カテゴリー
ハリウッド

この人生は既に仕込まれたもの?「アジャストメント」究極の2択

人それぞれの人生は既に決まっている?

毎日の通勤で会うサラリーマンや学生、ランチの時によく見かけるOLなど、この人達が全て仕込まれた人たちで、それぞれが自分の人生におけるキャストとして用意された人だったらとふと思うことがあります。

それに似た感覚を味わえるのが本作品です。上院議員選挙に出馬するも過去の破ハレンチ写真が流出して惜しくも政治家の夢を絶たれたマット・デーモン演じるデビット。

が、これも既に決められたことであり、将来的には彼は大統領まで上り詰めることも既に決められていたのです。

神か、悪魔か、運命調整局とは何者?」

時には、人間は決められた人生を逸脱することもあるそうで、道を踏み外さないように監視しているのが特殊な能力を持つ運命調整局という方々。

時間をストップさせたり、どこでもドア的な能力を持ち、瞬時に空間移動をしたり・・・。姿形は人間そのものですが、中身は天使なのか、悪魔なのか得体のしれない連中。

アジャストメント

そんな彼らに目をつけられたのがデビッドその人。彼の人生では出会うことのないある女性と恋仲に落ちてしまい、その恋が原因で大統領という人生がなきものになってしまうというもの。

ちょっとしたアクシデントを仕込んで3年間会えずじまい

偶然バスで再会を果たした2人。女性から電話番号を聞き出し、これから恋が始まるという矢先に運命調整局が現れ、彼女に二度と会うなと通告。

理由はお互いの決められた人生から大きく狂ってしまうというもの。その場で彼女からもらった電話番号のメモを燃やされ、彼女と接触する機会を失ってしまいます。

が、デビッドは諦めることなく、毎日毎日彼女と出会ったバスに乗車し、彼女との再会を待ち望みます。

そしてついに彼女との再会を果たします。彼女自身も彼とのことを忘れられず3年間過ごしてきたことを明かし、二人はさらに燃え上がるのでした。

トドメの最後通牒に、さすがのデビットも・・・。

彼らの再会に驚いたのが運命調整局の面々。彼らが再び出会わないようにあれこれと調整をしていきたのに、その運命さえも超えてしまう力。

アジャストメント

とうとう彼らは、デビットの今後の人生と彼女の今後の人生をデビット本人に告げます。

デビットは彼女と出会わなければ将来的には大統領の座に、彼女はデビットと出会わなければ、世界的なダンサーに。

アジャストメント

これを聞いたデビッドは、彼女のことを想い、彼女の前から姿を消します。

そしてう数年後、彼女は世界的ダンサーとして成功を収めることに。運命調整局の人が言っていた通りとなり、喜びはしましたが、ダンサーの男と婚約という内容にちょっと複雑な想いでいました。

運命に抗うか、従うかの究極の選択

このまま動かなければ、ふたりとも成功者の道を歩むものの、彼女を一生会えなくなる。

で、デビットが最終的に選んだ道は運命に抗い、彼女との人生を選択するというもの。

結婚式場に出向いて、ちょっと待ったというお決まりのシーンとなるか、ぜひご覧ください。

アジャストメント
カテゴリー
ハリウッド

スパイ大作戦。「ディパーテッド」

親族がいないは都合がいいって

長きにわたり数々の犯罪を行い地域の住民から恐れられていたギャング集団。

なかなか証拠つかめず逮捕も至らない。ということで最後の手段として潜入スパイ作戦を決行することにしました。

白羽の矢が立ったのが警察学校卒業間もない新人のディカプリオが演じるビリー。

彼が選ばれた理由は親族がいないこと。身元が割れにくいというもの。

ギャング集団にスパイということがばれないように、傷害事件を起こして刑務所に行き、さらにギャング集団とひと悶着を起こして組織に仲間入りするというもの。

手の込んだやり方で、何とかギャング集団のボスに認められ組織の一員に認められました。

とは言え、目の前で人が殺されるのをただただ見てるだけというのは、精神的にも相当きつく、それが1年以上の続き精神安定剤に頼ることとなりました。

ディパーテッド

小さい頃からお世話になってます・・・

ビリーによる潜入捜査だけなら、ここまで話は盛り上がらなかったでしょう。

何と、スパイを送り込んだ警察側にも、スパイが・・・。

ギャング側のスパイはマット・デーモン演じるコリン。小さい頃からギャング集団のボスとは顔見知り。まさに近所のおっさんという関係です。

色々と世話にしてもらった恩義からか、警察のスパイとしてボスを支えることとなったのです。

しかも運命の巡り合わせと言いましょうか、コリンはビリーと同期の人間。一方は警察側、一方はギャング側とお互いの存在を知らずに激しいリーク合戦が行われます。

裏では情報のリーク合戦

これで一網打尽と踏んだ中国人との取引シーン。ビリーが早々に取引場所をリークし、カメラを設置。

取引の様子を抑えられ、かつ携帯電話を元に追跡ができちゃう。

署内はリモート映し出される映像に大興奮。これでギャング集団を逮捕できると誰もが確信しました。

その様子を見ていたコリンは、携帯メッセージでボスに連絡。カメラが設置されていること、携帯を使うと追跡されるので一切使うなと鬼の早さで送信。

こうして、難を逃れたギャング、せっかくの逮捕のチャンスを台無しにされた警察。

これは中にネズミがいるに違いない、つまりスパイがいるだろうということで今度は両者ともにスパイ探しに躍起になります。

スパイ同士がニアミス

ここのスパイ探し大作戦の最中、ビリーはネズミのしっぽをあともうちょっと捕まえる所まで行きます。

追われれる身となったコリンも、尾行されていることに気付いたのか、何とかビリーを巻くことに成功します。

その後、署に戻ったコリンは街中の防犯カメラの映像をプレビュー。自分を尾行した人間の探し出します。

が、映っていたのは横顔。これでは誰なのか全くわからない。

こうして、捜査はまた振り出しに戻ってしまいます。

えっ、おまえのスパイだったの?

