VWの排ガス不正問題でとんだトバッチリ

VW排ガス不正問題とは

今回の不正をざっくり解釈すると排ガス試験では、浄化装置をフル稼働して排ガスの排出を抑え、実走行の際は、浄化装置効き具合を落として燃費を優先したといことだと思います。

燃費試験も一緒じゃん

まぁ、ソフトを改造してまでてという悪質性は高い感じはしますが、メーカーの燃費試験もこれに近い感じはするんですよね。

車両を限りなく軽量にしたりとか、一説には試験の時だけ燃費のいいタイヤを履かせるとか・・・

てなわけで、カタログ数値の燃費は物凄くいいのに、実際に走ってみると、そこまでの燃費を叩き出せない。ただ、この件は、広く一般的に知れ渡っているので、誰もこの件で、目くじら立てて、「詐欺だ!!」なんて声高に叫ぶ人もいません。

が、今回のVWの排ガス不正問題ときたら、全世界を巻き込む大事件に発展。他メーカーもトバッチリを受けています。

ベンツ、BMWもいい迷惑

メルセデスベンツは2015年9月にディーゼルを搭載した新型Cクラスを発表しましたが、きっぱりと不正ソフトは使っていないと宣言。加えて、ドイツの環境団体から、不正疑惑をかけられましたが、そこもきっぱりと否定。

BMWに至っては、一部車種で実走行時に規正を上回るNoxを排出したなどと報道され、こちらも即効で火消しにかかりました。

この報道により、一時株価が下落するなどとんだ、トバッチリを受けました。

環境面から見てもディーゼル普及は良いんだよ

ディーゼルはCO2の排出量がガソリンに比べ低いのにくわえて、ガソリンよりも貯蔵性が高く、余剰気味の軽油を使うということで、エネルギー安全保障面でも理にかなっているといわれています。

が、ここまで話が大きくなると、第三者の団体による試験が活発化するもの。

欧州では規制を強化する動きも

例えば環境団体などが独自に調査に動き出し、規制を上回る排ガスが検出されたなんて、大々的に報道すれメーカーとしても致命的な打撃を被ることは必死。

一方、国としても規制強化する動きもあり、米国やドイツ、フランスが強化する方針を発表しています。

ディーゼルを取り巻く環境のハードルがさらに高まる恐れがあり、普及の足かせになることは間違いないでしょう。

やっとこさ、マツダのおかげで、ディーゼルの普及も進みクリーンな印象が根付いてきた矢先に、VWの排ガス不正が発覚し、日本市場におけるディーゼル市場の拡大にも少なからず影響を与えることでしょう。