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祝。ユニクロ時価総額1位。悲願のZARA超え。1勝9負の経営哲学の正しさを証明か

アパレル部門で時価総額NO.1って凄すぎる

GAFAなどのIT企業が上位を占める世界の時価総額。上位50社と幅を広げてても日本企業はトヨタ位。あのトヨタをもしのぐ企業が他に49社もあるというのですから、海外の企業の稼ぐ力とはとんでもなく凄いんだなと思った次第です。

バブル絶頂期の1989年時点では、時価総額上位10社の中に日本の銀行系が7社もいたというのですから、日本企業の強さを改めて感じると共に、それ以降、全く後が育っていないないなと残念な気持にもなりました。

そんな残念な状況ではありますが、業種ごとに目を転じると、アパレル業界で日本企業が首位に立ったというのは朗報ではないでしょうか。

アパレル

世界のファストファッションが日本市場を襲来

10年近く前だったかと思いますが、銀座にH&Mがオープンした時には長蛇の列ができたり、Forever21も大きな話題を呼びました。他にも古参のGAPやら、ZARAなどもおり、ユニクロ大丈夫かと心配もされましたが、ある意味一過性のブームだったのでしょう。Forever21は撤退するし、H&Mも苦戦しているし、GAPもZARAも目覚ましい成長を遂げているとは言い切れません。

一方、耳に入ってくるのはユニクロの絶好調ぶり。絶え間ない改革を恐れずに進めていく。失敗しようがとにかく挑戦し続けるスタンスは、時価総額NO.1で、その正しさを証明したとも言えます。

アパレル

苦難の連続でも屈しない強いハート

例えば、野菜通販の失敗やスポーツ衣料「スポクロ」の頓挫、海外進出の失敗などなど負の歴史がありますが、これもすべて大きな成功を掴むためのこやしという考えがあるからでしょう。

失敗してもただでは諦めない。しっかりと失敗の原因を突き止めて次に繋げるというサイクルがしっかりと文化として根付いているのでしょう。しかも、これは駄目だと思ったら、ダラダラと進めるのでなく、潔く撤退する。

ひと昔前のリーン経営と言ってもいいでしょう。とりあえずローンチして、走りながら問題点を改善していく。それでも駄目なら撤退。それがアパレル業界で行われているのですから、他の企業でもこの姿勢に学べば・・・。

アパレル

失敗を恐れずに進めない。日本企業

昔は、俺がケツを持つから思いっきりやってこいなんて先輩がいたけど、いざ失敗すると知らぬ存ぜんぬという態度を示し、悲惨な目にあったことがありますが、まさに日本企業にも、この悪しき慣習が蔓延しているのでしょう。

となってくると、仕事も手堅い方向へ向き、他社で成功したものを追随していく。ユニクロが1勝9敗ならば、他の企業は0勝0敗。お笑いで言えば、中途半端なエピソードで笑いも小さいといった感じ。スベるか大ハネするかというギリギリの所を攻めないのと一緒かなと。

アパレル

これからも新たなコトに挑戦し続けていくのでしょう

こうしている今も、ユニクロの新事業は進んでいるんでしょうね。個人的には物流網の整備が挙げられます。アパレル業界で長年課題となっていた過剰生産→セールという流れを解消するほど大きな改革と言えるでしょう。

現場と生産が情報共有することで、在庫を今よりもはるかに圧縮することができる。アパレル業界に限らず、どの業種のメーカーも頭を悩ませていることでしょう。

ビッグデータを活用して需要予測も当然からんきますし、このシステムが軌道に乗れば外販ということも考えられます。

アパレル会社のユニクロが、物売りのプラットフォームを提供するシステム会社としての顔を持つ日が、遠くない未来に訪れるかもしれません。

そうなれば、アパレル業界は問わず、全業種をひっくるめて時価総額トップ10に入ることも十分考えられるかなと思った次第です。

アパレル

ユニクロ時価総額NO.1は色々と考えさせられる内容でした。

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いよいよユニクロもPay参入。狙いは「生産性アップ」という所が「らしい」

