映画批評

アジア映画

プロ中のプロオレオレ詐欺。声

後を絶たないオレオレ詐欺数年前から新聞、テレビで報道されるようになったオレオレ詐欺。最初は息子や娘を騙って、親を騙すという手口が多かったですが、今では警察が出てきたり、弁護士、銀行の担当などなど益々巧妙になってきました。日本特有の詐欺事件か...
ハリウッド

大きな一歩なのに作戦規模はちっちゃ「オペレーション・ミンスミート ナチ」

長きにわたり秘密にされていた事実歴史の裏にこんな事実があったとは?と言うよくあるテーマを扱った作品ですが、その規模はこれまで見てきた映画とは比べものにならないほど。しかも、この事実が公の知ることになったというのは最近というのですから、イギリ...
アジア映画

韓国映画は裏切らない「インサイダーズ/内部者たち」

巨大権力には抗えない国家の暗部に入り込んでしまったイ・ビョンホン、チョ・スンウのお二方。この先、人生を破綻させるような災難が降りかかろうと真っ向勝負を挑む姿が痛快そのもの。けど、相手は国家。警察や司法、果てはマスコミにも手を回し、自分たちの...
ハリウッド

料理の世界は奥深い「二ツ星の料理人」

魅せる料理。腹を満たせればいい人にとっては理解がむずい20代の頃に、一度だけ社長連れて行ってもらったフランス料理屋さん。どの料理も少量でお腹を満たせず食べ盛りの僕にとっては、やや物足りなさを感じていました。とは言え、量は少ないけれど、今でも...
日本映画

丁寧な暮らし。土を喰らう十二ヶ月

ポツンと一軒家ばりの山奥での暮らし人里離れた山奥で、ひっそりと暮らす。たまに訪れるのはご近所の大工さんと仕事関係の人。寂しい感じはするけれど、本人はその暮らしに満足しているようで、充実した暮らしを送っています。これも日々変化する自然を身近に...
アジア映画

内戦は怖いよ~ん「モガディシュ」

政情不安なのに大使館スタッフは凄い国内内戦がくすぶっている国に赴任する外交官は、さぞ肝が座っているとつくづく実感した本作品。舞台は今なお内線が続くソマリア。いつ内線が起きてもおかしくない状況の中、韓国はどうしても国連への加盟を達成すべく、ア...
ハリウッド

波乱万丈の上を行く。グッチのお家騒動。ハウスオブグッチ

始まりは、レディガガー演じるパトリツィアの登場本作を興味を持ったのが、ある一人の女性の存在で、歴史あるブランドが崩壊をしていく様子が描かれているという点。実際には、ちょっと違いましたが、とにかくレディガガ演じるパトリツィアが少なからず影響を...
ハリウッド

新解釈版?バイオハザード ウエルカムトウラクーン

バイオハザードシリーズとの連続性はなしバイオハザードと言えば、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスが、ゾンビをバッタバッタとなぎ倒す爽快な作品でした。シリーズも6回を数え、1作品目は2002年公開。ミラ・ジョヴォヴィッチも年齢的なことを考える...
ハリウッド

マーベル新ヒーロー。吸血鬼、モービウス

モチーフはバッタでもなく、蜘蛛でもなく吸血コウモリ。マーベルの新ヒーローという謳い文句で2020年に公開されたモービウス。聞き慣れない名前は登場人物の名前から取ったから。で、この新ヒーロー。モチーフとなるのが吸血コウモリ。仮面ライダーがバッ...
映画批評

セリーヌ・ディオンの半生を描いたヴォイスオブラブ

類まれな才能は幼い時から突出セリーヌ・ディオンと言えば映画タイタニックの主題歌を歌っていた人位の認識でした。洋楽をあまり知らない僕にとっては、マリアキャリーやレディガガ、ブリトニーに比べ馴染みが薄い。けど、本作品では、バラードに加えダンスを...