呉越同舟?スカイマーク再生

飛行機航空業界|経済

同時の勢いは枯れちゃったけど・・・

LCCの先駆けとした当時は注目企業だったスカイマーク。2011年には、一時時価総額約1000億年に到達。5年後には経営破綻とは誰もが予想しなかったのでは・・・

要因としては、大型機関連の失敗やら、LCC市場の激化などが上げられています。で、再建に向けて立ち上がったANA&投資会社連合。けれど再建に向けた思惑違いがあるようで不穏な船出といった感じがします。

共同運航推しのANA

ANAの掲げる再建策が共同運航。スカイネットアジア航空やスターフライヤなど経営危機に陥った航空会社をこの手法で再建させています。

てなわけで、同じ手法でスカイマークも再生していこうと。たとえば羽田-山口宇部線。ANAは既に減便していますが、この路線をスカイマークと共同で運行させることで、減便分を補填できます。

が、これが実現するとなれば、スカイマーク側の予約状況や航空券の価格設定といった重要な情報がANA側に筒抜けになる恐れがあり、それが二の足を踏んでいるご様子。

投資会社は独立性を主張

投資会社としては、企業価値を高めて売り抜けるというのが最終的な落とし所。なので、独立性を維持した再建を狙いとしています。共同運航となると独立性が維持できないわけです。

投資会社としては共同運航をしなくても、2011年の高収益体質は維持できる踏んでいるようです。

どうなるスカイマーク

現状、LCC会社が増えている中で、高収益体質を維持できるかは疑問の声も。けれど共同運航となると独立性が担保できない。スカイマークは考え方の異なる上司がつき、心の悩ます部下のようにも見えてたまりません。

むしろ、スカイマークの社員による再建に向けた施策を出した方が話がまとまるのでは?素人のくせに思ちゃったりしちゃいます。

今回の事例身売りされた企業全てに言えることで、身売り先が何社もあるとなると、それはそれで気苦労も多そう。

再び高収益の空に羽ばたくスカイマークを見て見たいものです・・・・

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