玉石混交の○○Pay

スマホに表示させたQRコードで簡単に支払いができちゃう決済手段。ほぼほぼ○○Payという言葉で代用できちゃうほど市民権を得た感じがします。

新規参入者も「Pay」をつければ、消費者にサービスの細かい説明をしなくても済みますし、便利な言葉だと思います。

で、今回の新参者が、あのアパレルの絶対王者のユニクロが発表したユニクロPay。既にPayPayを導入しているのに、また何故といった感じがしました。

ユニクロPay

狙いは「生産性アップ」という点がユニクロらしい

後発となるユニクロPay。かなり不利な状況にも見えますが、金融系商品で商売するというものではなく、あくまでも店舗における生産性アップが狙い。

アパレル

例えばファミリーマートのファミPayなどは、外部にも開放してお店以外の所でも使えるというもの。

PayPayやLINEPay、楽天Payなどは使えるお店を増やすことに躍起となり、必死になって登録者増に取り組んでいます。

他の事業者と比べると、ユニクロの狙いは全く別物。ほぼほぼ競合しないと言ってもいいでしょう。

レジの決済サービスが大幅短縮の期待

ほぼほぼおなじみの光景とも言えるユニクロのレジ前行列。いかに決済処理にかかる時間を縮めることができるか、これまで色々と取り組んできたと思います。

RFタグを活用した決済サービスは、その一つの取り組みと言っていいでしょう。

では、ユニクロPayが導入されることで、どのような変化が起きるのか。

これまでは会員であれば、スマホ会員証を提示してピッ。その後アプリを決済アプリに切り替えて、またピッ。これがユニクロPayにより1回のピッになるというのですから、大幅な時間短縮になります。

