行き過ぎた残業時間はパケだけど。やる気アップには必要かもよ

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今考えると恐ろしい24時間働けますか

長時間労働などが原因で自ら命を絶つ。このような悲劇を起こさないためにも働き方改革なるものが始動しました。

コスト削減も意味合いも強いですが、この政府によるこの施策は、ここ数年で急速に普及。自分の取引先でも残業は基本的にペケという所が増えてきました。

自分が入社した頃は、「24時間働けますか」という栄養ドリンクのCMが流れ、批判的な声よりも、むしろ好意的に受け止められていた感じすらあります。

当然、毎日毎日、終電ギリギリの生活で、今考えるとよく身体を壊さなかったなと自分を褒めてあげたくもなります。

あれから20数年経ち、モーレツサラリーマンの時代は過ぎましたが、大変ではありましたが、日々自分が成長していることを実感できていました。

似て非なる、働きやすさと働きがい。

東証一部企業、東証二部企業の従業員を対象に、働きやすさと働きがいについて調査を行いました。

両者の間に相関関係があるのではという目的の元、実施されたわけですが、結論から言うと、残業時間削減は働きやすさを改善したけど働きがい、やる気を悪化させるというもの。

働きやすさとは、ズバリ残業時間削減。確かに会社に拘束される時間も短くなり、プライベートに時間を割くことができます。

が、働きがいともなると、ある種、自己成長欲求なども含まれ、これが限られた時間では満たされていない。

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残業時間削減のしわ寄せを喰らう若手

会社側からは時間管理がなっていない、効率よく仕事を進めれば就業時間内に終わらせることができる。

となると、若手社員の面倒を見るのも億劫となり、教育がどうしても雑になりがち。

若手社員も、経験値が浅いこともあり、時間管理やら効率良く仕事を進めるというのは難しい。ある程度経験を積まないと見えてこないものもあります。

てなわけで、想像するに、もっと成長したいと思っているのに存分に仕事を消化できない、学びの機会が少ないという状況に陥っている。

と言った具合に負のスパイラルに入り込んでいるのかなと。

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新入社員、3年持たない説はわかる気がする

ある種未消化、半人前状態が数年も続くと、俺、このままで大丈夫か?と意識高い社員は思うはずでしょう。

労務管理が比較的緩い、仕事に没入できる、日夜働きっぱなしの規模の小さな会社に転職してしまうのでしょう。

労務管理がきっちりしている規模の小さな会社はあるかと思いますが・・・。

とにかく3年も経たずして、新入社員が離職してしまう会社は、その原因を単純なミスマッチということで片付けるのではなく、育成という面を見直していかないと難しいかなと。

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もう徹夜なんぞはできないけれど・・・

20代に戻れると言われても絶対に断りますが、今の経験は20代の頃に先輩や上司に教えられていたものばかり。

明日までに資料を作成しといてという無茶振りも日常茶飯事。ので、客先からの無茶振りもさほど驚かない。無茶振り耐性がつているからでしょう。

そんな時は決まって徹夜して、カーセンサーを枕にして会社に泊まったことは何度もありました。

今考えると、とてもじゃないけど徹夜は無理ですが、何とか無茶な要求にも対応できる。

期日までに仕上げる条件をつけてこちら側に有利な形に持っていく。これも深夜にラーメンをごちそうをしてくれた先輩の教えでした。

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