イーストウッドは役者としてもピカイチ、「人生の特等席」

マネーボールとは真逆の作品。データ重視のスカウトが全盛の中、長年の経験やカンを頼りにスカウト業に精を出す男の物語。

イーストウッドがいい味出してる。

まさに頑固親父を絵に描いたような主人公ガス。球団からあーだー、こーだと言われても、自分の考えを曲げず、我が道を行きます。
イーストウッドが演じるから、さらに、その頑固一徹感が倍増し。昔はちゃぶ台ひっくり返してたんだろうなと想像力をかき立てられます。

娘ミッキーもさすがガスの子

小さい頃、父と一緒に球場に足繁く通っていただけに、配球を呼んだり、バッタのくせを見抜いたり、父親ゆずりの分析をビシバシと繰り出します。
野球をちょっとかじっていた私から見ても、この人、学生時代は強豪校のレギュラークラスだんたんだろーなと思うほど。

人生の特等席

男はつらいぜ。イーストウッド

訳あって大きくなるまで、一緒に暮らしていなかった2人。奥さんなき後、親戚に預けられたミッキーと、子供を顧みずスカウト業に精を出すガス。
お互いに口には出せない秘め事を心にしまいつつ、悶々とした中で、生活を共にします。が、ある事件をきっかけにミッキーが爆発。父から聞かされた衝撃の秘密に見ている方も口がアングリ・・・。

やっぱり直感と嗅覚が大事

冒頭の話に戻りますが、球場に一切、足を運ばず数字を元に選手の能力を判断するのはどうかなーと思うのです。やっぱり球場に足繁く通って、自分の直感と嗅覚を頼りに選手の能力を評価する。
データには、変化球を打った時の打音や脇の開き方など見えないのですから・・・。