利用者にとっても、このアプリの切り替えが中々面倒で、店員を前にするのが焦って誤って別アプリを立ち上げてしまうこともしばしば。

アパレル

生産性アップという切り口でPay導入

繁盛店であればあるほど、今回のユニクロの取り組みは思いっきり参考になるのではないでしょうか。

例えばドラッグストアでも似たような状況を経験したことがあります。

会員アプリで「ピッ」。決済アプリで「ピッ」。後ろにはレジ待ちの客がいるのに時間を取ってすいませんという感じになります。

そう考えると、ユニクロの今回の取り組みを参考に他の小売業でも導入して欲しいものです。

アパレル

それが店選びの選択基準ともなれば、なおさら。

今後、ユニクロPayに続くお店が現れることを切に願います。

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ZARAでさえ、店舗閉鎖とは

アパレル業界の勝ち組。ZARAだけど

トレンド商品を小ロットで回し、一気にさばく。これによりセール品に回す商品を少なくし、きっちりと利益を上げる。

これも全国に張り巡らされたトレンドウォッチャーの目利き力と商品化までスピード、そして強固な物流体制の賜物と言ってもいいでしょう。

かのユニクロでさえ遠く及ばない世界的トップレベルのZARAですが、コロナ禍による被害は、これまたご多分に漏れず甚大。店舗閉鎖を計画するに至りました。

店舗閉鎖規模は1000店レベル

コロナ禍で約90%の店舗が休業に追い込まれ、2020年2-4月の売上は対前年比で約50%ダウン。日本円にして約500億円の損失。

てなわけで、全世界え7400店舗展開するZARAですが、閉鎖店舗は1000店規模。対象は中・小規模のお店。売上に占める比率は5%程度と軽微。

とは言え、この閉鎖はコロナ後の新たな船出を宣言するもので、閉鎖はするものの、代わりに大型店舗を約450店ほど新規オープンする計画を打ち出しました。

店舗は販売から物流拠点へ

大型店舗の役割はズバリ物流拠点としての機能充実に置かれ、これまでの販売をメインとしたものから異なるもの。

現在、ZARAのEC比率は約14%。これを将来的には約20%に引き上げる計画を立てています。

その中で、機能するのが実店舗。商品の発送や引き渡しは店舗で行われており、新規オープン店もこの手の機能を充実したものなると予想されます。

大型店であれば、ストックも十分におけるし、トラックを横付けできたりとなにかとECには好都合。

業界のトップがこのような戦略に切り替えたことで他社も店舗経営のあり方を考える時が来たということでしょう。

ユニクロもいち早くシフト

ユニクロも既に店舗のあり方を模索している1社。販売はECと割り切り、試着する場、情報収集の場と割り切った実験店舗を既に立ち上げています。

試着もネットで予約でき、来店すれば待ち時間なく試着できます。

店内にはユニクロコーデの一般の方々の写真が飾られ、気に入ったコーデをタップすれば、店舗のどこに置かれているかがひと目でわかるようになっています。

この一連の消費者行動をデータとして蓄積し、商品開発にも活かしていくとのこと。これからのトレンドの兆しをキャッチにする上で有用な店舗形態ということが伺えます。

コロナ後の問われる店舗機能

アパレル業界にいたっては、コロナ後の対応としてZARAやユニクロの取り組みは大いに参考になるのでは。

販売はECに軸足を置き、店舗はブランドを体感、共感する場、購入するか否かを決める最終の場とする。

そうすれば自ずと店舗の在り方も見える気がします。

苦境にあえぐアパレル業界ですが、未来に向けた道が少しは見てきた感じがした次第です。

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振り切った感が凄い。ユニクロのショールーミング

見てるだけは今は昔

店頭に行くと呼んでもいないのに「何かお探しですか」と親切心でつきまとう店員。

人によってはおせっかい極まりないこの行動。そんな気持ちを代弁するかのように昔のCMで「見てるだけ」というのが流行りました。

それから数十年がたった今、ショールーミングという言葉が出現。店頭で欲しいモノを物色して、買い物はネットでという購買パターンが半ば定着してきました。

そのような行動パターンを受け入れる店舗も登場し、家電専門店では、プライスカードにQRコードをつけてネットの価格を確認できる、はたまたネット経由で購入できるという消費者にとって大変ありがたいサービスへと発展していきました。

これをさらに突き詰めたのがユニクロ、正確にはGUのショールミング店舗

販売はしません。試着に特化

この店舗が凄いのは、洋服の販売は一切しないという点。販売しないのはもったいないという声を一切断ち切り、本当の意味でのショールーミングを実現したこと。

仕組みはこんな感じ。まず顔写真を撮影して、店内の液晶画面に様々な洋服を着た自分が出現するというもの。コーディネートもお任せ。まるで着せ替え人形のごとく次々と洋服が変わる自分が映し出されていきます。

自分では気づかなかったこんな服も自分に合うかもといった発見も十分考えられます。

気に入った服があれば、その場で決定。QRコードが出現してアクセスするとネット経由で購入できる。

gu

在庫を持たないメリット

このショールミング型店舗のメリットと言えば、在庫を多く持たなくて良いこと。在庫を持つということはまず管理にさく人間も必要ですし、品出しやら棚卸し、在庫管理などなど付随する業務がてんこ盛り。これらが一切ないというのは店舗運営コストが大幅に削減できます。

