映画批評

ハリウッド

今後どうやって着地させるの?「新感染半島 ファイナル・ステージ」

コロナよりもたちのわるい感染症 感染という言葉を聴くとコロナをどうしても想起してしまいがちですが、本作のそれに比べればコロナの方がまだまし思うでしょう。 本作の感染は人間のゾンビ化。マスクやウェイスガードなどではまず感染を防止するのは無理。...
映画批評

世界最大の英語辞典、オークスフォード英語辞典誕生までにこんな苦労があったとは。「博士と狂人」

辞書編纂作業は途方もなく大変な作業。それをこの人数で? 辞書編纂に関する作品はこれまでも見てきたことはあるけれど、編集者の数が圧倒的に少ない。しかも世界最大と呼ばれるオックスフォード英語辞典の制作だって言うのに・・・。 この誰もが避けたがる...
ハリウッド

まさにタイトル通りの数奇すぎる人生。こんな奇跡は続かないでしょ「ある画家の数奇な運命」

モデルは現代美術芸術家の最高峰と呼ばれるゲルハルト・リヒター ある画家の幼少期から大成功を収める前夜までを描いた作品。内容がかなりリアリティあるものだったので、観賞後に確認した所、とんでもない画家だったことを知り驚きました。 その御方とは現...
ハリウッド

何でも願いを叶えてくれる。けど代償も大きいけど・・・「ワンダーウーマン1984」

今度の敵は生身の人間だよ 本作でワンダーウーマンと対峙する敵は、前作と神に近い存在に比べるとグーンとトーンダウンしちゃう生身の人間。ちょっと歯ごたえなく物足りない感じはしましたが、物語としては前作を大きくしのぐ内容でした。 本作の鍵となる何...
ハリウッド

主役級ヒーロー大集結。結局の所、スーパーマンが群を抜いて強かったですけど。「ジャスティス・リーグ」

チームリーダーを務めますのは、バットマン DCコミックのヒーローが一堂に会する本作品。ラインナップはバットマンを筆頭に、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの面々。 ある化け物の復活で、このままでは世界が滅亡していしまうと危...
アジア映画

権力者に告ぐ。話が難しすぎるので、だろうという所でまとめてみました。

最近よく見かける実話に元にしたフィクション 本作品に登場する投資会社スターファンドは米ローンスター、スターファンドに安値で売却された大韓銀行は外為銀行とのこと。って言う所まで調べがつきました。 実際に起きた話は、ローンスターが安値で外為銀行...
ハリウッド

「サスペリア」。ネタバレ。主人公が覚醒の大どんでん返しに仰天。見事なまでの伏線回収。

持つかな~3時間弱の長尺映画にたじろぐ 1977年に公開されたリメイク版となる本作品。ホラー映画の新境地を開拓という触れ込みで、期待値も上がりまくりましたが、3時間弱の長さに、途中で飽きてしまうのではと不安を感じましたが、終わってみれば休憩...
ハリウッド

稀代の詐欺師。ある時はパイロット、医師、弁護士。実は高卒の学生さんでした「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

最初のなりすましはパイロット この御方、実在する人物で1960年代の米国において様々な職種になりすまして、数億円、いや当時で言えば数十億円はくだらない詐欺行為を働きました。 最初に、彼が目につけたのがパイロット。当時はまだ高校在学中だったか...
ハリウッド

「バーチュオシティ」ラッセル・クロウの怪演ぶりが印象的。あの笑い声は犯罪者そのもの

これってマトリックス、ターミネーター2の原型? 1995年に公開された本作品。仮想世界の犯罪者がリアルな世界に舞い降りて悪事を働くというもの。 仮想空間と言えば、思い出すのがマトリックス。こちらは現実世界に影響はなかったけど、少なからず本作...
アジア映画

暗殺殺人。この犯人、相当頭が切れるのでやっかい。刑事さんもよく耐えました

いきなりタックルって何事? 麻薬関連の捜査中に情報提供者として接触した若者。が、どこか態度がいけすけない。刑事さんの質問に対しても適当な返事がせず、しまいには、もっと情報が欲しければ金を出せという始末。 呆れる刑事さんでしたが、貴重な情報を...