都市型回帰で店舗削減の中、逆張りのケンタッキー

ケンタッキー流通業界

ヤマダ電機店舗閉鎖の衝撃

数年前までは飛ぶ鳥を落とす勢いのあったヤマダ電機が、経営不振で苦しんでいます。んで、地方の店舗を閉鎖し、都市型店舗の出店を加速させるとか

人の流れも地方から都市への動きも顕著で、そう考えるとヤマダ電機の出店戦略は理にかなっていると思います。

2020年までに2000店

加えて、少子高齢化となれば国内需要は先細ることは目に見えている。なのに、この度のケンタッキーの大量出店は、興味深く映りました。

現在、2015年時点で1531店。それを5年後には2000店。5年間で500店出店というのだから、1年間で100店というハイペースにも感じます。

どこか入りにくいケッタキー

ファーストフード店は数あれど、ケンタッキーは庶民よりというよりか、ボンボンの子が通うお店というイメージがぬぐえません。商品単価は高いし、1品注文なんぞしようものなら、店員から冷たい視線を浴びせられちゃうのではないかとドキドキ

なので、ケンタッキーは自分の中では苦手な部類に入るお店

入りやすいお店づくり

今回、出店するお店は、この入りやすさを是正するような試みが見られます。ファーストフード店というよりも喫茶店っぽい店づくり。今時の言葉で言えばカフェです。

産地にこだわったコーヒーや紅茶などをウリにガッツリ食事というよりも、軽くお茶するという感じのお店。既にカフェ型のお店も出店して、集客は上zのようです。

出店基準も見直し

加えて、出店基準も見直して、出店しやすい環境づくりをしている模様。従来は、その場で食べられるスペースがマストだったのが、条件を緩和。持ち帰り専門のお店もOKとしたそうです。

さらに従来は、本部主体で出店計画を作っていたのが、地域の事情に合わせて出店に変更。地域マネージャーに権限を委譲し、組織からも出店しやすい環境をづくりを進めています。

成功するか、強気の出店攻勢

ファーストフードの王者、マクドナルドが苦しんでいる今、一方では出店を加速させるお店もあるなど、混沌としている感じがします。ライバルもコンビニやらスターバックスなどのカフェもあり、ファーストフードというカテゴリーが意味をなさない時代になってきた感じがします。

クリスマスはケンタッキーから、営業の休息の場にケンタッキとなるか、今後の動向が楽しみです。

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