加えてモノを置くスペースも大幅に削減でき、小スペースでも出店が可能。

極端な話、キヨスクレベルのこじんまりとした店舗も出店できるのではないかと思います。

gu

実現できた背景には物流改革

そもそも、ショールーム型店舗はアパレル業界では広く検討されていた話。

けど、オーダーを受けてから納品までの時間がどうしてもかかってしまうというとうことで断念するケースが多かったようです。

が、ユニクロの場合、翌日配送を可能にする物流改革を行ったことで、この課題を解決。

晴れて、ショールーム型店舗を実現できたというわけです。

今後、ネット経由の販売比率を増やしてく目標を掲げていることから、ショールーミング型店舗が増えていくこと間違いないでしょうね。

gu
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流通業界

即日配送実現に向けて倉庫自動化。ユニクロ

昔見たフリースのCMみたい

ユニクロが知名度を一気に上げたのは2000年前後のフリース。爆発的に売れに売れて学校ではフリースかぶりが出たほど。

そのきっかけとなったのがインパクトのあるCM。確かほぼ無音状態で吊るされたフリースがベルトコンベア的なレールに沿って流れていくというもの。

見るものには今まさに「あなたのお家の近くのお店までフリースを届けるからもう少し待っててね」とメッセージ的なものを感じられました。

実際は人力で、ピッキングをしてパッキングして出荷という流れを踏んでいたとは思いますが・・・

倉庫

物流も自動化の波

労働集約型のビジネスだけあって、どうしても人手が必要となる倉庫のお仕事。広大な倉庫内に所狭しと棚が並び次から次へとカゴに入れて出荷する。

僕もピッキングの経験はありますが、とにかく商品を覚えるまでが大変。商品を探すのに時間がかかると後に控える仲間たちに迷惑をかけますので、それは必至。

当時は、倉庫側も募集すれば大量の貧乏学生が応募してきましたが、今ではとんと。

この人で不足感、海外も一緒のようで、あのAmazonも自動化に向けて動き出したとのことで大きな話題となりました。

倉庫

人員9割削減に成功

2018年10月9日稼働させたユニクロの自動倉庫

人力で賄うのは運ばれたきた箱をチェックする検品のみ

トラックで入庫した商品の選別や倉庫内での運搬は全て自動制御されたコンベヤーロボットが賄ってくれます。

というわけで人員を9割も削減できるというのですから人手不足はほぼほぼ解消したと言ってもいいでしょう。

ベルトコンベア

鬼速の配送スピード

人員削減もさることながら、出荷までのスピードも大幅に短縮しているのがみそ

それまで8-16時間かかっていた作業が最短15分で済んでしまうというもの。

これにより即日配送がより現実なモノとなってきました。

Amazonはちょいと違う仕組み

ユニクロの場合はベルトコンベアで箱を流す仕組みですが、Amazonの場合は、商品棚が動くという仕組み。

洋服に限らず日用品、書籍と多種多様な商品を扱っているだけにベルトコンベアでは対応しきれなかったのでしょう。

一方のユニクロは洋服に限定され自社で製造している分、何かとコントロールが効きます。

場合によっては物流のことも考えた商品開発ということも十分考えられます。

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まとめ

倉庫の自動化で即日配送など便利になるのは大歓迎ですが、こうして働き口が狭まっていくのもちょっと寂しい感じがしてなりませんね。

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新商品・サービス

バーチャルスタイリスト?「Amazon エコールック」

アパレルに本腰か。Amazon

Amazonが本格的にアパレルに力を入れてきたというお話。

2017年は、AIスピーカー元年とも言え、Google、Apple、Amazon各社から発売されました。

AmazonのEchoも、「アレクサ」と呼ぶかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセット、Kindle本の読み上げなど簡単に音声操作ができちゃう。

Amazon蟻地獄がもっと深まり、これで他にはスイッチできないくらいの充実度なのに、アパレルにおいてはもう一歩踏み込んだサービスを展開しています。

AIがファッションセンスを判定

その名も、echo look。自分の姿を撮影をすると、お似合いか否かをAIが判定してくれるというもの。

AIの評価には、ファッションの専門家の意見も反映されているとのこと。

のサービス、実際にプロに見てもらうとなったら、相当な金額が発生するはず。

それが22,000円払えばずっと利用できると考えれば安いものです。

評価には色やフィット感などを評価している模様。

タンスの奥深くに眠っている洋服をあらためて来てみて自分に洋服を再発見してみたり、コーディネイト対決なるものをお友達としてみたり、色々な使い方ができそう。

Amazon echolook

評価は2分されている模様

echo lookは日本ではまだ発売されていないのは残念ですが、米国の利用者の声を聞くと「アドバイスが的確」「いらない服を捨てるのに役立つ」などの好意的な声がある一方、辛口のコメントも。

