タイトルとは真逆、映画「暗殺教室」

暗殺教室日本映画

シリアスな映画と思いきや

暗殺ってワードに、いじめを題材にしたもの凄く陰湿な感じを受けたけど中身は全く真逆のコメディタッチの映画。

設定のぶっ飛び具合から、これは外したかも?と頭をよぎりましたが、よく出来た話の展開で、ついつい最後まで見てしまいました。

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主なあらすじ

地球滅亡を公言する地球外生命体が、政府の要請により何故か地方の中学校に赴任。んで、現場担当の防衛庁の人が生徒に対して、こう宣います。「1年の猶予を与えるから、この地球外生命体を殺してさい」と。殺したら100億円を上げるというんだから、生徒たちは色めき立ち、地球外生命体をあれやこれやと罠を仕掛け殺しかかります。

暗殺教室

タイトルの暗殺とは程遠く、何か壮大なコントを見ている感じがします。

飽きさせない工夫がいい

そんな設定なもんだから、すぐに飽きが訪れるんですけどね、いいタイミングで停学中のクラスイチのやんちゃ坊主が復学して、こいつなら先生を殺せるかもって期待を膨らませてくれます。

まぁ、大した活躍もできずに早々に先生にコテンパンに殺られちゃうんでけど。

で、1回めの盛り上げが収束すると次なる転校生が登場。てな具合に矢継ぎ早の転校生の登場で、作品の期待値も高まっていきます。

暗殺教室

高嶋政伸が怖い

転校生で話が行き詰まると今度は、キャラのたった先生が登場。地球外生命体を倒すべく中学生たちを鍛える言わば教官役で高嶋政伸が登場。柔和な笑顔と兄貴肌の面倒みの良さで生徒の心を鷲掴みにするも、次第に鬼軍曹バリの性格が顔を出し、生徒に暴力振るうわで大変な事に。

まぁ、速攻で教官はやめさせられますが、こんな憎たらしい役も演じられるのかと幅の広さを感じました。

原作読もうかな

そもそも原作は週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画。映画ではその一部しか描かれていないものの、地球外生命体の過去がチラチラと登場したりして、これってシリーズ2もあるの?といった感じ。むしろそっちの方を知りたくなりました。

地球外生命体の猶予期間は1年とわずか。1年なんてあっとゆう間ですから、連載の延命のため期間延長なんてこともあるでしょう。

となると、シリーズ2が上映するのを待つより原作を読んだ方が手っ取り早い気がします。

とにかくシリーズ2がやるということであればぜひ見たいと思わせる作品でした。

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