二人のスパイ活動を焦点を当てて話が進行。そっちばかりに気をとられていたら、もう一人スパイがいることが発覚。

しかも、親元はFBI。とんでもない所の組織がバックについていたいのです。

この人が警察側なのかそれともギャング側なのかは見てのお楽しみ。

とにかくラスト10分は壮絶の一言。時間がないから急いで事を進行させたとしか見えない終わり方でした。

最後に登場するネズミにゾッとしたのは言うまでもありません・・・。

カテゴリー
ハリウッド

壮絶すぎる裏切りのオンパレード。「ディパーテッド」

あらすじ

一言で言えば潜入スパイのお話です。ただこの作品の凄いのは潜入スパイが複数いること。なのでスマホ見ながらの観賞はまず無理。話がおえましぇん。途中からわけがわからなくなり、そうして諦めるかまたは最初から巻き戻しってのが関の山です。

そんなことにならないためにも、作品に集中して観賞することをおすすめします。

主役級の役者が二人も・・・。

潜入スパイ役がデカプリオとマット・デーモンの2人。超ビッグスターの夢の競演です。けど作品の中では、ほとんど両者のカラミはないんです。お互い潜入スパイなんで、正体がバレようものなら殺されちゃうか捕まっちゃうので。

ただこの豪華俳優陣を観るだけでも十分見応えある作品です。

マット・デーモンはマフィアに内通

ガキの頃に、カフェで偶然見かけたマフィアのボス。ひょんな事から気に入られ悪の道へ。

マフィアのボスは考えました。こいつを警察官にしてスパイに仕立てようと。そんなボスの狙い通り、警察学校からの州警察に見事就職。

ディパーテッド

担当はマフィアに関する捜査中心。

「尾行されているから注意して」とか、「その場所では携帯使う」など警察の極秘情報がマット・デーモン経由でダダ漏れ。

逆にボスからも有益な情報をもらい捜査に活かしつつ、周囲からは有能な警察官と認められ、出世街道を驀進します。

彼が偉くなればなるほど彼のスパイ活動はより、やりやすくなる好循環な状態に入りました。

対するデカプリオはと言えば

デカプリオは州警察からマフィアの世界に飛び込んだ潜入スパイ。こっちのスパイは半端ない入念さ。

警察学校卒業は明かしても、そこからの傷害事件を起こして刑務所入り。からの薬の売買をしてマフィアにスカウト。

この位の手の込んだ設定にしないとマフィアには簡単に見破られちゃうんです。

ディパーテッド

マフィアの世界に入りこんだら、そりゃーそれで大変。日常的に人殺しを目の当たりにするし、潜入スパイとはわかっていても精神的に滅入っちゃうのも無理もない話。

互いがクロスする醍醐味

お互いのスパイ活動がなされる中、いつしか警察側、マフィア側で内通者、作品中ではネズミと読んでいますが、その存在に気づき始めます。

ネズミ探しで躍起になる警察とマフィア。社会保障番号を調べたり、携帯の履歴を調べリ・・・。お互い組織内で怪しい目で見られたり・・・。

そんな最中に悲劇が。デカプリオをマフィアに送り込んだ上司が、このネズミ探し捜査中に亡くなります。

マフィアから執拗に内通者は誰やねんと脅迫され、最後まで口を割らず、そして非業の最期を遂げます。

この事件で胸を痛めたのがマット・デーモンとデカプリオ。そんな心境の変化からか両者がようやく接点を持つ機会が訪れます。

クライマックスは裏切りのオンパレード

このこじれた両者の関係は、マフィアの一斉取り締まりで終止符。デカプリオは長い間潜入スパイとして世間様に嘘をついていたつらい生活から開放され、めでたしめでたしと思いきや、警察側のネズミ、マット・デーモンは未だに正体がバレず状態。

デカプリオと違って、マット・デーモンの場合は、犯罪組織のスパイ。数々の捜査情報を流し、逮捕を何度もお流しにしてきたわけですから、バレたら刑務所行きは確実。

デカプリオだけが知っていた

が、ただ一人彼の正体を知っていたのがデカプリオ。マフィアとの壮絶な銃撃戦の後、警察官をやめていましたが、それはカモフラージュ。マット・デーモンを電話で呼び出し手錠をかけて見事に逮捕。積年の恨み晴らしましたという清々しい表情のデカプリオ

普通の作品ならここまで。

出演陣の豪華さもさることながら、ストーリーもよく練られているなと思うのがめまぐるしく話が展開するラスト。

マット・デーモン逮捕で終了と思いきや、その後もとんでない事態が次々起きます。ラスト10分はガン見確実な作品でした。