「利用者の色の好みを理解していない」とか「色重視で、フィット感やスタイリングを重視していない」という声も。

このような不満の声も、AIならば改善できるので、より評価の精度も高まっていくことが容易に想像できます。

日本に上陸したらヒットすること間違いないでしょうね。

Amazon echolook

ユニクロだって負けてません

迎え撃つ日本勢の筆頭格とも言えるユニクロも、AIを活用したサービス「UNIQLO UI」を開始しました。

こちらはAIが商品に関する膨大なコメントを解析してオススメの服を表示してくれるというもの。

「二の腕」とアプリに話しかけると、「二の腕が隠れる」商品はいかかでしょうか」と提案し、袖にフリルのついた洋服を提案してくれます。

「足を長く見せたい」お腹周りのぽっちゃりを隠したいと話しかければ、それに合った洋服を提案してくれるのでしょう。

服選びがなかなか決まらず時間だけをただただ浪費しちゃう人にとってはありがたいサービスと言えます。

UNIQLOIQ
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流通業界

これぞネットとリアルの融合。GUの取り組み

ネットとリアル店舗どっち

遠い昔から言われているネットとリアル店舗の融合。ネットが普及していく中で、家電やら本などは、リアル店舗は商品を見る場として捉えられ、購入はネットというのが一般的になりつつあります。

この流れを受け入れるかのごとく、ヨドバシカメラ(だったと思いますが)が、店頭でネット価格も見れちゃうという仕組みを導入しました。

アパレル業界においても、この流れが普及しつつあるのでは?というのが今回のお題です。

アパレル

ユニクロの弟分GU

ユニクロよりも格安品揃えがウリのGU。過去4年間を振り返ると、売上高は3倍強、営業利益は4倍強と不況にあえぐアパレル業界という見方は、GUには全くはてはまらないといったほど、今ノリのっている感じがします。

んで、次なる戦略は、それまでの売れ筋商品の「スカンツ」や「ガウチョパンツ」に頼る1本足打法ではなく、幅広い商材を扱う多角化に舵を切り、さらなる成長を目指す取り組みをスタートしました。

アパレル

肝はネット販売

この取組を推進するにあたって、鍵をにぎるのがネット販売。現在、GUの売上に占めるネット販売はわずか5%とふるわず。これを将来的には30%に引き上げるというもの。

この取組の一環として、ネットとリアル店舗の融合を推し進めているのです。

アパレル

電子タグでネットとの融合が加速

この融合で欠かせない技術が電子タグ。一昔前は、このタグ自体の価格が高く、なかなか普及が進みませんでしたが、価格がこなれてくると、十分ペイできると踏み、今では多くのアパレル店舗で導入が進んでいます。

GUも既に導入済み。例えば、無人レジにもこの電子タグは有効。買い物かごの商品をレジに設置された据え置きのスキャナーに欠かせば瞬時に合計金額をはじき出し、後はお会計するのみ。

レジスタッフの削減に寄与しているのです。

アパレル

GUの取り組みは先を行く

で、肝心のネットとリアル店舗の融合という点では、購入検討中の商品をあるデバイスにかざすと、何とおすすめの着こなし在庫状況商品レビューがその場で確認できちゃう。

商品が品切れの場合は、その場でネット注文すればOK。

しかも配送料は無料。基本、購入は店舗だけど、品切れの場合はネットで補完するという作戦。これなら品切れで今まで逃していたお客も確実に購入にしていただける仕組みが構築できるわけです。

将来的には、蓄積された購入履歴からおすすめコーディネートやこんな服もお似合いです的な提案も店舗でしくれるんでしょう。ネットでは送客狙いのクーポン券の発行や足の遠のくユーザーにはネット購入を進めたりと色々と考えられます。

