映画批評

アジア映画

圧倒的な強さ。「監獄の首領」

ヤバイ刑務所に来ちゃったよ 訳あって刑務所に送られた元刑事さん。数々の犯罪を影で操る連中が刑務所にいるということで、ある意味潜入捜査という形に入所。相手方にバレないように、この潜入捜査がガチ際わまりない。余裕で犯罪に手を染めるわ、刑務所仲間...
ハリウッド

悪者は徹底的に成敗するのよ「エッジ・オブ・バイオレンス」

何かと話題の国境問題 今、アメリカとメキシコ国境付近が世界の注目を集めています。中南米のとある市民が国外を集団で脱出してアメリカに自由を求めて行軍を行ってきました。あれよあれよと人数は増え、希望と夢で満ち溢れていたのにアメリカは受け入れ拒否...
日本映画

セリフのやりとりがたまらない「ふきげんな過去」

昭和感漂う風景 木造建ての自宅兼居酒屋のお家。営業時間前に家族総出で栗の皮をはいだり、インゲンらしき豆を出したりと世間話をしながら、近所の噂話をするおばちゃん連中。どこか映画寅さんの一コマを見ているようでどこか気持ちが優しくなります。そんな...
ハリウッド

臆せず堂々とした姿に感銘「おとなの恋の測り方」

一つはコンプレックスを持っているけど 足が短い、鼻が低い、髪の毛が薄い。などなど身体的なコンプレックスは誰しも持っているもの。それがコンプレックスとなって、気後れしていつもの自分をさらけ出さない。結果、つまらない人と思われてしまうのがオチそ...
ハリウッド

記憶喪失じゃないの?「FIND ME」

オープニングから二度の驚き ちょっとだけ視線が合っただけで、自分に気があると勘違いして、その女性の跡を追う男。これってストーカー犯罪の作品と勘違いする人は多いはず。後ろからつけてくる男性に気づき、毅然とした態度で跡をつけないでときっぱり言い...
ハリウッド

コメディ映画という視点で見るとちょうどいい「68キル」

ぶっ飛び過ぎな彼女 固定した仕事に就かずその日暮らしの収入でなんとか生活している。それもこれも身体を売って彼氏のために尽くしてくれる彼女のおかげ。が、この彼女。かなりの変わり者。彼の顔の傷やらアザの後は、これ全て彼女による暴力。それも満面の...
アジア映画

大どんでん返しのオンパレード「悪女」

オープニングからスリリング満点 反社会組織の怖いお兄さんがたくさんいるビルに一人で潜入した殺人マシーンがバッタバッタと拳銃や鋭利な刃物でバッタバッタとなぎ倒していきます。それも、カメラは殺人マシーンの目線でこのシーンが描かれているものだから...
ハリウッド

とんだ大やけど。「ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡」

自分探しの旅に出たのか 何不自由なく生きてきた主人公ヨッシーでしたが、大学進学を前に一人旅に出ることを決意。 親の猛反対を振り切って訪れたのがボリビアのジャングル。そこで偶然あった自称ジャングル案内人カールにそそのかされて、生命の危機を味合...
ハリウッド

ちょっと怖すぎ「ザ・サークル」

ちょっと懐かしいFB全盛期の空気 SNSサービス会社を舞台にした本作品。サークルというFBライクなSNSサービスが世界の様々な国で使われているという設定。ひと昔前なら、もう少し熱量高めで見れたけど、FBがやや衰退期に入っている今となってはち...
日本映画

ドキュメンタリータッチで描かれる「彼女の人生は間違いじゃない」

様々な人の暮らしの今 震災で被災した家族の暮らしを描いた作品。これといったイベントもなく淡々と物語が進んでいきます。主人公は父と娘の家族や市役所で働く青年、旦那が汚染関連の仕事をしている夫婦など、それぞれの暮らしの今を描いています。 働かな...