RPAロボットにお任せ。提携業務からさよなら。

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ロボティックプロセスオートメーション(RPA)とは

RPAとは、人に代わってパソコンの操作をソフトウエアが代行してくれるといもの。

例えば複数のデータベースからデータを引っ張ってきて、コピペしてお決まりの資料にまとめるとします。この一連の作業をロボット君が全てしてくれます。

誰も座っていない机の上のパソコンがサクサクと自動で作業をしているといった感じでしょうか。初めて見た人にはお化けが出たとさぞ驚かされることでしょう。

世は働き方改革の真っ盛り。残業時間削減、生産性向上の切り札として今、注目が集まっています。

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毎月の報告書作成をロボットが代行

例えば、毎月作業が発生する定型書類の作成などは、このRPAに任せてしまえばOK。

締切直前に残業して何とか提出に間に合わせるなんてこともなくなります。

これにいち早く目をつけたのが電通。今、働き方改革を率先して行っていますが、その一環としてRPAを導入しました。

例えば毎週1時間かかっていた各TV局の視聴率リポートの作成をわずか5分で終わらせることができる。担当者をボタンをポチッと押せばOk。これなら労働時間を大幅に短縮できること間違いなしです。

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システムへの負荷も考慮

現在、電通では、約500体のRAPロボットが稼働しています。

この先も予算を投じて増やしていくようですが、これが増え始めると既存システムへの負荷がかなり高まるということで、ロボット奉行なる部署を立ち上げて、日々ロボットの体調を管理して安定稼働に努めています。

一方で、ロボットの稼働が悪ければ、担当部署に使わない理由、どこが使いにくいかなどを聞き出し、日々、ロボットの改善に務めています。

ここまではRAPを導入した企業は最初に抑えておきたいポイントになります。電通の場合は、さらに一歩先を行き、ロボット業務の重複を洗い出して業務のスリム化を進めている。無駄を省いて、より生産性の向上を図っています。

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14万時間を削減

リース会社でも、RAPを導入して労働時間の削減に成功した企業があります。三井住友フィナンシャル・グループのリース会社では、FAXで送られてくる書類の仕分けをRAPへ移行。

それまで10人がかりで数万枚に及ぶ書類の仕分けを、RAPに移行したことで、年間で3600時間も削減できました。

これにより人間は優先度の高い書類処理に注力することができ、生産性が向上。とにかく回答の早さが受注に繋がるという業界だけに、RAP導入でスピードも高まりました。

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まとめ

働き方改革と言ってもまずは今の仕事の棚卸しから初めて、そこから、これは人間、これはロボット、これはやらなくていい、これは時間を短縮しようと仕分けしていくことが大事だなと痛感しました。

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