物流業界

日本郵政に向けられる厳しい投資家の目

手堅い利益予想 日本郵政が発表した3年間の中期計画の利益目標が、あまりにも手堅すぎるので、投資家からは失望の声がチラホラ。 目標は2014年度の4200億円から300億円の積み増しの4500億円。1年当たり100億円積み増しとなる計算。 上...
住宅・不動産

プロ経営でも住宅不況に勝てず。LIXILの減益

消費増税で住宅市場壊滅 株価2万円突破で景気に少なからず光がさした感じがするけれど、まだまだ財布の紐は硬いまま。特に高額商品の住宅となるとその傾向はさらに強まる。消費増税の影響もあって住宅産業は今なお苦しい状況が続く 減益見込みのLIXIL...
自動車業界

急にクルマが売れなくなっても大丈夫。トヨタの新工場

工場設備を考える そもそも工場規模は生産量に応じて設計される。例えばクルマであれば、年間で20万台生産しよう。なら、規模としては東京ドーム3個分ねといった具合。けど、計画が狂えば大赤字となり、おおきな負担になる。 設備投資の難しさはここにあ...
景気ネタ

ここ最近の株高の秘密とは

株価2万円突破のワード飛び交う 2015年4月10日頃だったか、駅のキヨスクで見た「株価2万円突破」の見出し。一時的とは言え、数年前の7000円時代を思えば、今のこの状況は本当に信じがたい。 そもそも、ここ最近、株価が急激に上がったのか・・...
電機業界

国有もまったなし。シャープの正念場

革新機構の出資受け入れ 経営不振のシャープに愛の手を。と言葉の響きは良いけれど実情はドロドロ。なんせシャープの象徴とも言える液晶事業を分社化するって言うだから。 分社化すれば、革新機構の出資は受けられるけど、それってある意味国有化 男気あふ...
製紙印刷業界

合従連衡。戦国時代の様相、製紙業界

昨日の友は今日の敵 紀元前の中国戦国時代にも似たような製紙業界の勢力図争い。互いに同盟を結び強国秦への共闘体制を結んでいたかと思えば、抜け駆けして秦とも同盟を結び自国の安泰を狙う。全くもって節操のないというか仁義がないとういか。 今回のお話...
ハリウッド

グランドチャンピオン決定戦。「ハンガー・ゲーム2」

1作目を覚えていないとつらい シリーズもの作品の場合、全く新しい話の展開ということであればついていけるけど、ハンガー・ゲームの場合は、そうはいかない。ガッツリ前作の続きなので、前回のストーリーを覚えてないと前半は全く無意味。 洋風バトルロワ...
新興国ネタ

一足飛びに最新自販機、中国の事情

中国の自販機事情 世界第二位の経済大国中国ですが、驚くことに自販機の普及はわずか10万台。日本の1/10も満たないというお寒い状況。 けれど、この発展途上の状態が逆に最新鋭の機器を普及させるのに一役買っている。 日本の自販機と言えば 所変わ...
新興国ネタ

販売台数世界一中国。リサイクルビジネスに商機

自動車リサイクル法以前の話 2005年から施行された「自動車リサイクル法」。資源の再利用を目的に、エアバッグやフロン等の処理が中心。環境保全の一環でスタートし、今ではほぼ定着。 今回のお話は、そんなクルマのリサイクルにまつわるお話。 中古品...
IT業界

中国再参入。楽天の野望

スピード撤退、楽天 2010年、中国検索大手、バイドゥと合弁会社を立ち上げ、さぁ中国市場の攻略だと血気盛んに乗り込んだものの、結果は惨敗。ECバブルとも呼ばれていた当時の中国にあって、品揃え、価格では競合他社に遠く及ばず1年半で撤退という潔...