ネットとリアルの融合。何かひとつ正解がでた気がします。

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流通業界

人手不足解消の一手、RFタグ

レジ待ちほどつらいものはない

最近コンビニでも目につくようになったレジ待ち。スーパーと違って店先にクルマを乗り付けてサッと買い物を済ますことができる。

それがコンビニの良い所だったのに、最近では買い物よりもレジで待つことが多くなり、長蛇の列を見て、別のコンビニに向かうこともしばしば

けど、そんな心の声を汲んでくれたのか、コンビニでも無人レジの導入の動きが出てきました。そのキーとなる技術がRFタグなのです。

レジ

アパレルを中心に普及進む

今から数年前から、アパレルではRFタグの導入がされており、どちらかと言うとスタッフの作業効率化という面で評価されていました。

例えば棚卸し作業。従来は半日がかりで、数人の人数をかけていたものが、1人でしかも数十分で終わってしまうというもの。

他にも入出荷の検品作業でも時間短縮にRFタグが大きく貢献していました。

このRFタグですが、お値段は当時は100円位とちょいとお高めで、それがネックとなり、中々普及しませんでしたが、今では10円ほど。ならば十分ペイできる、人件費と天秤にかけてトータルコストを下げられると見通しが立ち、アパレル業界では普及が進みました。

アパレル

そして無人レジへと昇華

それまでのRFタグの利用は、どちらかと言うとお店で働く人向けでしたが、客向けにも応用する動きが出てきています。

それが無人レジ。バーコードと違い1点、1点スキャナーで読み込まず、かごに入っている衣類の上、サワっとスキャナーでなぞるだけでカゴの中の内容物、点数、値段が瞬時に読み取れます。

これを無人レジとして活用。池袋東口店のジーユーでは既にこの無人レジを導入し始め、レジ作業にかかる時間が三分の一までに短縮できたとか。

加えて、それまでレジにつけていた4名のスタッフも、1名に減らすことができ、お客にとっても、店側にとってもメリットをもたらしてくれています。

アパレル

普及にかかせないコンビニ

アパレル業界では普及あ進んでいるものの、小売業全体で見るとRFタグの普及はまだまだ。

という訳で、店舗数が圧倒的なコンビニでの普及を目指して、国を挙げての取り組みがこれからまさに動き出そうとしています。

その名もコンビニ電子タグ1000億枚宣言。この数字を達成できればRFタグの値段もさらに安くなり、コンビニで導入するメリットも出てきます。

何よりもあのレジ待ちが解消されるのは客側にとってはうれしい話。

人手不足に悩むコンビニ店長もこれでシフト組に四苦八苦することもなくなるのではないでしょうか。

本来の便利なお店の姿に戻ってくれることを切に願うばかりです。

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消費者意識の変化が原因?衣料品の不振

今シーズンの冬はあったかいよ

例年に比べて明らかに暖かい冬。ここ最近は例年通りの寒さだけど年末のあの暖かさはマジで有りがたかったです。

朝起きるのもつらくないですし、部屋の中にいても薄着でいいし、加えて春物スーツも着回せちゃう。

自分にとっては、この暖冬大変助かっているのですが、衣料業界ではさにあらず。かなり深刻な様子

あのユニクロも苦戦

まずは百貨店。初売りで今年も絶好調継続かと思いきや、売れ行きがいいのは化粧品などの雑貨や高級時計。肝心の衣料品は不調で対前年比10%以上の減少。

デフレの雄、しまむらも苦戦続き。当初予定していた粗利益の確保は難しいとのこと。

そしてどんな不景気も結果も残してきたユニクロさえも、この暖冬には勝てなかったようで、2015年9~11月は前年同期比で17%の減少。減少幅を抑えるべく初売りで半額セールを行いましたが、それでも状況は芳しく無く下方修正を余儀なくされました。

衣料支出は年々減少

そもそも衣料品への支出が年々減少しているようで、2014年の調査で1世帯が1年間に衣料にかける支出は全支出の4%止まり。金額換算で14万円。月で言えば1万円と言ったところでしょうか。

そこに暖冬が重なり、今回のような各社残念な結果に陥っているのでは?という訳です。

自分に置き換えてみるとまさにその通り。スーツも2年サイクル位で新調していました。身が引き締まるし、オシャレもしたい。が、年齢を重ねるとそういった意識も薄れ、今では5年サイクル位でスーツを買っている状況。当然オシャレしたいという意識もほぼゼロに近い状態。衣料支出が年々下がるのもわかる気がします。

