映画批評

ハリウッド

ディベートしたら絶対負けない「サンキュー・スモーキング」

社会的悪というハンディを背負いながら 健康に害を及ぼすと言われ世界的に見ても悪いイメージしかないタバコ。そんな圧倒的弱い状況の中、そんな社会の声にも屈せず、タバコ文化を途絶えさせないよう奮闘する主人公。タバコメーカーから資金援助を受ける外郭...
ハリウッド

今回は泣ける作品です。「デッドプール2」

期待を裏切らないクズっぷり X-MENと同種のミュータントなのに、ちびっ子のお手本になるような振る舞いは一切なく、むしろ反面教師とでも言いましょうか。とは言え、正義感が強く、真面目という一般的なヒーローものよりも、ちょっと人間味ある方が断然...
日本映画

魔法使いを思わせるタイトルに見事に釣られた「ラプラスの魔女」

ある意味魔法使いだけど・・・ とんでもないどでかい竜巻が母子を襲う。母は娘を守るため急ぎ近くの廃屋に避難。が、竜巻の勢いは廃屋の屋根をもふっ飛ばし、このままでは母子共に危ない。母親のとっさの判断で床下に潜り込ませた娘は難を逃れ、母は帰らぬ人...
ハリウッド

じわじわと調教されている?「フィフティ・シェイズ・ダーカー」

あんなに嫌っていたのに・・・ フィフティ・シェイズシリーズ3部作の2回目に当たる本作品。シリーズ1では、彼との出会いに始まり恋仲に発展するも、彼の行き過ぎたアブノーマルっぷりに彼女が愛想をつかわし破局を迎えるまでが描かれています。そしてシリ...
日本映画

ウシジマ君と比べてごめん「ゼニガタ」

金貸しに多い無口・無表情 お金貸しの作品と聞かれば、ウシジマ君を挙げる人は多いはず。主人公のウシジマ君は貸したお金は何としてでも回収する、情のかけらもない人。いっつも無表情で笑顔は一切なし。必要なこと以外しゃべらないという寡黙っぷり。そんな...
ハリウッド

悲しい過去には蓋をしたい「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

寡黙で偏屈な男に思わぬ過去 お風呂おの水漏、建屋周辺の雪かき、トイレの排水工事などなど。何かのトラブルに見舞われたら便利屋を呼べばOK。そんな日本に馴染みのない職につく主人公リー。修理の腕は一級品で会社からの評価は高いものの、愛想がなく思っ...
ハリウッド

自分も頑張らんきゃと気づかせてくれる「5パーセントの奇跡」

ある日突然はあまりにもショックだよ 小さい頃から視力の良さだけは誰にも負けないと自負していただけに、健康診断で視力が0.5と判定された時はあまりのショックで、しばらくは落ち込んでいましたが、この作品の主人公が経験した視力5%に比べれば、なん...
ハリウッド

ミイラ取りがミイラになっちゃた「ダンス・ウィズ・ウルブズ」

ミュージカル系の作品と思ったら大間違い アカデミー賞受賞作なのに見る機会が全くなかった本作品。作品タイトルのダンスにどこかひっかるところがあり、ミュージカル系の作品はちょっと・・・ということでしばらく敬遠していました。そんな先入観で見たもの...
ハリウッド

熱意が人を動かすとはこのこと。「オレの獲物はビンラディン」

すべてのはじまりは神の啓示 本作品の主人公ゲイリーは、いい歳して職につかずプラプラと適当に人生を送っていましたが、ある事がきっかけで、アメリカ国民のために大きなる野望に目覚ます。その野望とはビン・ラディンの捕獲。特に軍隊経験があるわけでもな...
Blog 反省

当時としてはかなり先を行っていたイクメン「クレイマー・クレイマー」

天国から地獄の忙しい日 アカデミー賞受賞作品の本作品。描かれている内容は子育てに奮闘するパパ。広告代理店勤務でバリバリのエリート。昇進の内示をもらい有頂天になってお家に帰ったら、奥さんから離婚を切り出され、天国から地獄へそして、ダスティン・...