何と女の子には二人の兄妹がいて、一緒に引き取ってもらいたいと。

この申し出に最初は難色を示していたものの、離れ離れになる子供たちことを考えると胸が痛む。てなわけで三人とも引き取ることとなったのです。

三者三様。子育ても大変

年の離れたこの兄妹。長女は中学生位で多感な時期。最初こそいい子ちゃんにしていたけど、事あるごとに里親と衝突。反抗心むき出しで心を通わすことが全くできない状況が続きました。

長男はおとなしいものの、極度の怖がり&ドジっぷり。けど兄妹の中では一番愛されキャラじゃないかな。彼のドジっぷりシーンはほっこりするものばかりでした。

最後に末っ子の女の子。これが一番強敵だったかも。とにかく頑固でポテトチップスしか食べない。思うがままにことが進まないと大声を上げて喚き散らす。

普段はおとなしいのに火がつくと誰も止められない。とんだモンスターっぷりを発揮していました。

育ての親がやっぱり一番に涙

悪戦苦闘の毎日でしたが、次第に子供たちも里親を実の両親と見るようにもなり、「ありがとうパパ」、「おやすみママ」など言葉が自然に出るように。

里親の二人は、この言葉に自分たちのしてきたことは間違っていなかったと歓喜。残すは長女の心を開くことだけとなりました。

が、実の親がまさかの子供を引き取りたいとの意向を示し、愕然。

これまでの苦労は何だったのかと里親二人は呆然。長女が実の母との面会時に見せた笑顔もこれまた苦痛にとどめを刺すようなもので・・・。

最後の晩餐。涙ものです。

裁判では、実の母が子供たちを再び生活すること認める判決となり、こうして里親たちの子を持つ夢は絶たれてしまったのです。

子供たちも状況を飲み込んだのか、里親と離れ離れるになることを惜しみ、食事中にもかかわらず自室に戻る末っ子の後ろ姿には、ジーンとくるものがありました。

とは言え、最後はとんでもない結末が。ぜひご覧くださし。