映画批評

日本映画

仮想と現実が錯綜「翔んで埼玉」

埼玉の人は懐が深いに納得 2019年話題となった本作品。埼玉県民を徹底的にディスった作品なのに何故か埼玉県民からは好意的に受け入れられ映画館の観客動員数も多いとのこと。 その懐の深い県民性が評価されたのか、都道府県別のイメージランキングも若...
ハリウッド

会社のエースがまさかのエイズ。「フィラデルフィア」

大役を任されたのに、まさかの解雇 会社に大きな利益をもたらような仕事を任されたら、僕なら早々に辞退を申し出るけど、そこは斜め上を行く人は違います。 大役を2つ返事で引き受け、この勝利宣言までしてしまう。そこまで自分に自信を持てる人をうらやま...
日本映画

全国民から狙われるってどんな心境?「藁の楯」

虎のしっぽを踏んでしまったのが全ての誤り 幼女連続殺人犯を殺した人間には10億円の賞金をあげちゃう。 このお誘いに誰もが色めきだち、この犯人はほぼ日本全国民を敵に回すことになります。 殺害した幼女が世界的な資産家の孫だったというのが運のつき...
ハリウッド

回想録という形が新鮮。アメリカン・プリズナー

死刑か否か。 犯罪心理学者の元に、ある死刑囚の死刑が是か非かの打診があり、早速刑務所へ。 最初こそ心を開いてくれたなかったものの、犯罪心理学者の説得による重い口を開き始めました。 彼の生い立ちから現在に至るまで、再現VTRを交えてこれまでの...
ハリウッド

室内シーンのみなのにはまる「GULITY」

緊急センターには迷惑な電話ばかり 日本で言えば110番や119番の受付センターに該当するような緊急センターには事件性の高いものから迷惑な電話などがひきりなしにかかってきます。 薬物過剰で幻覚症状を起こし、助けを求める男性や夜の女性に騙されて...
ハリウッド

小休止?スケールダウン。ジュラシックパーク3

シリーズ1、シリーズ2の振り返り シリーズ1、シリーズ2ともに恐竜パークオープンに向けてメディアを駆使して大々的にアピール。ハンター組織など人も数多く登場し、スケールの大きさを感じましたが、シリーズ3はうってかわって小規模化。 とある夫婦の...
ハリウッド

Tレックスに翻弄。ジュラシックパーク2

おじいちゃんの夢破れるのその後 おじいちゃんの長年の夢だった恐竜パークが死亡者を出す事故に見舞われ、あえなく断念。 おじいちゃんも十分に反省し、再起を図るなど微塵もなかったのに、婿殿がこれは金になるとばかりに、おじいちゃんに黙って恐竜パーク...
ハリウッド

ここから始まった。ジュラシックパーク1

今から30年近く前に公開 シリーズ4、シリーズ5を観てからの先祖返り。過去にシリーズ1は観ましたが、最新シリーズを観てから振り返ると、また違った発見がありました。 シリーズ4では、ジュラシック・パークが開園していましたが、シリーズ1ではこれ...
ハリウッド

新境地の幕開け。ロストワールド 炎の王国

恐竜大脱走のその後。 シリーズ4で恐竜が脱走し、多くの犠牲者を出したことで閉鎖に追い込まれたジュラシック・パーク。 あの大惨事から約5年後の世界を描いた本作品。当時の館長らしき女性は恐竜の保護団体を設立。世論で高まる恐竜撲滅の声を封じ込める...
ハリウッド

すべては元嫁の妊娠騒動から。「○○ストレジア」

始まりは元嫁の来訪 見覚えのある女性が突然自宅に現れ、しかもお腹は妊娠中。 この女性、5年前に交通事故で亡くなった兄の嫁。兄の死後、連絡は途絶えていたのに、なざ突然訪ねてくるの?もしかしたら再婚の知らせかと思いました。 それにしても兄を失い...