衣料品不振は消費者意識の変化

昔は自己表現の道具として衣料の役割が大きかった。なので、皆こぞって洋服を買い求めいました。ベルボトム、ブーツカットが流行れば同じかっこした人が学校にも渋谷にも山手線にもゾロゾロ。それにより、周りからはオシャレさんの称号を得られた訳です。逆にケミカルウォッシュのジーンズを着ているようだと、近寄りがたい方と周りから敬遠される。

そう考えると、洋服が唯一の自分を表現するツールでした。

合コンの時にいつもは見ない服装だったなんてこともよくある話。自分をよりよく見せようと努力しているんです。

が、今では自己表現のツールがSNSへと代わり、お金をかけずして自分をアピールできる。Twitterのコメントにしろ、Facebookでの飲み会、クラブ活動、家族との暮らしなどなどで。となると、自己表現ツールの主役だった衣料品はお役御免となり、結果、支出も減ってきたと。

コモディティとして進化

ということで、衣料に情緒的価値を求める人が少ないのならば、機能性に訴えればいい。実際にユニクロはヒートテックという機能性衣料で大ヒットをかましていますね。厚着をしなくても暖かい。Yシャツの下に着ても体型に変化がない。

軽いというのも機能の一つです。

衣料支出が減少していく中で、きっちり結果を残しているユニクロが、機能性衣料の成功を証明しているとも言えます。

ライフスタイルが変化しようとも、その担う役割を変えれば生き延びることはできる。まるでダーウィンの種の起源のように。

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景気ネタ

ユニクロの週休3日制って素晴らしいかと思いきや

目を疑った週休3日制

先日新聞に踊っていた「ユニクロ週休3日制」の見出し。思わず目を疑ってしまいました。何て社員思いの会社なのかと。

週休3日なら、週のど真ん中に休みを入れて、週末も休み。心身ともにリフレッシュするだろうなとうらやましく思いましたが、これって土日出勤を前提にした話。つまり平日の5日間で3日間お休みを取れるというものでした。

これまでも度肝を抜く施策を連発

これまでもユニクロは他社に先駆けて目新しい人事制度を導入していました。2014年のパート、アルバイトの約16,000人の正社員化がそれです。

業界のトップクラスとも呼べるユニクロがこのような施策を打ったものだから、同じようにパート、アルバイトを正社員化にする企業が続出したというのを記憶しています。

そもそもは深刻な人手不足が原因

そもそも好景気による深刻な労働不足が影響しています。小売業に限らず、飲食、物流、介護、IT業界など様々な業界で人手不足が顕在化。正社員化することで、つなぎとめに動くのも無理もない話です。

話は戻って週休3日制の件

この週休3日制に踏み切ったのには、ユニクロの地域限定社員制度がうまく機能していから。この地域限定社員の数は今では約1万人に膨れ上がり、正社員の4割を占めているといもの

1日4時間からでも働けるというのがうけたのか、主に子育て中の女性の取得が多いようです。となると週末は家族と過ごす時間を優先する。となると肝心の繁忙期となる週末に人が足りなくなる。

てな訳で、土日出勤を前提にした週休3日制が導入されるようです。これならば確実に土日の人手不足は解消できます。

とは言うものの、手のかからない中学生以上のお子様がいる家庭にしても、家族でのお出かけはできなくなるし、食事や選択など家事全般も旦那さんにお願いしなければならずで、ハードルは高そうな気がします。

他社への影響は必至

今回の週休3日制は、ユニクロならではの事情は多分にありますが、他社、他業界への影響は少なからずあるのでは

労働環境をより良くして、優秀な人材を獲得または引き止める。という面で見ると、この人事制度はありかなと。

例えば暇な月初を週休3日制にして、月末は週休2日制にするなど月単位で、休日を変動させるのもありかなと

色々と考えさせられる人事制度でした。