久方ぶりの優勝と思いきや・・・
17番ホールまでは首位。このまま逃げ切って優勝かと思いきや、そうカンタに優勝できないのがイ・ボミの最近のかわいそうな所。2位にピタリとつけていた笠りつ子にバーディを決められ優勝はプレーオフに持ち越し。
しかも相手の笠りつ子は過去にプレーオフで2度も負けている天敵。
つくづくイ・ボミは運に見放されているのではと思いましたよ。
ピンそば1mに鳥肌
とにかく決まったことはしょうがない。気持ちを切り替えて笠りつ子との一騎打ちに集中しようと、表情からそんな覚悟を感じました。
んで、ピンから約140ヤードの距離を残したイ・ボミのセカンドショット。ピンそば約1mにピタッ。さすがプロです。
球の勢いからしてコロコロするかと思いましたけどピタッですから。
女王の覚醒を確信しました。この時ばかりは。
一方の笠りつ子はグリーンにオンしたものの距離は10mほど。
この瞬間、イ・ボミの優勝と喜んだ人は多いはず。僕もそのウチの1人です。
残りピンまで1mちょっとですから。普段のイ・ボミなら確実に決められるでしょう。
が、まさかの左にそれてバーディならず。
けど、同じ距離を残す笠りつ子が外せばイ・ボミ優勝でしたが、落ち着いて1mちょっと距離を沈めイ・ボミと並ぶパーをゲット。
最後は見事にバーディフィニッシュ
ということで、プレーオフも2ラウンド目。両者譲らずという感じで、難なく2オンを決め、ピンまでの距離が3m位はありましたでしょうか。
笠りつ子もあとひと転がりしていればカップに落ちそうな所だったものの球は勢いを失い、カップの縁周辺でピタッ。
で、イ・ボミの番。1回目よりも距離があったかと思いますが、そこは女王。同じミスは繰り返さないとばかりに微妙なラインを見事読み切り、バーディをゲット。
ここに通算20勝の偉業を達成することができました。
19勝でしばし足踏み
思い返せば、ここ最近のイ・ボミのゴルフは散々でした。
先週の大会も今シーズンでは見たこともない順位でした。
賞金女王さえも危ぶまれ、このままズルズル言ってしまうのか不安でしたが、見事復活。
この勢いで2年連続賞金女王を獲得して欲しいですね。
女子ゴルフの盛り上がりにも一役買うとは思うんですけどね。
今回は地上波ではなくBSの放送でしたし、感動を手軽に楽しめるなら女子ゴルフは良質なコンテンツだと思います。