まさかの北川景子出演に驚き
スマホを悪用にされて命まで狙われるも無事救出されて犯人も逮捕。こうしてシリーズ1は無事ハッピィエンドに終わりました。
で、その余韻を引き継ぐ形で冒頭には北川景子が結婚式シーン。出席者にはシリーズ1でもおなじみの千葉雄大と彼女の役で今回ヒロイン役の白石麻衣。
寅さんでもシリーズごとに毎回ヒロインが変わっていましたが、ヒロイン役がダブル出演するのはなかったかも。
そんな常識を覆すかのようにまさかのヒロイン役W共演。しかも北川景子の出演は冒頭のみでシリーズ2の話には全くの部外者。
大女優ともなると主演じゃなきゃ嫌という話を聞くにつけ、北川景子のど料の広さを感じた次第です。
フリーWi-Fiに気をつけろ
この作品、日常のセキュリティにも役立つシーンも多く、中でもフリーWi-Fi利用で個人情報が引っこ抜かれるというのは参考になりました。
ヒロインの白石麻衣が、カフェでフリーWi-Fiにアクセスしていきなり今回の犯人に情報を引っこ抜かれます。
SNSのIDをはじめ、端末内の写真などなど。スマホは落としていないけど、このような形でも個人情報がただ漏れになるのかとゾッとしました。
今回の敵はかなり強敵そう
今回の適役は、シリーズ1の犯人も過去に接触した人物で、彼よりもITの技術レベルは明らかに上。かなりの強敵を敵に回した訳です。
仮想通貨会社の預金をほぼ全額引き出ししまったり、警察のホームページにウィルスの混入させてハッキングさせたりとシリーズ1よりもスケールアップ。
こんな凄腕に立ち向かえるのは警察署内を見回しても誰一人いない。
てなわけで、白羽の矢が立てられたのがシリーズ1で逮捕された男。
自分ならMと名乗る新たな敵をとっ捕まえられると豪語。警察側も背に腹は代えられず、彼の要求を飲み、PCを与え捜査チームに加えます。
究極のトラップ発動。新犯人の顔をパシャリ
とっ捕まえると豪語していただけに、やることが超絶。新犯人Mの顔写真を撮影することに成功します。
仕組みはこう。シリーズ1で逮捕された男は、Mを挑発すればするほど乗ってくるであろうと踏み、警察のホームページに、M逮捕特別チームのコメントをサイト上にアップ。
詳しくはこちらボタンを押すと閲覧者のPCカメラが自動で作動してパシャリ。これ実際にこんなことができたら恐ろしいですね。
よくもまぁ、こんなことを考えたものです。こうしてまんまとシリーズ1の犯人が仕掛けたトラップにハマったMは、顔バレすることになるのです。
絶対絶命。千葉雄大&白石麻衣
その顔はと言えば、顔の右側にやけどみたいな後があり、暗がりで見ると怖さ倍増。まさに新犯人という出で立ち。
ITスキルは一級品はもちろん、殺し屋を雇って多くの人を殺してきた残虐性を併せ持つ相当なタチの悪さ。
Mの挑発作戦で矢面に立つ千葉雄大に対し、捜査を止めないと彼女の命はないと脅しをかけます。
警察側はこの脅しに屈するはずもなく、白石麻衣にはゴリゴリの護衛をつけて対応。
ところが護衛についた警察官が、あっさりとMにノックダウンさせられ、丸腰になってしまった白石麻衣。
そこをMが雇った殺し屋に狙われクルマで拉致されてしまいます。
彼女がさらわれたことを知り救出に向かう千葉雄大。頼りは白石麻衣が持つスマホのGPS。高速道路のSAに停車したことを確認し、怪しいクルマを片っ端にチェック。
で、見事、白石麻衣発見し、彼女を救出するも最悪なことにMも現場に現れ万事休す。
いきなり拳銃を発泡し、まず殺し屋を射殺。計画が失敗したので事が露見するのを防ぐための行為だったのでしょう。
そして最後は千葉雄大と白石麻衣。彼らに銃口を向けるM。このまま二人してMに殺されてしまうのか。
最後は予想だにしなかった結末が待っています。そしてどこか影のある千葉雄大の理由も明かされます。これでシリーズ1から続くモヤモヤも解消されました。
シリーズ3が果たしてあるのか、あるとしたらシリーズ2のヒロイン白石麻衣は出演するのか。今後の展開が楽しみでなりません。