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80年代ドットゲームをリスペクト「ピクセルズ」

ファミコン世代にはたまらない

小学生の時に夢中になったファミコン時代を思い出させてくれる作品。

マリオブラザーズでピンクのカニに追い回され、ゼビウスの隠れ塔を発見しては興奮した懐かしい記憶を蘇らせてくれます。

この作品の主人公もほぼ同じ位の年頃。当時はファミコンもなくゲーセンに通いつめて腕を上げ、友達からは一目置かれる存在。

僕の友達にも、そんなゲームの達人は羨望の眼差しで見られていました。

ピクセルズ

あらすじ

全米のゲーム選手権で名を上げた主人公が、宇宙人の侵略から地球を守るという設定。

宇宙人の繰り出す攻撃は全てがゲームのキャラクター。仮想世界と現実世界が錯綜した今までにはない演出の映画です。

昔の俺は輝いていた

主人公は小学生の時は全米のゲーム大会で準優勝し、誰もが羨む存在でしたが、大人になったら、これがさっぱり。当時のお友達は何と米国の大統領にまで登りつめましたが、彼はと言えばテレビやゲームの設置を請け負う地味なお仕事。

ピクセルズ

昔の輝きはどこにいったのやら。今一度輝いてた頃の自分に戻りたい。

そんな想いを抱いている中年リーマンの心をくすぐるような作品です。

オタクも世のため人のために役立つ

ゲームがうまかろうと職にありつける訳でもない。けどこの作品では、地球の危機を救うという大仕事を任されます。

宇宙人の攻撃の昔やったゲームキャラ。ゲーム中の設定そのままなので、例えばこのキャラは頭を狙えば粉々になるといった事が頭に入っていればいとも簡単に倒せちゃう。

アメリカの軍人にゲームオタクがゲームの攻略を指南しているシーンは笑えます。

ゲームの世界を現実世界で再現

現実の世界にゲームの設定をそのまま移植。ニュヨークを舞台としたパックマンとの攻防は良く出来ているなと関心しっぱなし。

ゲーム上の迷路をニュヨークの街中に再現。

ピクセルズ

しかも彼らがパックマンを倒すという設定。つまり追いかける立場。が、ゲームの設定ではクッキを食べると逆に攻守が逆転。逆に彼らがパックマンに追われることになる訳です。

その攻防がこれまた良く出来てきて、パックマンが怖くも感じました。

ピクセルズ

よくできた伏線

あの時のしぐさ、動作が、ここに繋がっているんだとか、色んな伏線が散りばめられているのもこの作品の楽しめる所。

あのサングラスを下げた動作には意味があったんだとか。

エンディングもしっかりオチがあって、あの絵本の話がここに繋がっているだとか、かなり練られた構成です。

ピクセルズ

ゲーム繋がりで第二弾も十分考えられます。アクションゲームが主題となれば、さらに面白い作品になるのではと感じました。

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母は強し「アイアン・ソルジャー フォートブリス陸軍基地」

あらすじ

ママ軍人とでも言うのでしょうか、子供がいながらにして、軍隊では軍曹職の彼女。

子育てママながら、戦地に派遣されるというちょいと日本では考えられない残酷な物語

アイアンソルジャー

衛生兵って大事だよ。

このママの役職は、衛生兵。ドラクエで言えば僧侶。戦闘中に傷を負った仲間に応急処置を施し、その人の生死を左右する重要な仕事。

加えて銃撃戦なんかにも一緒になって参加するし、危険と表裏一体なのです。

腹部から血を流しているのにパニックならずに淡々と治療に専念。怪我人の不安を和らげる問いかけなど一刻を争う緊迫感がビンビン伝わってきます

子供は正直。一言一言が痛い・・・。

数ヶ月ぶりに帰国した彼女を待ち受けたのが、子供からのきっつい仕打ち。

預けられていた先の女性になつていたものだから、すっかりママの愛情を忘れてしまい、一緒に住むことを拒んだり。

ことあるごとに、預けられていた先の女性の料理の方がおいしかったなど。

産みの親としては何ともつらすぎるお言葉。

けど、子供は正直。攻めることはできません。二人の間にできた溝を埋めるのに辛抱強く向き合うママの姿にホロッと来ます。

国の安全と子供をどちらを取るか

男の場合は家庭よりも仕事を優先することに、さほど批判されないけど、女性は別。

悪女やら母親失格など、かなり厳しい批判の声を受けます。

さらに追い打ちをかけたのが元旦那の言葉。子供よりも国の安全を優先するのかと、これには鬼軍曹でも相当応え、深く落ち込んでしまいます。

最後は泣けます。

ネタばれになりますが、再び戦地への派遣命令が下り、思い悩むママ。やっと子供との溝が埋まったのに・・・。

普通なら任務を辞退したいところだけど、軍人だとそうは行かないみたい。

アイアンソルジャー

最初は言葉さは交わしてくれなかった子供が、最後は「ママ、死なないって約束してね」という言葉に、胸がしめつけられる思いがしました。

産み親ともなれば、なおのこと。逃げ出さずに命令に従うママの男気にあっぱれ。